北京最終日。この日の朝食は前日とはまた違うお店に入ってみた。

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揚げパンの油条と豆乳

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セルフでもらえるお漬物






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蒸したての韮饅頭2元と
塩卵3元



韮饅頭はぎっしり韮などが入っていて美味しい。
塩卵も塩辛すぎず、中の黄身もクリーミーでいける。

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飽き足らず、別のお店で煎餅(じぇんびん)を。イメージ 25
奥にあるねじったお菓子は、天津名物のお菓子の十八街麻花で、天津と北京は近いこともあってか、あちこちで売っていた。
天津での十八街麻花の様子はこちら

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あいにくこの煎餅は、具が少なくて生地ばかりと言ったところでいまひとつだった。天津の屋台で食べた煎餅は美味しかったのだが。

この日は 北京動物園 へ。
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約50万平米(夏の離宮である頤和園とほぼ同じ大きさ)に、パンダや金絲猴など約450種類5000匹もの動物が飼われている。








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お年寄りパンダなのか、目の周りの
黒いぶち部分が薄い色になっていた。


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北京動物園のパンダは一体何頭いるのか良くわからなかったが、我々が見ただけでも5~6頭はいた。この日は西安に10頭ほどが出張?していて少ないとのこと。上海万博が行われた時などにも上海に送られるなど、結構中国国内をあちこち営業?しているのだそう。




中国人にもやはり人気のパンダ。
日曜だったこともあるが、多くの家族連れが。






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丁度、朝のお食事タイムだったので、活発に動いて笹や人参などをモリモリ食べるところも見られた。







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パンダは生まれた時はわずか
100~200グラム。
半年で12キロ、2歳で35キロ、
5歳で120キロにもなる。
一日に12~38キロの食べ物を
必要とするのだそう。















孫悟空のモデルとなった金絲猴も食事をしている様子を見ることが出来た。

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レッサーパンダはとても活発に
動き回っていた。





江南春 で昼食を。
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薄い豆腐の生地にお肉を巻いて食べる。

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トマトやキュウリ、ワカメと卵の入ったスープ

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韮入りの水餃子など
3種類の具の水餃子。




ランチがやや物足りないものだったので、地元の人達がどんどん持ち帰りなどをして流行っている麺のお店へ行ってみた。
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牛腩麺 13元(約180円)
持ち帰りにさせてもらったので、ややお汁を
吸ってしまっているが、お肉も結構入っていて
ピーナッツなどのアクセントもあり、美味しい。


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緑豆沙 6元(約81円)
小さい緑豆のおしること言った
印象だが、甘過ぎずに豆の味が
楽しめた。

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あっという間の3泊4日の北京旅行も終了。
北京 CA159便 17:00発  名古屋セントレア 21:00着


帰りの飛行機の中では、行きにはなかった
チベットはラサのビールがあった。





後記 : 全くの余談だが、、、
期せずして、3月末に香港、4月に韓国ソウル、そして5月初旬に北京に行くことになったのだが、街を歩いていて思ったこと。
あくまでも私が行動して見た範囲に限られるが、香港で唯一私が見た日本人の広告は、日本では最近お目にかからなくなってしまった加藤清史郎君の清涼飲料水?の大きなポスターのみが何故だか香港島のビルの側壁にあった。
ソウルでは、地下鉄通路に藤原紀香のポスター、地下鉄構内に蛯原友里ら3人の化粧品のポスターがあったぐらい。
一方、北京では、中国系の人達(ジャッキー・チェン、ケリー・チャン、リン・チーリン、ワン・リーホンなどなど)は勿論だが、韓国人のポスターが多かった。私が気づいただけでも、王府井には、韓国人俳優のイ・ミンホがメインキャラクターになっている?ファッションのお店があったり、バス停には韓国人俳優のキム・ヒョンジュン、同じくバス停にコン・サンウの映画かドラマの大きなポスターがあるなど。
日本人のポスターは、デパート一階のSHISEIDO売り場で唯一武井咲を見るにとどまった。
韓国のエンターテイナーのアジア進出が日本人よりも顕著だとは聞いていたが、なるほどと。果たしてそれは日本人エンターテイナーの狙う市場の違いなのか、中国人や韓国人の日本人への思いが未だにあるからなのか。

教えてもらったことの備忘録:

七大古都
・西安(唐の時代の政治の中心) ・洛陽(文化の街) ・開府(北宋の時代) ・杭州(南宋の時代)
・南京(明の時代や三国時代) ・安陽(殷の時代 曹操のお墓が発見された) ・北京

人口で一番多いのは1億人以上いる広東省、かつて四川省が一位だったが今は4位。2位は山東省、3位は河南省。

北京の人口は2000万人で、イスラム教徒の回族など少数民族が30万人ほどいる。回族は食べ物などの違いはあれど、他の生活は漢民族と同じなので、見分けも話ぶりでも見分けはつかない。

北京の住宅は値上がっており、普通のマンションで1平米が4万元ぐらい、100平米だと400万元(約5400万円)。賃貸の場合、30平米程度で月々3000元(約40500円)。
通常のサラリーマンの月収は、5000元(約67500円) 年間は約80万円程度の年収なので、一般庶民には高根の花となっている。若い人達には自力で 家賃が支払えない為、両親と住むケースが多いが、いずれにせよ郊外から通うことになってしまう → 交通渋滞を引き起こす。

現在、6番目の環状線まで造っているが、それでも郊外から北京市内に通勤する人達の平均通勤時間は片道1時間10分もかかっている。

飛行場の規模は1番が広州が、2番が上海、3番が北京。北京には空港は4つある。

ひとりっこ政策
政府関係者、医者、学校の先生などは、2番目の子供が出来たら失職となる。公務員以外の人達で、2番目が欲しい場合は、罰金として20万元(約270万円)を支払わなければならない。
昨年1月1日から新しい政策が行われるようになり、夫がひとりっこ、妻がひとりっこの場合は、2番目の子供を持つことが許される。また、田舎では1番目の 子供が女の子の場合、その子が6歳になれば、2番目を持つことも可能。ただし最初の子供が男の子の場合は2番目を持つことは出来ない。
少数民族にはそれは適用されず、人口の92%以上と言われる漢民族に適用される政策。

それぞれ戸籍があり、北京市で上海籍の子供だったりすると、幼稚園の費用ですら北京籍の子供よりも高額となる。

中国人が嫌いな歴史上の人達は、毛沢東夫人の江青、唐の女帝だった則天武后、西太后とのこと。
皆、何故だか女性ばかり・・・

中国人から見た一番幸せな中国人は 「杭州に生まれ、桂林で遊び、広東料理を食べ、柳州でなくなり、邙山に埋葬される人」。 杭州は、南の亜熱帯で景色が良く、肌が綺麗(杭州や蘇州は美人の 産地と言われている)。桂林は山と水があり風光明媚、柳州の木材は棺桶に良く、邙山は黄河や山があって風水が良く、後漢の洪武帝など皇帝も埋葬され陵が1 万カ所以上ある。