山車が海に入る海中渡御が行われる三谷(みや)祭を観に行った。
山車(やま)を氏子達が引いて、八釼(やつるぎ)神社と若宮神社の間をねり歩くお祭り。
元禄9年(1696年)から受け継がれている。2日間行われるのだが、1日目に、東の若宮神社の応仁天皇が、西の八釼神社のヤマトタケルノミコトに東に遊びに来るようにと誘いに行き、2日目にヤマトタケルノミコトが東にやって来ると言うことなのだそう。
何と言っても一番人気は2日目の朝、4台の山車が海に曳き入れられ、約400メートルの渡御を行う海中渡御。

1800年頃から海中渡御は行われはじめていたが、昭和35年(1960年)に、伊勢湾台風の影響で河岸埋立工事が行われ海中渡御は中止。
平成8年(1996年)、創始300年祭を機に再び海中渡御が行われるようになった。
西区の恵比寿の山車(やま)には、屋根のからくり人形が乗っている。

総勢100名ほどの男性が曳くさまはなかなか圧巻。
上区「剣の山車」、中区「花の山車」、北区「三蓋傘の山車」、西区「恵比寿の山車」の4基による海中渡御が行われた後、東区「神船若宮丸」と、松区の「神輿」は八釼宮本社、源太夫社の二基が今宮神社に続く。



陸に上がると、横に渡してあった何本もの丸太をはずして、若宮神社に山車が曳かれて行く。



若宮神社の広場に上区「剣の山車」中区「花の山車」北区「三蓋傘の山車」西区「恵比寿の山車」の
4基が集結。
各地区が色々な舞などを奉納するのだが、神社の境内、参道などで同時進行で行われていくので、あちらでもこちらでもやっている。

松区の天狗
天狗は猿田彦を表しているのだそうで、観客や氏子達の頭を叩くことで、厄除けをしていた。

松区のくぐり太鼓
親が二人の子の間を潜るような所作で踊る場面があることによる。歌詞もお囃子もなく、三つ巴文様をあしらった親太鼓と子太鼓2人の計3人が太鼓を叩きながら踊る。顔にも赤い布がかかっているので演者の表情などは見られないが、なかなか趣があった。

上区(あげく)
お面をつけた6名が舞いを奉納するのだが、文化文政期には今に近い祭礼が行なわれていたのだそう。

東区の子躍り
可愛い男の子と女の子達による。


北区の七福神踊りと、大楠公踊り(小躍り)



中区の子躍り「東山」をする子供達。時間がなかった為、彼らの舞は残念ながら見られなかった。

海中渡御はもとより盛りだくさんな舞などを、各地区の子供から大人まで大勢が参加したこのお祭りは、非常に見応えがあった。また、女性陣は、おうどんと生ビールやお茶を無料でふるまってくれていて、そのきっぷの良さにもビックリ。

山車(やま)を氏子達が引いて、八釼(やつるぎ)神社と若宮神社の間をねり歩くお祭り。
元禄9年(1696年)から受け継がれている。2日間行われるのだが、1日目に、東の若宮神社の応仁天皇が、西の八釼神社のヤマトタケルノミコトに東に遊びに来るようにと誘いに行き、2日目にヤマトタケルノミコトが東にやって来ると言うことなのだそう。
何と言っても一番人気は2日目の朝、4台の山車が海に曳き入れられ、約400メートルの渡御を行う海中渡御。




1800年頃から海中渡御は行われはじめていたが、昭和35年(1960年)に、伊勢湾台風の影響で河岸埋立工事が行われ海中渡御は中止。
平成8年(1996年)、創始300年祭を機に再び海中渡御が行われるようになった。
西区の恵比寿の山車(やま)には、屋根のからくり人形が乗っている。

総勢100名ほどの男性が曳くさまはなかなか圧巻。
上区「剣の山車」、中区「花の山車」、北区「三蓋傘の山車」、西区「恵比寿の山車」の4基による海中渡御が行われた後、東区「神船若宮丸」と、松区の「神輿」は八釼宮本社、源太夫社の二基が今宮神社に続く。



陸に上がると、横に渡してあった何本もの丸太をはずして、若宮神社に山車が曳かれて行く。



若宮神社の広場に上区「剣の山車」中区「花の山車」北区「三蓋傘の山車」西区「恵比寿の山車」の
4基が集結。
各地区が色々な舞などを奉納するのだが、神社の境内、参道などで同時進行で行われていくので、あちらでもこちらでもやっている。

松区の天狗
天狗は猿田彦を表しているのだそうで、観客や氏子達の頭を叩くことで、厄除けをしていた。

松区のくぐり太鼓
親が二人の子の間を潜るような所作で踊る場面があることによる。歌詞もお囃子もなく、三つ巴文様をあしらった親太鼓と子太鼓2人の計3人が太鼓を叩きながら踊る。顔にも赤い布がかかっているので演者の表情などは見られないが、なかなか趣があった。

上区(あげく)
お面をつけた6名が舞いを奉納するのだが、文化文政期には今に近い祭礼が行なわれていたのだそう。

東区の子躍り
可愛い男の子と女の子達による。

西区の大名行列 (通称 「奴」)

北区の七福神踊りと、大楠公踊り(小躍り)



中区の子躍り「東山」をする子供達。時間がなかった為、彼らの舞は残念ながら見られなかった。

海中渡御はもとより盛りだくさんな舞などを、各地区の子供から大人まで大勢が参加したこのお祭りは、非常に見応えがあった。また、女性陣は、おうどんと生ビールやお茶を無料でふるまってくれていて、そのきっぷの良さにもビックリ。
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