ベトナムのサパ、ラオカイを経て、陸路で国境を越えて中国に入り(その様子は<14>で)、河口から昆明へ。

河口から車で1時間ほどの所にある蒙自(もんず)に行く途中、ハイウェイのトンネルを幾つか超えるのだが、雲霧林のような森が続く。

バナナを担いだ人達がほたほたと横切って行くが、確かここは有料道路のハイウェイのはず。

雲南省で一番大きな州の蒙自州。
(中国では省>州)
蒙自は15年前にもとあった場所から街ごと移動して造られた新しい街なのだが、その街を造られた後に風水で新しい搭を建てたのだそう。
蒙自は、鉱物資源による工業と、タバコ産業で繁栄した街で、ちょうど行った時にはザクロのシーズンの為、道路沿いにはザクロ屋さんがずらっと軒を並べていた。

蒙自にわざわざ来たのは 過橋米線 を食べる為。



これが一人前の大きさなのだが、大きなお丼になみなみとスープが入っており、その中に骨付きの鶏肉、豚肉、挽肉、豚の皮?、揚げ豆腐、韮、菊の花弁などさまざまな具が入っていて、あっさりしているのだが複雑な味のスープ。そこに後から麺を自分で入れて食べる。
唐辛子、唐辛子のついた大根、酸味のきいた高菜風の漬物などと共にいただくが、とても美味しかった。



フランスがインドシナ半島を統治
していた時代の影響を受けた
西洋風の建物もある。

お金持ちの州なだけに
州政府の建物も豪華


広い道路には南国の木が中央分離帯を形成し
高級マンション?が立ち並ぶ新市街エリアもある。
蒙自を後にして、ハイウェイを北上。車窓から見えたもの諸々:





ナンバープレートは
「云」が「雲南」の略、「A」は「昆明」を表す。
因みに、元陽は「G」。
日本車だが、中国の人達に親しんで
もらう為の漢字の名称がついている。

甜白酒を売っているお店が街道沿いの
両側に立ち並ぶエリアがある。
お米を発酵させ、とても甘い甘酒風お米と言ったところか。
白い物は、大晦日にお祝いのデザートとして白玉と共に食べたので(その様子はこちら)、赤いお米で作った方をお土産に買って帰ることにした。

河口から車で1時間ほどの所にある蒙自(もんず)に行く途中、ハイウェイのトンネルを幾つか超えるのだが、雲霧林のような森が続く。

バナナを担いだ人達がほたほたと横切って行くが、確かここは有料道路のハイウェイのはず。

雲南省で一番大きな州の蒙自州。
(中国では省>州)
蒙自は15年前にもとあった場所から街ごと移動して造られた新しい街なのだが、その街を造られた後に風水で新しい搭を建てたのだそう。
蒙自は、鉱物資源による工業と、タバコ産業で繁栄した街で、ちょうど行った時にはザクロのシーズンの為、道路沿いにはザクロ屋さんがずらっと軒を並べていた。

蒙自にわざわざ来たのは 過橋米線 を食べる為。



これが一人前の大きさなのだが、大きなお丼になみなみとスープが入っており、その中に骨付きの鶏肉、豚肉、挽肉、豚の皮?、揚げ豆腐、韮、菊の花弁などさまざまな具が入っていて、あっさりしているのだが複雑な味のスープ。そこに後から麺を自分で入れて食べる。
唐辛子、唐辛子のついた大根、酸味のきいた高菜風の漬物などと共にいただくが、とても美味しかった。


南湖の中にある小島
過橋米線 の由来 : wikipediaより
雲南省南部蒙自県の南湖にある小さな島は、科挙の試験を受ける書生が集中して勉強をするには適した場所で、ある書生がこの小島で科挙に備えて勉強に取り組んでいた。書生の妻は食事を作って運ぶのだが、夫はすぐに食べないのでいつも冷めてしまう。ある時、鶏を土鍋で煮込み夫の元へ届けたところ鶏油が浮いていて、長い時間が経過しても料理は熱さを保っていた。そこで米線を入れたところ、夫はとても美味しいと喜んで食した。夫が喜んだので、妻は度々この料理を作り、小島への橋を渡って夫の元へ運んでいた。後に夫は科挙に合格し、妻が届けた米線のおかげで合格できたと語られるようになった。

フランスがインドシナ半島を統治
していた時代の影響を受けた
西洋風の建物もある。

お金持ちの州なだけに
州政府の建物も豪華


広い道路には南国の木が中央分離帯を形成し
高級マンション?が立ち並ぶ新市街エリアもある。
蒙自を後にして、ハイウェイを北上。車窓から見えたもの諸々:


バナナ畑がミカン畑へと変わっていき、ハイウェイの
道が広くなったエリアではミカンを売っている。

新しい州に入る入り口にはハイウェイの上に大きな門。

斜面にはお墓が結構あった。土葬や火葬にするが、田舎では一人にひとつ、都会では家族ごとなのだそう。

斜面にはお墓が結構あった。土葬や火葬にするが、田舎では一人にひとつ、都会では家族ごとなのだそう。

通海という街の一部に興蒙(しんもう)という場所があり、フビライ・ハンが遠征して来た時に連れて来た人達がここで定住し、その末裔が現在も住んでいる。
畑の真ん中に忽然と現れたモスク。
回教徒の人達のエリア。
回教徒の人達のエリア。

ナンバープレートは
「云」が「雲南」の略、「A」は「昆明」を表す。
因みに、元陽は「G」。
日本車だが、中国の人達に親しんで
もらう為の漢字の名称がついている。

甜白酒を売っているお店が街道沿いの
両側に立ち並ぶエリアがある。
お米を発酵させ、とても甘い甘酒風お米と言ったところか。
白い物は、大晦日にお祝いのデザートとして白玉と共に食べたので(その様子はこちら)、赤いお米で作った方をお土産に買って帰ることにした。
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