テヘラン市内を観光。
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ボーケメンディ門
まずは考古学博物館に向かう前に門を見学。
 
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中央の門の横の門の上には、機関銃の絵が。
 
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ガージャール朝(1779~1905年)の軍に使用していた門で、現在は図書館の門となっている。
ガージャール朝のシンボルマークである、ライオンの背の辺りに太陽が昇っているものが門にも付いている。
 
 
 
 
テヘランには、テヘラン考古学博物館 を筆頭に、絨毯博物館、ガラスと陶器の博物館、宝石博物館 など多数の博物館があるので、個々の記事として追って。
 
しばしテヘランの街のウオッチングを。
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テヘランは人口1200万人。その中心部はいつでも大渋滞で、朝早くから12時まで、午後6時~は特に酷い。歩行者用の信号がある交差点もあることにはあるが、とにかく皆さん片道4~5車線の広い道路をささっと車を避けながら渡っていく。その技たるや凄い。
 
ドライバーと歩行者の両方に「あ・うん」の呼吸があり、歩行者にクラクションを鳴らすことなどもない。
 
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何事も経験と、ガイドさんを盾にして、頑張って渡ってみたのだが、本当に怖かった。
渡り終えてほっとしてはダメで、片側走行だと思っていてもバイクは逆走がOKなので、反対側からもやってくる。この道をイラン人のように歩いて渡りたいと言った日本人観光客は初めてだと言われた。。。
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学校が終わったようで、集団下校をしていたが、やはり横断歩道などもない所を先生の指示で渡っていく。
この頃から鍛えられている?
因みに、学校は男女共学はなく、見かけたのは皆男の子達だった。
 
 
 
 
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酷い渋滞なので、バスは、バス優先のバスレーンを走っている。
画像ではわかりにくいが、バスは前方が男性専用、後方が女性専用となっている。ファミリーは良いそうだが。
因みに、飛行機の座席や飛行機からターミナルまでの間のバスは男女ごちゃまぜでOKとのこと・・・???
 
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渋滞をすり抜ける為にバイクが多い。前方の顔部分だけ見やすくしたカバーをつけたバイクが多く、屋根付のものも。
 
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バイクタクシーもあるが、男性ドライバーしかいないので、女性は乗ることは出来ず、ご主人などが運転するバイクにのみ、後ろに女性が乗ることが出来る。
 
 
 
 
 
 
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イランでは、都市部と田舎の宗教色の強い町とでは、男性の服装はそれほどの違いはないものの、女性の服装は大きく違う。一番女性の服装が開放的なのが、南部のシーラーズ、そして都市テヘランやイスファハンとのことだった。シーラーズ では丁度週末だったのでその派手な格好を見られたが(その様子は こちら)、テヘランではこの日は10月7日(日曜)。イスラム国であるイランでは、週末ではなく平日だったので、普段の服装は派手でも、会社や役所勤めのOLさんは黒く全身をつつむマントウや、黒い服装をしていたので、やや地味に見えた。
 
 
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それでも派手だったこの方。
身体の線やお尻を隠す上着は必須なのだが、ストーンウオッシュで
身体の線にフィットしたデニム生地の上着を。
暑いだろうが、ファッションには変えられないのだそう。
 
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シニアの方もピンクでオシャレ
 
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おまけの男性。
よほど美味しいパンと見えて
わざわざ買いに来て、
タクシーを拾って帰ろうと、流しの
タクシー待ちをしているところ。
 
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そしてこの日の一番驚きの方はこの方。
女性が自転車に!!
テヘラン在住の40才代のガイドさんも
目を丸くして、時代は変わったなぁと。
頭から膝ぐらいまでの短い黒いマントーの上に
赤と白の上着、下はピンクのジャージ?に、リュックに自転車。
 
 
 
 
不思議に思ったのは、勿論クラクションも鳴っているが、これだけの渋滞や人が往来しているにもかかわらず、他国の渋滞の騒音とでは全く静かと言って良いかと。
仏教国ネパールなどは、「喧噪」とはこのこと、と思えるぐらいのクラクションだった。
信号が青になったとたんアクセルに足をかけているのに後ろの車はクラクションを鳴らして来たり、ずっと前方も渋滞で詰まっているのだからどうしようもないのがわかっているのに、イライラとクラクションを鳴らすニューヨーカーとはずいぶん違う。国民性なのか、果たして好戦的なのはどちら?と皮肉にも思ってしまった。
因みに、その カトマンズ の喧噪の動画はこちらNY の喧噪の動画はこちら
 
 
イラン考古学博物館の様子は追って。