木之本宿にある450有余年の酒蔵。現在は15代目。

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「七本槍」の生原酒1470円を。
一緒に酒粕350円を購入したが、とても美味しい酒粕だった。


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2度の大火によって焼失したが、現在の建物は少なくとも1743年以前のものとのこと。

江戸時代の蔵を今も使っておられるが、2010年からは完全無農薬米による酒造りにも取り組まれるなど、色々と頑張っておられる。



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北大路魯山人の扇額「七本鎗」がある。
大正2~3年頃に、まだ福田大観と名乗っていた若かりし北大路魯山人が、長浜をはじめ湖北地域に逗留していた際に、この酒蔵の12代八郎氏と交流があった為、大観名での「七本鎗」の扇額や「酒猶兵」の書を残している。

因みに、「七本槍」の由来は:
「本能寺の変」の翌年 天正11年(1583年)、信長の跡目をめぐって羽柴(豊臣)秀吉と柴田勝家が戦った「賎ケ岳の戦い」で勇猛果敢な働きによって秀吉に天下人へ道を開くきっかけを開いた七人の若武者がいた。
その七名、加藤清正・福島正則・片桐且元・加藤嘉明・脇坂安治・平野長泰・糟谷武則を称えて「賎ケ岳の七本槍」と呼ぶ。


滋賀県長浜市木之本町木之本1107
0749-82-2013
www.7yari.co.jp/