中国の 金平(ジンピン) から南下し、国境沿いの 河口(ハーコウ) で陸路で国境を越え、ベトナムの ラオカイ という町でベトナムに入国。その様子は<11>で。

イメージ 1
ラオカイから車でサパという街へ移動中。新年1月2日だったので、新年を祝う国旗があちこちに掲揚されていた。国旗は赤地に黄色い★が中央にひとつ。

イメージ 2
サパの街は、フランス人がベトナムを植民地としていた時に、避暑地として開発した所で、建物はヨーロッパ風。標高は約1600メートルの為、74メートルの国境からでは温度差もあり霧がとても深かった。

イメージ 12
キリスト教の教会 1930年頃のフランス統治時代に造られた教会は、ベトナムではザオ族、中国では瑶(ヤオ)族と呼ばれる人達に信仰されている。サパには仏教寺院はないのだそう。
イメージ 13

市場へ。新鮮な野菜も豊富で、川の魚や海老、川の貝なども充実している。
イメージ 14イメージ 16イメージ 15
鶏は独特の陳列方法で。。。

イメージ 3
コブラやサソリが入ったお酒や漢方薬をとても多く売っている。国境に近いこともあり、中国元でも
支払えるのだが、大きな瓶で100元(=約1400円)、中ぐらいの瓶で50元とのこと。

イメージ 4
自宅で漢方薬入りのお酒を造るキットも売っているのだが、良く良く見るとそのセットにはトカゲ?の干物やヒトデの干物などが薬草と共に入っていた。。。

建物の二階では、カラフルな民族衣装も売っている。
イメージ 5
ザオ族のおばちゃんのお店。

イメージ 6
モン族?のおばちゃんのお店。

イメージ 17
1階にはイートインスペースもあり、綺麗に食材が並んでいる。そこでベトナムコーヒーで一息。

イメージ 18

海鮮や各種のお鍋料理を出しているお店がつらなるエリアにも足を運んでみた。
イメージ 7
ここでも烏骨鶏が独特の陳列方法で乗っている。

イメージ 8
非常に驚いたのは、チョウザメが普通に食べられていたこと。烏骨鶏の横にはチョウザメが乗り、生きの良いチョウザメはトレイからジャンプして逃亡を試みていたぐらい。思わず、卵は食べないの?と
何軒ものお鍋料理屋さんに聞いたが、どこもチョウザメの卵は食べないと。あっても捨てるのだろうか。。。もったいない&もらいたい!!

イメージ 9
今までの雲南の観光中、西洋人は片手で数えるぐらいしか見かけなかったが、この街ではフランス人やアメリカ人など西洋系の観光客が非常に多く、トレッキングなどをする人達も大勢いた。それに反し、街にはいっぱい少数民族の人達がそういう観光客にお土産物を売っていて、ある意味フレンドリー、ある意味観光客慣れしている。
イメージ 10
独特の赤い布の帽子スタイルのザオ族(赤ザオ)の女性達。絵葉書や自分で刺繍した鞄などを首から下げて売って歩いている。サパから20キロも離れた村から来たというザオ族の女性も居た。にっこり愛嬌たっぷりなのだが、良くみると金歯が!!そんなに儲かる?と思わず思ってしまったが、金歯は彼らのファッションなのだそう。

イメージ 11
ザオ族の子供達。じっと集中して微動だにしない視線の先はテレビ。

イメージ 25
こちらもザオ族(赤ザオ)の人達。上述のザオ族の赤い帽子とはまた違ったまるでサンタクロースの
帽子のようなものを被っている。

イメージ 23
ザイ族?モン族?

イメージ 24
木の枝みたいなもので笛を吹いていたおじいさん。雲南でも同様の楽器があるのだそう。

イメージ 19
モン族(黒モン族)の人達。モン族は、中国では苗(ミャオ)族の支系にあたり、白、黒、青、花モン族などに分かれる。

イメージ 20
珍しく民族衣装の男性を発見。奥さんらしき女性は大きな銀色の輪のピアスを、そして画像ではわかりにくいが旦那さんらしき男性は帽子と、銀色の首飾りをしていた。

イメージ 21
同じくモン族の若い女性。彼女の髪留めが何ともユニーク。

イメージ 22
このおばあちゃんの何とも言えない品の良い笑顔には癒された。

この後、夕食を。それがいまいちだったので、街の屋台2軒を梯子することに。その様子は<13>で。