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今年で6回目を迎えるアイスショーの 「THE ICE ザ・アイス 2012」 が、もりころパークで開催されたので観に行った。
(素朴な疑問として、何故「ジ・アイス」と発音しないのかなとも思うが)

(画像はHPなどから&
敬称略)

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これまでフィギュアスケートを実際に観たのは、アメリカで行われた 「スターズオンアイス STARS ON ICE」 なるアイスショーと、今年の冬季国体のフィギュアスケートが名古屋で開かれ小塚選手などが出たのを観に行った2回だけで、現役の選手達によるアイスショーは今回が初めて。



テーマはダンスとのことで、全員がラテンの音楽で登場。そして順次ソロ演技に。

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無良崇人(むら たかひと)
残念ながら見せ場の4回転挑戦?は失敗。

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マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ組は日系アメリカ人兄妹

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アデリナ・ソトニコワ
ジャンプは失敗していたが
妖艶な雰囲気はばっちり。

イメージ 14ハビエル・フェルナンデス
ソロでは4回転を2回行い、1度は成功、もう一回は両足着氷。
その後、村上佳奈子と一緒に演技。
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長洲未来
彼女も日系アメリカ人。
やはり大きいなぁと言う印象。

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羽生結弦
何とか4回転を。



浅田真央の姉である浅田舞のプロデュース、佐藤有香(だったかな?)振付による女性スケーター全員(9名)による演技は、しっとり女性らしい雰囲気。

トークショーには、浅田舞が司会進行役となり、村上佳奈子、長洲未来、ペアの高橋成美が出演。
村上佳奈子はジャニーズの平成ジャンプのメンバー名を挙げてファンだと言っていたが、他の3人ともそれが誰だかわからず。。。
長洲未来はアメリカ人なのに応援してくれて有難うと言っていたが、思いのほか日本語が上手。因みにドラマの「ごくせん」を観て日本語を覚えたのだそう。
高橋成美はインナーマッスルの大腰筋(だったかな?)を鍛えるのがマイブームだとか。うっかり言ってはいけないこの日のダンスバトルのメンバーが長洲未来だと明かしてしまって焦っていたり。

そのダンスバトルは、各公演ごとに2人ずつ出場して観客が判定し、勝ち上がって行くというもので、この時は長洲未来 vs アレックス・シブタニ。それまでの3回は全部女性が勝っていたそうだが、シブタニが付け髭にサングラスで頑張り、観客の拍手をより多く勝ち得ていた。

男性の群舞は、全員が黒のサングラスをかけての登場。ジャンプ時だけサングラスをはずす選手もいて、面白かった。振付はジェフリー・バトルとのことだが、女性の群舞よりも振りつけが複雑? 羽生は男性達にリフトされていたりもした。

イメージ 17ジェフリー・バトル
引退してプロになっているだけにジャンプなどはかったが
存在感があり多くのファンが声援を送っていた。

イメージ 18アリョーナ・レオノワ
昨シーズンの彼女のSPプログラムだった「パイレーツオブカリビアン」の
印象が強く残っているので、ちょっとイメージが違って?重そうに見えた。
彼女のソロの後、羽生結弦がお相手として登場。
姉・弟と言った印象だったが。。。

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高橋成美&マーヴィン・トラン組
リフトは綺麗だったが、スロージャンプは失敗。
ツイヅルも合ってないような。。。


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ジェレミー・アボット
あまりジャンプを取り入れたプログラムではなかっただけに、他の男性の演目に比べて地味に見えた。

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村上佳奈子
表情も豊かで
イキイキとしていた。



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メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト組
昨シーズンのFDだった「こうもり」を。
曲がなったとたん、多くの観客が歓声をあげていて
彼らの人気度がわかるが、実際に彼らの演技を観ると
アイスダンスペアなのでジャンプなどの派手さがないにも
かかわらず、この日、一番惹き込まれた演技かと。。。

イメージ 8小塚崇彦
今年の国体のSPを実際に観た時は、世界選手権前で
あえて4回転に挑戦して失敗していたのだが、その時の
雰囲気とは打って変わってリラックスムード。
ジャンプは・・・だったが。

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浅田真央
このアイスショーで初めて披露の「メアリーポピンズ」は、傘を小道具として使うなど、とても可愛らしく似合っていた。

この日の午前の演技ではジャンプに失敗していたそうだが、この時は、4度のジャンプを全部成功させていた。




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浅田真央とジェフリー・バトル
膝の上に乗るなど、可愛いペアぶりだった。








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名古屋公演は21日、22日にそれぞれ1日2回の4公演、
その後水戸で2公演、そして大阪で3公演というスケジュールで
それぞれの会場で若い注目株のジュニアが一人
前座を務める。我々が観た22日午後の公演は
中京大中京高校の佐藤未生(さとうみう)さんだった。
相当緊張しているようで、ジャンプは失敗していた。




フィナーレでは、休憩中に観客が練習させられた浅田舞の振付に従い、観客も一緒になってのサンバ。
最後には、ハビエル・フェルナンデスと羽生結弦との4回転ジャンプ競争のようになり、フェルナンデスは成功したものの羽生は失敗。羽生がフェルナンデスにもう一度一緒にやってほしいと頼んでフェルナンデスは辛うじての4回転、羽生は最後、4回転&3回転(だったかな)に成功し、拍手喝采を浴びていた。

アメリカのアイスショーは、4年前ということもあるが、サーシャ・コーエンが中心となり、佐藤有香やアマチュアを引退したばかりの申雪&趙宏博ペアなど、プロスケーターばかりのショーで、フラッシュさえつけなければ自由に写真を撮っても良かったのに対し(その様子はこちら)、同じくショーと言えども今回のように日本は本当に写真撮影が禁止と厳しい。国体でもアイスホッケーやショートトラックの撮影は構わないのに対し、フィギュアスケートはこれまた不可だった。。。
アメリカのアイスショーでは、引退してから時間の経っている人も多かった為、アマチュアから転向したばかりの申雪&趙宏博ペアのスピードが断然違ったのに驚かされたが、今回のこのショーはバリバリ現役の選手達がほとんどなので、トップの人達のスピードとジャンプが楽しめて良かった。