
東儀秀樹氏、古澤巌氏、そしてゲストに上妻宏光氏を迎えての全国ツアーの最終の追加公演が刈谷であり、友人に誘ってもらったので行くことにした。
東儀氏の篳篥(ひちりき)と笙(しょう)、古澤氏のバイオリン、上妻氏の三味線のコラボとなる。
<一部>
「宇宙への思い」 東儀氏、古澤氏
「The Reason I'm Here」 東儀氏
「バークレースクウェアのナイチンゲール」 古澤氏
「愛の讃歌」 古澤氏
「游」 古澤氏、上妻氏
「煌きの大地へ」 東儀氏、古澤氏、上妻氏
「New ASIA」 東儀氏、古澤氏
<二部>
最初に狩衣の恰好をした東儀氏が、ホール一階の横の扉から登場し、笙(しょう)を演奏しつつ舞台に上がる。
「大河悠久」 東儀氏、古澤氏 古澤氏までもが狩衣の恰好で現れて笑いを取っていた。
「imagine」 東儀氏 もともと予定されていた「夏の終わりに」では時期がそぐわないせいか変更になっていた。
「レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース」 古澤氏
「津軽じょんから節」 上妻氏 なかなかの迫力で、正直言って、この日一番大きな拍手かも・・・
「ORION 運命」 東儀氏、古澤氏、上妻氏
「You Raise Me Up」 東儀氏、古澤氏、上妻氏
「Out of Border」 東儀氏、古澤氏、上妻氏
<アンコール>
「エマニエル」 東儀氏、古澤氏
「午後の汀」 東儀氏、古澤氏
「???」 東儀氏、古澤氏
(曲目、演奏順、演奏者など、うろ覚えの為誤りがあるかも知れません)


初めて、篳篥(画像右)や笙(画像左)の生演奏を聴いたが、なかなか良かった。篳篥は、時にはテナーサックスのような音で、曲目によってはケニーGの音楽を聴いているような印象だった。
笙は一体何処に指を当てて演奏するのだろうと思っていたので、ようやく疑問が解けた(笑)
(画像はいずれもwikipediaより)
古澤氏のバイオリンは楽しい。鳥のさえずりを思わせるような効果音まであったりもする。
上妻氏の三味線はやはり音に迫力があるせいか、「津軽じょんがら節」はとても良かったかと。
思った以上に、観客の女性シニア層が占める割合が多かった。
が、驚いたことに、前の方の席では、これがまるでジャニーズかKポップのコンサートかと思えるような、東儀氏や古澤氏の写真を貼った団扇を持った5~6人のミドル系女性陣がいたり、蛍光のお揃いのリストバンドをしているもっとシニアな女性グループがいたり。
2部最後の曲ともなると、総立ちになっていたのにも驚いた。
雅楽、バイオリン、三味線と、全くそれぞれフィールドが異なるが、三種三様でありながら、なかなか良いハーモニーを聴かせてもらった。
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