今季の紅葉は、志賀高原、奥飛騨、茶臼山、御嶽や乗鞍を望む紅葉など、山ばかり訪れていたのだが、今年の香嵐渓の紅葉は10年に1度の美しさと言われているので、だったらやはり行かねばと。今年は、台風で葉が傷まず、先月末から急に冷え込んで、昼夜の寒暖差も大きいため、色づきが早く、鮮やかになったのだそう。


香嵐渓は、名古屋市内から車で1時間程度だが、紅葉の時期ともなると殺人的な渋滞となってしまうので、とびきりの早起きを。
香嵐渓の紅葉は3年ぶり。
朝霧が徐々に晴れていく。

一の谷にある香嵐橋にも、朝日が半分ぐらい降り注いできた頃には、観光客も増え始めて来る。



江戸時代初頭(約370年前)、香積寺第11代住職の三栄和尚がお寺の境内にもみじを植え始めたのが最初で、その後の大正・昭和初期には地元の人達が当時では未だ珍しい「森林公園」の概念からもみじを移植し造られた。現在は、飯盛山を中心に約4000本のもみじがあるとのこと。


風が吹くと、イチョウの葉が、桜吹雪ならぬ銀杏吹雪となって辺りを黄色の絨毯にしていく。

巴川沿いで遊ぶ人達も増えて来た。

NHKの放送で言っていたのだが
カラフルな紅葉は「五色もみじ」と
言うのだそう。

巴川にも5色の落ち葉が

シジュウカラ(右)や、キセキレイ(左)も元気に飛び回っていた。


モミジのトンネルを
歩くのも楽しい。

中京テレビのロケ車などが駐車場にあるなと思っていたら、生放送までしていて、柳沢慎吾氏も。


待月橋界隈はさすがに大勢の人が。
我々が帰る頃には、反対車線は延々10キロ以上の大渋滞で全く動いていなかったのには驚いたが、中日新聞によればこの日だけで3万人の人出だったのだそう。
これだけ綺麗であれば、皆さんが来るのも頷けるが。


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