昨年は震災から1週間後の開催予定だった為に大会が中止となった名古屋国際女子マラソンが、名古屋ウィメンズマラソンとして今年からコースなどリニューアルされ開催され、我が家の近くがコースとなっていたので観に行くことにした。
15000人が参加した名古屋ウィメンズマラソンと、1時間遅れでスタートする名古屋シティマラソンとして男女のハーフや10キロマラソンが行われた。イメージ 1
スタートから間もなくの環状線の南行きはカラフルな女性ランナーで埋め尽くされていて、壮観。

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最初は、51番~54番までの
ペースメーカーの選手達が
ひっぱっていた。







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15キロを過ぎて環状線を北上し、内山町の交差点を桜通に左折(西方向)する時にはペースメーカーの人が52番の人だけに減っていて、有力選手が団子状態だったが、野口みずき選手はすでに遅れ始めていた。





25キロの給水所。皆、それぞれ緊張の面持ちでスペシャルドリンクを取っていくのが良くわかる。
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赤羽選手は、10キロ地点で給水のボトルを落とす失敗があったそうだが、今回は成功。

野口みずき選手は先頭集団より後方。


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この時点では未だ未だ後続だったアルビナ・マヨロワ選手

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オレーナ・シュルクノ選手
(結果は7位)

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リディア・シモン選手(結果は19位)


37.5キロポイント界隈では、驚いたことに先頭が変わっていた。
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独走状態だったロシアのアルビナ・マヨロワ選手

先頭から少し距離を置いて
中里麗美選手(結果3位)と尾崎好美選手(結果2位)
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続いて伊藤舞選手(結果は5位)

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その後を渋井陽子選手
(結果は一人抜いて4位)

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その後を野口みずき選手(結果は6位)


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赤羽有紀子選手(結果は8位)

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宮内洋子選手(結果は9位)

勝又美咲選手(結果は10位)
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ゼッケン番号が異なっていた
土佐礼子選手は40位








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イメージ 15Uターンする部分が多いので、有名選手が走っていると、後続の一般参加のランナー達が立ち止まって写真を撮ったり、手を振っての大声援だった。



給水所横にあるパンのエリアでは、ボランティアスタッフの方々が「美味しいパンが待ってるよ~」と反対側の選手にも声援を送っていて、ランナー達も手を振りかえしていた。


一般参加者の中には、ユーモアのセンスの良い方々が多く、見ていても面白い。
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やはりここは、キンシャチを
こよなく愛する名古屋。



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イメージ 2515000人の列はつきることがないのだが、規定時間は7時間1分(1分は午後2時46分の黙祷の為の1分間)。最後尾には、停止勧告員なる人達が自転車に乗って最後のランナーと並走しつつ、時間に間に合わない場合はバスに乗せて行く。
停止勧告員に、走らないと時間内にゴール出来ないよと声をかけられるも、何度も何度も立ち止まりながらもゴールに向かって行った。
そういえば、NYシティマラソンでは、ゴール時間に制限がないので、途中で一泊して2日間かけて毎年走ることで有名な女性ランナーがいたことを思い出した。
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今までの名古屋国際女子マラソンでは、瑞穂運動場を使用していたが、今回から場所を名古屋ドームへと変更された。全く知らなかったのだが、名古屋ドームの中ではマラソンEXPOなるイベントが金曜からの3日間開催されていた。



マウンドらしき場所から見上げてみて
しばしピッチャーの気分に?


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閉会まぢかの最後のアーティストはAZUというグループだった。

マラソン観戦は、ロッテルダムマラソンを一度、NYシティマラソンはラドクリフが走った2回を含め3回見たが、日本で観戦したのは初めて。(NYの08年の様子は こちら、07年は こちら、06年は こちら
テレビ中継はトップ集団や話題の選手に限られており、沿道の人達もそういう有名選手に注目していることもあって歓声があがる。日本のマラソンはテレビでしか知らなかった為、その沿道からの声かけが常時行われているものと思っていたが、他の一般ランナーが走っている時はとても静かで音がないなと。
私が知らないだけで日本のマラソンはいつもそうなのかも知れないし、女性だけのマラソンということもあるのかも知れないが、非常に大勢がもくもくとコースをひた走っているが、沿道に観客がいても拍手や応援の声をかける人が実業団グループ関係者や大会関係のボランティアさんはやっているが、普通に観ている人が拍手することもほとんどなく静かだなと。
NYシティマラソンの場合はその参加者数が2倍以上の4万人近くだったりするが、今回のマラソン終了後の道がとても綺麗で、清掃車が必要ないんじゃないかと思えるぐらい。やはり国民性の違いかなぁと思ってみたり。