琵琶湖の東側にある 多賀大社、胡宮神社、百済寺 と観た後(それらの様子は こちら)、百済寺と同じく湖東三山である 金剛輪寺 西明寺 に行った。

金剛輪寺

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天平13年(741年)に、聖武天皇と行基菩薩によって開山。
血染めの紅葉と言われる赤い紅葉が有名とのこと。




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黒門から中は、紅葉の世界が広がっていた。

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参道からして紅葉がまばゆいというのはこのことかと思える素晴らしい紅葉だった。







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花より団子ではないのだが
お腹が空いてきたので、
まずは境内の接待坊である 華楽坊 で精進料理を。
その様子は追って。






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池泉回遊式庭園は、桃山・江戸初期・江戸中期の三庭からなり、老松蒼杉を背景にしているのだそう。
国の名勝にも指定されている。





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紅葉の間に、秋に咲く桜も楚々と咲いていた。

開け放たれたお座敷から庭の紅葉が額縁の中の絵のようだった。

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池には、紅葉が映り込んでいて
尚、華やかなお庭になっていた。



千体地蔵が、境内の参道などあちこちに。
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西谷堂の横のモミジは未だ緑、黄色、オレンジで、そのグラデーションも綺麗だった。





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国宝の本堂
鎌倉時代の和様建造物








イメージ 8三重塔(待龍搭) 
国重文建造物

一階には大日如来が安置されている。
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西明寺

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平安時代初期の承和元年(834年)、仁明天皇の勅願により三修上人が開創。源頼朝が訪れ、戦勝祈願をしたのだそう。戦国時代に織田信長が比叡山を焼き打ちし、その直後に17の諸堂と300の僧坊があったこの西明寺をも焼き打ちしたが、本堂、三重塔、二天門が焼失せずに現存している。



蓬莱庭



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本堂は鎌倉時代の代表的な建造物で国宝第一号。







イメージ 22総桧造りの国宝の三重塔は、前回の修理から37年経ち、屋根の檜皮葺が傷んでいるためシートに覆われて修復中だったが、見学通路が設けられていて、その屋根を間近に見ることが出来た。
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二天門










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3日前に行った 永源寺、そしてこの日に順に廻った百済寺、金剛輪寺、西明寺 と徐々に標高が下がっていくに従い、真っ赤な紅葉から黄色やオレンジ、あるいは緑などのグラデーションを楽しむことが出来た。





紅葉を満喫した後、せっかくここまで来たのだからと国宝の 彦根城 にも寄ってみることにした。
その様子は その3 で。