ラオス北部のシェンクワンから世界遺産にもなった古都のルアンパバーンまでの260キロを7時間ほどかけてドライブした際に、見かけた風景を。
 
イメージ 1
 
 
ラオスでは、スピード違反などの取り締まりを全然見なかった。
法定速度が80キロぐらいのところを90~100キロで走っているのだが、一番多いのが牛や水牛との事故、つづいて山羊などとのことなので、自然と皆さん動物を避ける為に無謀な運転はしないと言った印象。
 
 
イメージ 2
 
 
地元の人達の長距離移動は乗合バス。
お坊さんも乗っていたり。
 
 
イメージ 17
 
 
 
 
 
 
 
 
ほかはほとんどがバイク移動。
びっくりしたので写真には撮れなかったのだが、未だ免許が取れないような若い少年が、ハンドルの位置が彼の身長に対しては高いので、まるでアメリカンのチョッパーのようにして運転していた。
イメージ 16
 
 
イメージ 18
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
子供も必死でつかまっている。
これまた写真に撮りそびれたのだが、お母さんが片手で赤ちゃんを抱いて、片手で運転していたり。
 
イメージ 21
 
 
 
 
気温が低い為、バイクに乗っていると
相当寒いとみえ、ところどころで
バイクを止めて焚火をして暖を
とっていた。
 
 
 
 
 
イメージ 19
 
唯一見たバイクのおまわりさん。
ただ、交差点に居ただけだった。
 
 
イメージ 20
 
 
 
 
すのこ巻のように巻かれたワンチャン。
確かにワンチャンと一緒に長距離をバイクで出かけたいとなるとこうなってしまうのかも。
 
 
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
山のどこでも携帯はバッチリ通じる。
 
 
 
イメージ 15
  
それにしても、自転車やバイクで
旅行している西洋人がとても多かった。
特に、西洋系の女性の一人旅。
す、す、すごい!
 
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
途綺麗な蝶なども飛んでいた。
 
 
 
 
 
 
学校帰りの子供達。
イメージ 4イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
良く子供達が働いていた。この時期は、屋根に使う萱やホウキ作りをしていた。
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8
 
イメージ 9
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10イメージ 11
 
 
 
 
 
 
 
水汲みも、男の子のみならず、ほんとに小さな女の子が
重そうなボトルを休み休み
運んでいた。
 
 
 
 
 
 
新年を迎えての村のパーティ。カムー族とのこと。
イメージ 12
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13
 
 
 
 
あちこちで新年のパーティを見かけた。
 
子供達がお菓子などを準備していて
楽しそうにしていた。
 
 
 
 
 
 
シェンクワンでの3日間は同じガイドさんで、一緒にルアンパバーンまで行ったのだが、色々と教えてくれたので、その備忘録を。

北部では、お米は一毛作で、それ以外の時期には造園業などをしており、畑は焼き畑農業。
牛などで耕すことはもうせず、10年ぐらい前からトラクターで耕している。農作業にトラクターを使用しない時は、トラクタータクシーとして人の運搬に使う。

牛や水牛からはミルクは取らずに仔牛を育てることに専念している。(彼の実家のことかと)

1893年~1945年までフランスが統治していたが、その間にラオス人の為に造った学校は高校一校だけで、フランスはあえてラオス人には教育を一切してこなかった為、ラオス人はフランス語は話せない。
フランス統治の後、日本軍が1945年3月にインドシナを単独支配したので、日本軍にも良い印象がないのでは?と聞いてみたが、長きに渡ったフランスを追い出し、日本軍はルアンパバーン王国を独立させ分断していた国をひとつにしたと、リップサービスにしろ、言ってくれた。ただ、日本は敗戦した為にその支配期間がわずか1年で終わり、再びフランスが再植民地化したからかも知れない。

現在学校では英語を学んでいる。
⇒思わず、米軍が話す言語でも嫌ではないの? と聞いたが、世界共通語として学んでいるとの返答。
 
不勉強にも、私は米軍に投下されたクラスター爆弾やナパーム弾によるラオスの現状を全く知らなかったのだが、果たしてアメリカ人自身はどの程度の人がこの事実を知っているだろうねとガイドさんに言ったところ、彼は50%ぐらいじゃない?と言ったが、いやいやどうして、それはラオス人には気の毒だが、その数はあり得ないだろうなと。。。

スポーツはサッカーが一番人気。

電力は豊富な水による水力発電で、中国やベトナムにも輸出しており、東南アジアの電池だよとジョーク。

車の免許は18歳から、バイクの免許は16歳から。
バイクは、タイ製のHONDAが多く1100ドル、それのコピー版が900ドルで中ぐらいの質、中国製は700ドルと安価だが壊れやすいのだそう。
車は、TOYOTAのHIACEや、HILUXなど、ピックアップトラック形式が人気。タイ製で、45000ドルほど。
韓国のHUNDAIも多いが、韓国から中古車が多く入って来ている。

国立大学は、ビエンチャン、ルアンパバーン、パクセーにある3つ。他に各県や地域ごとに大学がある。
ガイドさんの場合、彼はシェンクワンのジャール平原そばの村の農家出身で、9人兄弟。大学まで行くにはお金が必要で、自分の場合はちょうど良いアルバイトなどが見つかったので、何とか大学まで行くことが出来、ほかの兄弟は1人だけ大学まで行くことが出来た、とのこと。

民族は、大きくわけてラオ族が約60%、カムー族が約30%、モン族が約8~9%。カムーやモンの人達はルアンパバーンに多い。カムーやモンの言葉はまた異なるが、テレビで専門に彼らの言葉でニュースなども流している。

ラオ語で日本のことは「ニップン」と発音。

山羊の肉は高く1キロ40000キープ(約440円)、水牛のお肉は1キロ15000キープ(約165円)。