
テヘランから、ゴム Ghom、カシャーン Kashan、アブヤーネ Abyane と廻って、イスファハン Esfahan へ。
行く手にぽっかりと太陽のような月が昇ってきた。
丁度この日は中秋の名月。
思わず車を停めてもらって、沙漠に上る満月を撮らせてもらった。
日本に精通しているガイドさんも、さすがに中秋の名月についてはご存知なかったので、日本では月見団子を食べ、中国では月餅を食べる特別な日なんだよと説明すると、本人もスマホでこの満月を撮っていた。

これは動く車から撮ったので鮮明ではないが、実際に肉眼で見ると、荒涼とした沙漠や砂丘の景色を照らし出す満月は、印象的な光景だった。

イスファハンのホテルに到着。
もとは隊商が泊まったキャラバンサライだったのだそう。



中庭でディナーを。

長いドライブだったので、お疲れ様とビールを飲みたいところだったが、アルコール不可のお国柄、アルコールゼロのビールもどきで乾杯。
ノンアルコールビールには、普通のレギュラー、レモン味、リンゴ味などがある。
左がレギュラー、右がレモン。
レモン味はまるで泡のたつスプライトと言った感じ。
お昼ご飯とほぼ似たようなラインナップだが、サラダは酸味のあるキャベツやオリーブなど色々バリエーションがあった。

麦のスープ
香草が色々と入っていた。



ケバブなのだが、お昼ご飯の時にはミンチのケバブであるクービーデだけだったので、
食べ比べようとバルグと言う牛ヒレ肉(手前側)とミンチの両方のセットであるキャバーベ・ソルターニーを。
ヒレ肉はたたいてあり、スプーンで切れるぐらいに柔らかくて美味しい。
ハーブやライム、エシャロットのような葱と共に頂くが、酸味がすっきりさせてくれて、合う。
機中泊後の2日目、朝のテヘランから一気に移動して来たので、ようやくベッドにありつけたと言った2日目だった。翌日はじっくりイスファハン観光を。
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