ソウルに到着し、広蔵市場 で屋台料理を食べ、その後 狎鴎亭洞 アックジョンドン を散策。(その様子は<1>で) 友人と落ち合って、夕食を食べに行った。

イメージ 11韓一館 한일관 ハニルグァン 
江南区新沙洞619-4
서울특별시 강남구 신사동 619-4
02-735-2002
www.hanilkwan.co.kr/

1939年創業の老舗だが、以前の場所からはここに移転している。
歴代大統領や現大統領なども訪れるということでも有名なお店だが、外装とは異なり内装はいたってシンプルでカジュアル。
色々なコースがあったのだが、友人とこの後にも梯子をしようと言っていたので、ア・ラ・カルトで注文。

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CASSなどのビールと異なり、このビールは美味しかった。

韓国焼酎のソジュでも、一度飲みたかった安東焼酎(アンドンソジュ)を。35000ウォン。(1ウォン=約0.07円)アルコール度数が結構強い。



突出しのミバッチャン
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ポッサムキムチ 8000ウォン

韓国語でポッサムは包むという意味で、文字通り外側を白菜で包んであり、中にはタコや松の実、栗なども入っていて美味しい。
ポッサムという発音が「幸せを呼ぶ」という言葉にも通じるので、お祝いの時などに食べられるのだそう。



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サーロイン 29000ウォン

さすがにとても美味しい。付け合せに1年もののキムチがつく。1年ものだと相当酸味が強いかと思いきや程よく美味しい古漬けだった。

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伝統カルビ焼き肉 29000ウォン
これもとても美味しい。







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トゥンシムプルゴギ焼き 
25000ウォン
お肉が柔らかくてぱくぱく食べられた。





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デザートとして伝統菓子のユグァと
甘い梅のお茶。
ユグァはとても軽くて甘さ控えめ。
米粉をお酒と共に混ぜて蒸し、乾燥させた後に
油で揚げ、水飴などにくぐらせた後に周りに
まぶしたもの。





この後、現代百貨店にある人気のかき氷店でかき氷を食べに。
イメージ 5Meal Top ミルタッ 밀탑
ソウル特別市 江南区 狎鴎亭洞 429 現代百貨店 狎鴎亭本店 5F
서울특별시 강남구 압구정동 429 현대백화점 압구정본점 5F
02-547-6800

かき氷のパッピンスが人気で、夏ともなると1時間待ちの列になり、番号の紙をもらうというぐらいの人気店なのだそう。
ソウル市内に2店舗しかない。

ミルクかき氷(ミルクピンス)
緑茶かき氷(ノッチャンピンス)
いずれも7000ウォン

友人お勧めのミルクは、ミルク味の氷がクラッシュされているので、溶けてきても水っぽくならず美味しい。上の粒餡もにはお餅が乗る。緑茶の方も美味しいが、普通の氷にお茶のシロップなので、やはりミルク味がとても気に入った。

<1>で述べた高級ブランドが並ぶロデオ通りは今はもうトレンドではないからと、友人に今一番人気のカロスキル(Garosu-gil)へ連れて行ってもらった。確かにこちらの方がずっとオシャレで道行く人も多く、ちょうど黒塗りづくめの有名人を乗せていると思われるロケバンが走っていた。
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程よく腹ごなしも行った後、最後の〆として?マッコリを飲みに。


スルイクジェ 
술익재
 

ソウル市瑞草区瑞草洞1576-6 2F
서울시 서초구 서초동 1576-6 2F
02-521-0137



イメージ 9本当はここに置いてあると言う酒粕のようなお味のチュンアンイップジャンタクジュというマッコリが飲みたかったのだが、あいにくこの日は置いておられなかったので、その味に一番近いと言うペダリマッコリ(4500ウォン)と、ソルソンドンドンジュ(4000ウォン)を。
ペダルマッコリ(画像左)の方がよりミルキーで甘さを感じ、ソルソンドンドンジュの方が香りが良くさっぱり系。


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突出しのナムル






一度で良いから食べたかったエイを発酵させたホンオフェ
イメージ 12臭い食べ物として、スウエーデンのシュール・ストレンミングと言う鰊に次いで世界で2番目に臭いと言われている食べ物。
因みに日本のくさやが第5位、鮒寿司が6位。(その順位や鮒寿司についてはこちら

もともと韓国南部の食べ物なので、ソウルの人達用にアンモニア臭などは抑えてある物なのだそう。

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ホングオサムハブ 홍어삼합
その発酵させた雁木エイと、茹でた豚肉イメージ 15と、キムチを3枚併せて海老の塩辛の入った醤油などを付けて食べるお料理。










アンモニア臭がするよとお店の人も我々が食べられるのか心配してくれていたが、厨房でこの料理を用意し始めたようで、なるほど席まで臭いがしてきた。ホンオフェ自体は確かに匂うのだが、口に入れた時はそれほど感じず、噛むと軟骨の硬さがまず気になる。その後飲み込んで鼻から息を抜く時にうわっと匂いがやって来る。そして、最後に喉の辺りがピリピリとした刺激を感じる。
匂い的には、良く良く熟成されたウオッシュタイプのチーズと言った感じだが、食感・嗅覚・そして喉への刺激と3種類が感じられるという食べ物は初めてだった。
注文してくれた韓国人の友人ですら、食べるのは初めてと言っていて躊躇しており、我々が食べてからおそるおそる食べていた。画像のホンオフェの右の方はやや未だ浅い感じだが、左側の黒い色の部分はより独特の風味が強かった。

お店は、看板にもメニューにも全くアルファベットがなく、ハングルのみのお店だったので、友人に連れて来てもらえて良かった。

翌日は、明洞、ロッテマート、江南のコエックスモールのキムチ博物館、そして焼肉やマッコリ居酒屋へ。その様子は<3>で。