
各種博物館をまわると共に、やはり街のスーパーマーケットなども見てみた。
ノンアルコールビールはさすがに種類が多い。

食後には必須の紅茶なだけに、お茶の種類も多い。

お肉売り場では、
お姉さんがじっと品定めしていた。

いきなり豪快な
パック詰めも。
このスーパーでサフランを買ったのだが、とても香りが良くて美味しいサフランライスを作ることが出来た。スペインのサフランはイランからの輸出品なのだそう。

昼食を。
ミントなどが入った飲むヨーグルトを。


メインはアブ・グーシュトを。
羊肉とトマトや野菜の壷で煮て、お汁の部分はスープとして、具は「ナン」に挟んで食べる「アブグシュート」を。
まずはスープにナンをちぎって入れて併せて食べる。





壺の中身をつぶして、具をナンに挟んで食べる。

ナツメヤシの横にあるものは、スペインのチュロスの小さい版のような揚げたドーナツ。


食後には紅茶

伝統楽器を使った音楽の
演奏があった。

レストランの近くで買ったピスタチオは、自分で好きな量だけを袋詰めさせてもらえる。ここのピスタチオは大きく、とても美味しかった。

ゴレスターン宮殿

カージャール朝(1779~1925年)の王宮。7つもあり、それぞれが博物館となっている。
王が変わる度にセレモニー用に建物が造られた為。
玉座のガラスはカージャール時代のもの、ピンクのタイルはザンド時代のもの。
鏡のある所は裕福という考えが当時あった。鏡を運ぶ時に壊れた為、実際にはリサイクルされた鏡もはめ込まれている。

大理石の足元には、トカゲ、ライオン、女神などが彫り込まれている。
内部は修復中だった。

ザンド王の玉座


シーラーズの城塞にあったもの。

カナート跡
地下鉄が通るまでは、使用されていた。
この頃には、列強が各王朝をサポートしていて
対立していた。
ザンド朝:イギリスとロシア
カージャール朝:フランスとイギリス
パーレビ朝:アメリカ



バザール

4日前の10月3日(水曜日)には、このバザール前で通貨暴落によるデモが行われ、デモ隊と治安当局が衝突し、デモ隊制圧に催涙弾などが使用されて逮捕者も出た。当日はバザールが全店閉鎖。テヘランの経済にこのバザールが大きく影響を与えているので、閉鎖は経済が止まることになったのだそう。

それに比べ、この日は全くもって平穏そのもの。普段と変わらないとのことだった。


因みに、現在大リーグのテキサスレンジャーズで活躍中のダルビッシュ選手のおじいさんがこのバザール内で絨毯屋さんをしており、「ダルビッシュ」という名前の意味はイラン語で「お坊さん」と言う意味なのだとか。


バザールの入り口では生ジュース屋さんが人気で次々とお客さんが買っていく。
我々もメロンジュースを買ったのだが、店員さんに写真を撮ってくれと言われ、撮ってあげたら、お礼にともう一杯ジュースをサービスしてくれた。とても濃くて美味しいジュースだった。
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