イメージ 1イランを旅行するにあたり、旅行会社から事前に言われていた服装は、男性は半ズボンはNG。女性の場合は、スカーフで頭髪を隠し、喉や襟足が見えないようにし、透けるようなスカーフ生地は不可。身体の線を隠す為に、膝丈ぐらいの長さのコートか上着を着る必要があり、ジーンズなどのズボンの上に長いコートを着るのが基本。スカートの場合は、くるぶしまでの長さのロングスカートの下に黒いストッキングを着用し、やはりお尻を隠す上着が必須と言われていた。
 
 
テヘランからイランで一番宗教色の強い街であるゴムに行くと、ひたすら真っ黒なチャドルを着た女性ばかり。凄い雰囲気だなぁと思っていたのだが、シーラーズに行くと、大きくその雰囲気が変わった。
勿論、全身黒づくめの女性も大勢いたのだが、シーラーズはイランの中では女性が一番開放的でハデとのこと。なるほど、としばし、女性ウオッチングを。
 
 
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ウエストなどを強調するのもよろしくないと聞いていたのだが、いやいやどうして、しっかりベルトで身体の線を強調している上、生足にサンダル。
 
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とにかくオシャレ。必ずスカーフ、鞄、靴の色などをコーディネートしている。
 
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頭髪は隠すように言われていたが、ハデになればなるほど、スカーフの位置が後ろへとずらされている。
 
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革命時には考えられなかったデート姿。40代の我々のガイドさんの若かりし頃には、夫婦であっても並んで歩くことも許されず、ましてや屋外でのデートなど考えられなかったと羨ましそうに見ていた。
男性の長髪はいちじき流行ったが今はあまり流行っていないとのこと。
若い男性はとにかく判で押したようにストーンウオッシュ系のジーンズ。以前に流行り、一度下火となったが、また現在流行っているのだそう。
 
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バザールで見かけた女性。
鼻のところに大きな絆創膏をしていた。
鼻が高すぎると男性にもてないので、
小さくする整形手術が良く行われているのだそう。
テルマエロマエの「平たい顔族」の私としては
全くもって羨ましい限り。
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同じくバザールで見かけた女性だが
その様相にあまりにビックリして
写真が撮れず、この画像はネットから。
ぱっと見た時はダースベーダーかと
思えるようなマスクをしていた。
アラブ系の女性は、色々と顔にもつける
人がいるのだそう。
 
 
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ホテルに戻って一息いれる。
ノンアルコールビールもすっかり慣れてきた。
 
 
 
 
 
 
羊肉が食べたいとお願いし、シーラーズでも人気のヒップなレストランへ連れて行ってもらった。ひとり35ドルのビュッフェ形式。
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飲むヨーグルトのドゥーグ
 
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羊の丸焼きのこのディスプレイの趣味はあまり好き
ではなかったが、この羊肉は柔らかく美味しかった。
 
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おこげ風が美味しかった。
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その場でパンを焼いていて、やはり焼きたてはとっても香ばしくて美味しい。
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全種類を少しずつ食べたいと思ったが、手におえなかった。
イランでもハイソな方々が来るレストランとのことで、後ろのグループはお医者さんのディナーミーティング中。
一番驚いたのは、肩よりも長い髪をそのままおろし、スカーフで髪を隠すことなく赤ずきんちゃんのようにしていた女性がひとり居たこと。女性の中にもやはりスカーフを強制されることに反発している人もいるそうで、外ではあり得ない髪型だが、レストラン内には公安は来ないから出来るのだろうとのことだった。