北京で過ごす最後の夜。中華料理と言えば満漢全席、食べ尽くすには何日もかかると言われるぐらいの品数と豪華さだそうだが、その体験版としてミニ満漢全席が食べられるということで食べに行った。一人500元(=約6750円)のコースを。
御膳飯店

ゴージャスな内装のお部屋で食べることが出来た。

満漢全席とは wikipediaより抜粋
清朝の乾隆帝の時代から始まった満州族の料理と漢族の料理のうち、山東料理の中から選りすぐったメニューを取りそろえて宴席に出す宴会様式である。後に、広東料理など漢族の他の地方料理も加えるようになり、西太后の時代になるとさらに洗練されたものとなった。盛大な宴の例では途中で出し物を見たりしながら、数日間かけて100種類を越える料理を順に食べる場合もあったと言われる。しかし、清朝が滅亡するとこのような贅を尽くすことはなくなり、宮廷内の料理人は四散して料理の伝統が途絶えたとされる。




メニューをもらったのだが、あまりに達筆な手書きメニューな上、簡略字だったりするのでわからないものも。


老湯肘子
豚のすね肉を醤油漬け
した冷菜


琵琶大蝦
海老のピカタを琵琶に見立て、パプリカの赤や緑で
琵琶の弦を表現している。


抓鶏里脊
豚ヒレ肉の細切りを炒めたもの。


統球干貝
帆立がたっぷり入っていて美味。

龍井竹[?]盅
龍井とは緑茶の種類。
尻尾はアミガサタケ風のキノコかな?



清炒芦筍
アスパラの炒め物


[絨?]鶏[侍?][蜅?]
巣にいる雛鶏2匹にみたてていて、
ココナッツの黄色い羽をつけている
お饅頭の中には餡が入っている。


小窩頭
トウモロコシやコウリャンの粉を水で
捏ねて円錐形に丸め、蒸したもの。

肉沫焼餅
その場でお姉さんが、バンズの部分を半分に割って中の柔らかい部分を取り出し、その代りに挽肉を詰めてくれる。中華式ハンバーガーと言ったところだが、西太后が好きだったメニューなのだそう。


杏仁豆腐
甘さがとても控え目で、アーモンドの香りが
主役となっていて、甘さはシロップから。


お部屋には、最後の皇帝である愛新覚羅溥儀氏の弟の溥傑氏の書が2つかけられていた。
西太后は、目で見るだけ、フルーツなどもその香りを嗅ぐだけなど、数多い品々を直接食べてはいなかったのだそう。とうてい西太后が食べたものには及ばないが、どれも素材がわかるあっさりとしたお味付で、雰囲気だけでも味わえて良かったかと。

この日は、また王府井のもう一軒のデパートの食料品売り場をウロウロ物色。やはりここも各種お菓子、そして目をひくのは、冬虫夏草と干しナマコだった。

同じ冬虫夏草でも分類分けされていた。
あまり近づきたくない乾燥幼虫達。。。

綺麗な入れ物に入った
乾燥ナマコ。
翌日、最終日は、北京動物園でパンダなどを見物。その様子は<12>で。
御膳飯店

ゴージャスな内装のお部屋で食べることが出来た。

満漢全席とは wikipediaより抜粋
清朝の乾隆帝の時代から始まった満州族の料理と漢族の料理のうち、山東料理の中から選りすぐったメニューを取りそろえて宴席に出す宴会様式である。後に、広東料理など漢族の他の地方料理も加えるようになり、西太后の時代になるとさらに洗練されたものとなった。盛大な宴の例では途中で出し物を見たりしながら、数日間かけて100種類を越える料理を順に食べる場合もあったと言われる。しかし、清朝が滅亡するとこのような贅を尽くすことはなくなり、宮廷内の料理人は四散して料理の伝統が途絶えたとされる。

清朝の宮廷衣装を着たお嬢さんが専属でついてくれた。
綺麗で豪華な衣装や独特の靴なのだが、
うつむきにくく、歩きづらそうだった。
綺麗で豪華な衣装や独特の靴なのだが、
うつむきにくく、歩きづらそうだった。



綺麗なテーブルセッティングが出迎えてくれた。
メニューをもらったのだが、あまりに達筆な手書きメニューな上、簡略字だったりするのでわからないものも。

桃仁豆苗
桃の種の核が胡桃のように入っている。
桃の種の核が胡桃のように入っている。

老湯肘子
豚のすね肉を醤油漬け
した冷菜

豌豆茜 エンドウ豆の羊羹
芸豆巻 なつめ餡のお菓子
芸豆巻 なつめ餡のお菓子

琵琶大蝦
海老のピカタを琵琶に見立て、パプリカの赤や緑で
琵琶の弦を表現している。

松仁鹿肉米
鹿肉と松の実の炒め物は、鹿肉がとても
柔らかくて美味しい。
鹿肉と松の実の炒め物は、鹿肉がとても
柔らかくて美味しい。

抓鶏里脊
豚ヒレ肉の細切りを炒めたもの。

葱焼海鼠
葱とナマコの炒め物は、香ばしい葱が
アクセントになっていて美味しい。
葱とナマコの炒め物は、香ばしい葱が
アクセントになっていて美味しい。

統球干貝
帆立がたっぷり入っていて美味。

干果密銭
干した桃とピスタチオ

干した桃とピスタチオ

龍井竹[?]盅
龍井とは緑茶の種類。
尻尾はアミガサタケ風のキノコかな?


蛤蟆鮑魚
がま蛙に似せた練り物の下には鮑がゴロンと。
がま蛙に似せた練り物の下には鮑がゴロンと。

清炒芦筍
アスパラの炒め物

碧緑[?]生豆付
卵豆腐の揚げ出し風の上に、
しめじと小さな青梗菜、海苔、青菜が乗る。
赤いものは付け合せの兎に
カットされたプチトマト。
卵豆腐の揚げ出し風の上に、
しめじと小さな青梗菜、海苔、青菜が乗る。
赤いものは付け合せの兎に
カットされたプチトマト。

[絨?]鶏[侍?][蜅?]
巣にいる雛鶏2匹にみたてていて、
ココナッツの黄色い羽をつけている
お饅頭の中には餡が入っている。

甘露酥
クッキー風の生地の中には餡

小窩頭
トウモロコシやコウリャンの粉を水で
捏ねて円錐形に丸め、蒸したもの。

肉沫焼餅
その場でお姉さんが、バンズの部分を半分に割って中の柔らかい部分を取り出し、その代りに挽肉を詰めてくれる。中華式ハンバーガーと言ったところだが、西太后が好きだったメニューなのだそう。


杏仁豆腐
甘さがとても控え目で、アーモンドの香りが
主役となっていて、甘さはシロップから。

水果[?]

お部屋には、最後の皇帝である愛新覚羅溥儀氏の弟の溥傑氏の書が2つかけられていた。
西太后は、目で見るだけ、フルーツなどもその香りを嗅ぐだけなど、数多い品々を直接食べてはいなかったのだそう。とうてい西太后が食べたものには及ばないが、どれも素材がわかるあっさりとしたお味付で、雰囲気だけでも味わえて良かったかと。

この日は、また王府井のもう一軒のデパートの食料品売り場をウロウロ物色。やはりここも各種お菓子、そして目をひくのは、冬虫夏草と干しナマコだった。

同じ冬虫夏草でも分類分けされていた。
あまり近づきたくない乾燥幼虫達。。。

綺麗な入れ物に入った
乾燥ナマコ。
翌日、最終日は、北京動物園でパンダなどを見物。その様子は<12>で。
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