今回の旅行の目的のひとつである 元陽の棚田 観光を2日間に渡ってすることに。
現在、この元陽の棚田はユネスコの世界遺産に申請中で、一説では2013年に認定される予定とのこと。
一瞬さっと霧が晴れた隙間からは青空と太陽に照らされた雲が棚田に映り込んだ。
雲南地方は名古屋よりも暖かいこともあり寒緋桜のような桜が咲いていた。
勝村(Sheng Cun)

お茶の栽培も行っているここからは、霧が晴れて壩達を横から観ることが出来た。
棚田の畔は、その斜面の勾配によって、高いものでは3メートルを超えるので、下から見上げても、壁のよう。畔の総延長は100キロメートルあるのだとか。

この後、大魚塘(Dayutang)で昼食を、そして箐口(Jingkou)や老虎嘴(Laohuzui)景区の棚田を楽しむことに。
その様子は<6>で。
現在、この元陽の棚田はユネスコの世界遺産に申請中で、一説では2013年に認定される予定とのこと。
多依樹(Duoyishu)景区


世界一の広さを誇る棚田がある元陽。
その広さは東京ドームの1万倍以上の54000ヘクタールで、棚田は標高1800メートルから500メートル下にまで広がっており、その高低差は166階建のビルに相当するのだそう。因みに、日本の総棚田面積は22万ヘクタール、元陽にある棚田の総面積は12万ヘクタール。
村では、不公平を防ぐ為に、それぞれの家が、高い位置の田と低い田との両方を所有している。
5月に田植えをし、標高差や品種によって稲の刈り取り時期が異なる為に9月から1ヶ月かけて稲刈りをする。
収穫後は、畔を削って雑草を取り、それらを田に踏み込んで田の肥料にする。
山からの豊富な水を1年中棚田にはっておかねば、砂地の畔がひび割れ壊れる為、農閑期で水がはられた冬の棚田が一番観賞するには良い時期となる。
冬は霧も多く幻想的でもあるが、なかなか全体が見えないことも。。。
日の出を観に行ったが、あいにくの濃霧で、辛うじて少しの棚田が見える程度。晴れる確率が低いので、翌朝も再トライしたところ、リベンジ出来て初日の出を観ることが出来た。その様子は追って。村は棚田より上にあるのが決まりとなっている。
一瞬さっと霧が晴れた隙間からは青空と太陽に照らされた雲が棚田に映り込んだ。


折しも我々が旅行に出た12月29日にNHKで元陽の特集番組を放映していたので、帰国してから録画したものを懐かしく見ることになった。
勝村(Sheng Cun)

朝市を観に。


赤米で作ったビーフンを両手に持っている彝(イ)族のおばちゃん

お店の前の道が下ごしらえの場所になっている狗肉飯店。作業している人がとても多く、朝からテイクアウトしていくお客さんもいる人気店だった。

ということで、おっかなびっくり食べてみることにした。
賛否両論あるだろうが、どんな動物のお肉であれ、生き物のお肉を食べて私達人間は生かしてもらっていると思う。
ミント・唐辛子・にんにくを擂りつぶし醤油などを加えたタレ(右下)につけてお肉を頂くが、つけなくてもスープに味がついていて十分。
山羊肉のように匂いに特徴があると聞いたが、そのようなこともなくややお肉は硬めと言った程度。スープをたくさんもらったこともあるが温まった。

壩達(Bada)景区

棚田を観に行ったが、残念ながら文字通り五里霧中と言ったところ。
そんな中、若い女性達が大きな石をしょっては、工事現場を往復していた。その石を持ち上げようと思ったが、とてつもなく重たくて持ち上げるどころではなかった。。。
哈尼(ハニ)族や他の少数民族の人達は、平均的に小柄で女性達は150センチ程度かと思うのだが、本当に良く働く。工事現場でも、民族衣装を着つつツルハシなどを持って作業している女性達の姿を何度も見かけた。
麻栗寨(Malizhai)茶厂



お茶の花が未だ少し咲いていた。


全福庄村



菜の花も咲いていた。


牛飼いの哈尼(ハニ)族のおばちゃんは、ニコニコと話しかけてきてくれた。

この後、大魚塘(Dayutang)で昼食を、そして箐口(Jingkou)や老虎嘴(Laohuzui)景区の棚田を楽しむことに。
その様子は<6>で。
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