鉢伏山から白馬、槍ヶ岳、穂高や富士山までの景色とミツバツツジを堪能した後(その様子は こちら)、少し下がって高ボッチに行った。

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高ボッチには昨年5月に来たのだが、未だ寒すぎて放牧もされておらず、花を見るにも早かったが、今回は、槍ヶ岳や常念岳を背景に、高ボッチ牧場では牛達が悠々と草を食んでいた。

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6月上旬から10月上旬まで放牧されているのだそう。








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自生のクリンソウが咲いていた。植栽されたクリンソウ(九輪草)は、飯田市郊外に以前に行ったことがあるが(その様子は こちら)、自生しているものは一種類だった。
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イメージ 5花が茎を中心に円状についていて、それが数段に重なるという外見が、お寺の屋根にある「九輪」に似ていることから、くりんそうと名付けられたのだそう。

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大きなガクサイの木も綺麗な花を咲かせていた。






高ボッチというネーミングだが、諸説あるのだそう。
  1. 「だいだらボッチ」、「でいらボッチ」などと呼ばれる巨人がここで腰をおろして一休みしたという説。
  2. 「ボッチ」とはアイヌ語で巨人や巨大という意味があり、高い山、あるいは大きな山という説。
  3. 高い所にある「くぼ地」という説。
  4. 山の形が瓶に栓をしたようにいちだん高くなっているので、栓の意味の「ボッチョ」になぞらえ「高ボッチ」という説。

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諏訪を経た杖突峠からの眺め

この後は、諏訪に行ってお蕎麦を食べ、その後、大鹿村に足を伸ばして 青いケシ を観に行った。その様子は こちら