名古屋クラシックフェスティバルの一環として、ウクライナ国立歌劇場のオデッサ・オペラが、マリア・グレギーナ(ゲルギーナと思っていたが、今回の日本語表示はグレギーナとなっていたので、以下グレギーナと)をトゥーランドットとして上演されるので行ってみた。

この演目は、ヴェルディの「アイーダ」を観てオペラ作曲家を目指したプッチーニの唯一の合唱曲の多いグランドオペラ。
指揮:当初はワシリー・ワシレンコだったが変更でユーリィ・ヤコヴェンコ
トゥーランドット:マリア・グレギーナ Maria Guleghina
カラフ:オレグ・クリコ
リュー:アーラ・ミシャコワ
ティムール:セルゲイ・ザムイツキー
(急遽ヴラディミール・グラシェンコより変更)
アルトゥム:イェヴゲニー・ガウリシ
ピン:アレクサンドル・ラーピン
パン:ヴィクトル・チェルヴォニョーク
ポン:イーゴリ・コルナトフスキー
役人:アンドレイ・カリュージュヌイ
管弦楽:ウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団

通常、歌手の声を消さない為に管楽器が少ないのだが、この演目に関しては合唱人数も多いので管楽器も多いが、カラフ役のオレグ・クリコよりもグレギーナの声量が増しているような迫力だった。
「ママとあそぼう、ピンポンパン」とう子供番組がかつてあったが、そのタイトルは、この演目で登場する宮廷の三大臣の名前。
ピン役の歌手の人は良かったが、残る2人の力量には差があるかと。。。
今回、このカンパニーは日本各地を回るようだが、グレギーナが出演するのは、名古屋でのこの1日と、東京での残る2公演のみ。名古屋で彼女が久しぶりに観られてラッキーだった。
カーテンコール時に、女性で一番の歌手が指揮者を舞台袖に迎えに行って一緒にカーテンコールの拍手を受けるのが常だが、うっかりグレギーナは忘れてしまって、リュー役のアーラ・ミシャコワが指揮者を迎えに行っていて、笑いを誘っていた。
チケットを早々に買っていたところ、昨年9月に主催の中京テレビからお手紙がやって来て、「オデッサ・オペラの来日公演には、同じウクライナの大劇場として歌手や演出家との交流が深いドネツク歌劇場が協力することとなり、一部セット・演出を変更して上演」とのこと。出演者に関しての変更はないとのことだったが、震災後は色々と変更の多い海外からの公演なだけに、また?と思わざるを得なかった。
NYのメトロポリタン歌劇場で一度この演目は観たが、座席数2500席の愛知県芸術劇場大ホールではより近くで、より良い音の環境で観られたような気がした。
立ち見を含めると4000名弱となるメトロポリタン歌劇場は大きな声が出せる歌手が好まれる傾向にあるとも言われているが、ミラノスカラ座でも2000席余りなので、改めてメトロポリタン歌劇場は大き過ぎる感があるなと納得。

この演目は、ヴェルディの「アイーダ」を観てオペラ作曲家を目指したプッチーニの唯一の合唱曲の多いグランドオペラ。
指揮:当初はワシリー・ワシレンコだったが変更でユーリィ・ヤコヴェンコ
トゥーランドット:マリア・グレギーナ Maria Guleghina
カラフ:オレグ・クリコ
リュー:アーラ・ミシャコワ
ティムール:セルゲイ・ザムイツキー
(急遽ヴラディミール・グラシェンコより変更)
アルトゥム:イェヴゲニー・ガウリシ
ピン:アレクサンドル・ラーピン
パン:ヴィクトル・チェルヴォニョーク
ポン:イーゴリ・コルナトフスキー
役人:アンドレイ・カリュージュヌイ
管弦楽:ウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団

グレギーナの舞台は、メトロポリタン歌劇場で、 マクベス Macbeth でのマクベス夫人、小澤征爾氏が指揮をしたスペードの女王 The Queen of Spades でのリーザ、プラシド・ドミンゴらと共演した アドリアーナ・ルクヴルール Adriana Lecouvreurでのタイトルロール、メトロポリタン歌劇場125周年記念ガラ の時には アイーダ で同じくタイトルロールのアイーダを観たが、やはり今回も素晴らしい存在感だった。
メトロポリタン歌劇場のバックステージツアーで、彼女が着ていた衣装を間近に見させてもらったことがあるが、声も身体を共鳴させる楽器として大きい方がより響くということを実感させられたサイズだったのを思い出した。通常、歌手の声を消さない為に管楽器が少ないのだが、この演目に関しては合唱人数も多いので管楽器も多いが、カラフ役のオレグ・クリコよりもグレギーナの声量が増しているような迫力だった。
「ママとあそぼう、ピンポンパン」とう子供番組がかつてあったが、そのタイトルは、この演目で登場する宮廷の三大臣の名前。
ピン役の歌手の人は良かったが、残る2人の力量には差があるかと。。。
今回、このカンパニーは日本各地を回るようだが、グレギーナが出演するのは、名古屋でのこの1日と、東京での残る2公演のみ。名古屋で彼女が久しぶりに観られてラッキーだった。
カーテンコール時に、女性で一番の歌手が指揮者を舞台袖に迎えに行って一緒にカーテンコールの拍手を受けるのが常だが、うっかりグレギーナは忘れてしまって、リュー役のアーラ・ミシャコワが指揮者を迎えに行っていて、笑いを誘っていた。
チケットを早々に買っていたところ、昨年9月に主催の中京テレビからお手紙がやって来て、「オデッサ・オペラの来日公演には、同じウクライナの大劇場として歌手や演出家との交流が深いドネツク歌劇場が協力することとなり、一部セット・演出を変更して上演」とのこと。出演者に関しての変更はないとのことだったが、震災後は色々と変更の多い海外からの公演なだけに、また?と思わざるを得なかった。
NYのメトロポリタン歌劇場で一度この演目は観たが、座席数2500席の愛知県芸術劇場大ホールではより近くで、より良い音の環境で観られたような気がした。
立ち見を含めると4000名弱となるメトロポリタン歌劇場は大きな声が出せる歌手が好まれる傾向にあるとも言われているが、ミラノスカラ座でも2000席余りなので、改めてメトロポリタン歌劇場は大き過ぎる感があるなと納得。
コメント