テヘラン観光を済ませ、帰国の途につく為、エマーム・ホメイニー国際空港へ。

お昼ご飯をしっかり食べたので、空港のカフェテラスで軽食を。
グリルチキンのサラダと、名残惜しく?ノンアルコールビールを。


4日前に起こったイランの通貨暴落。
ニュースを見て、我々の両替したイランリアルの価値が3分の1になる?と焦ったところ、国内は政府が管理していて全く物の値段に変わりはなくほっとしたものだったが、驚いたことに出国手続きをした国際線ターミナル内では違っていた。
我々がイランに入国した9月30日での飛行場到着ロビーでのレートは1USドル=12250リアル。
ところが、この日10月7日の国際線ターミナル内の銀行レートは1USドル=28000リアルで、お土産を売っているお店のレートは1USドル=30000リアルと約2.5倍に!!

手持ちのUSドルで買ったので、キャビアが
びっくりするぐらいお安く買えた♪

ベルーガ 2210000リアル
オセトラ 1700000リアル
合計 3910000リアル
↓
131USドル(3930000リアル相当、約10000円)を支払い
20000リアルのお釣り



左がベルーガ、右がオセトラ。ベルーガはやはりお値段もお高く粒も大きいが、オセトラもどうしてどうして美味。
もっと買って帰って来るべきだったと後悔するぐらい美味しかった。

飛行場では、女性の頭髪や喉や襟足を隠す為のスカーフについて大きなポスターが2つあった。英語で書かれているのだが、どちらの英語も正しい英語ではないので、難解ではあるが、いずれも女性のスカーフについて肯定的なことをうったえている模様。

「トルコの女性は
ヴェールから
付毛をしている」
という意味???
「有名女優のHanan?Hanna?(文中でもミススペリング)。
『イランの映画で、頭にヴェールをしていても、芸術的にも何ら
ネガティヴなことはない』とエジプトの映画館でも言われている。」
ここでは「She」にすべき部分を「He」になっているが・・・
飛行場では、丁度10月6日まで開催されていたアジア選手権の「AFC U-16選手権2012」に出場していた日本の若きサッカー選手達が帰国するべくターミナルに居た。1996年生まれの選手を中心とした若いチームだそうだが、決勝でウズベキスタンにPK戦で敗れて準優勝に終わったのだそう。



吉武博文監督をはじめ、A代表入りしている酒井高徳(ごうとく)選手の弟の酒井高聖(ごうそん)選手なども居たが、試合前のこの凛々しい様子とは違って、待合室でじゃれ合うなど、まだまだ皆さん青年というよりも少年っぽいイメージだった。
そういえば、昨年モロッコからの帰りのドバイからの便には、イランで行われたバレーボールのアジア選手権に出場していた山本選手や宇佐美選手、中垣内コーチなどと同じ便だった(この方達)。中東方面の帰国便では、どうもスポーツ選手と縁がある。
10月7日 テヘラン 21:45発 EK978便 ドバイ 翌10月8日00:15着 (所要時間2時間)
ドバイ 03:00発 関空 17:10着(所要時間9時間10分)
今回のイラン周遊旅行には、同じガイドさんが付いてくれ、我儘な我々のリクエストを一生懸命きいて下さった。
ガイドさんは、間寛平氏のアースマラソンのイラン横断や、テレビ局の取材や、会議の通訳などもされている方だったのだが、間寛平氏は毎日50キロを進んでいたので1ヶ月弱同行したのだそう。50キロごとに町がない為、サポートカーがホテルまで連れて行くが、翌日は必ず前日終了した地点まで戻って再び50キロ行くというやり方で、全くずるをされることがなく、へとへとになっておられるにもかかわらず、スタッフを笑わせようとされていたのだそう。イランのお正月にあたる時期にテヘランにさしかかっていたので、イランのテレビ局が間寛平氏の試みを取材し放映。いきなりイランでは人気となり、それから以降は、多くの人が彼を知るところとなって、パトカーがつくようになったが、より大変になったので、テレビに出るんじゃなかったとおっしゃっていたとか。
そのガイドさんは、とても多くのことを教えて下さったので、備忘録を(文字数制限により)別記事に残しておく。
そのガイドさんは、とても多くのことを教えて下さったので、備忘録を(文字数制限により)別記事に残しておく。
9月末~10月に行ったイラン旅行。もたもた&ダラダラ記事アップをしていた為、ようやく完結。お付き合いを有難うございました。
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