北京にある 頤和園(いわえん)を観光し(その様子は<1>で)、胡同(フートン) や 什殺海(じゅうさっかい)界隈を散策して夕食を取り(それらの様子は<2>で)、天安門広場 のライトアップを観に行った。

噴水の演出は1日3回行われるのだそうだがなかなか綺麗だった。
天安門




王府井小吃街

清朝時代の屋台街を模した小吃(軽食)が楽しめるとのことで、行ってみた。


串のお料理が多いのだが、とにかくゲテモノが多い。
<手前左から>タツノオトシゴ、生けサソリ
<中央列左から>蛇、クモ、すでに調理された大サソリ、バッタ、サナギ
<上の列左から>トカゲ?の開き、蛇?、ヤモリ?、サナギ、ムカデ、ヒトデ


それぞれ色々なメニューがあり、全てのお店のメニューから食べたいものを店員さんに注文すると、それぞれのお店から注文したお料理を持って来てくれるシステム。

とりあえずビール(15元)と羊肉の串焼き(5元)、豚肉の刀削麺(22元)、焼き餃子(12個入り22元)を。(1元=約13.5円)



右の串は羊肉でこれは美味しかった。これで十分と思ったのだが、物好きな宿六の提案で、生けサソリの串焼き(25元)をも注文。

因みに、サソリは生けなので、調理される前は串にささった状態ででも足を動かしていて、お店はその鮮度をアピールしている。。。
私は岐阜や長野のイナゴや蚕のサナギ料理も、昆虫系となると一切食べられないので、サソリを食べるなど私的には全くあり得ないことだったのだが、、、
宿六に促され、お箸でつまんではやめること3回。お刺身はヒラメかグジ(甘鯛)などの白身ばかりで、鯖や鯵などはもとより納豆なども一切食べつけなかった京女の祖母に育てられた母が、以前に北京の宮廷料理店で、サソリを食べたとのことだったので、えいや!と食べてみた。母曰く海老のようなものと言っていたが、生けサソリなだけに内臓部分が味噌のような感じになっていた。私としては一匹で十分、リピートはないなと思うのだが、母にその旨を報告すると、同じ宮廷料理のお店で象の鼻も食べたとの弁。恐るべし母と改めて認識。

やれやれ、気をとりなおして、別の屋台で臭豆腐の北京風のものを。臭豆腐は、本場台湾や、NYのクイーンズにあるチャイナタウンの台湾料理店で食べたこともあるが、ここの臭豆腐は上から唐辛子や葱などがふってあるもので、あまり美味しいとは言えなかった。やはり所詮は観光客向け屋台かも。

横町はちょっと怪しげなお土産物?がらくた?骨董品?売りの通りもあったりする。
翌日は 明の十三陵 や 万里の長城 へ。その様子は<4>や<5>で。
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