諏訪湖で御神渡り(おみわたり)が昨年に引き続き観測されたとのこと。それを観に行こうかと出かけてみたが、中央道の駒ヶ根辺りで結構雪が降ってきたので、駒ヶ根で一旦高速をおりることにした。
駒ヶ根は、以前に一度名物のソースとんかつ丼を食べたぐらいだったので、少し観光をすることに。

マルスウイスキー

工場見学をした。ウイスキー工場は、以前に山梨にあるサントリーの白州工場に行って以来になる。
本坊酒造という鹿児島の焼酎の会社がやっているウイスキー、ビールなどの工場。蒸留所としては日本一標高の高い798メートルに位置する。樽の香りがとても良かった。
糖化室

麦芽

発酵室
糖化した液体を酵母(イースト)を加えて3~4日発酵させると、アルコール分が7%の発酵液が出来る。

初留用と再留用の2基の銅製蒸留機がある。初留用でアルコール分7%から25%に、再留用で70%まで蒸留する。その後、樽に長期間貯蔵することで、琥珀色になる。


ビールも各種造っている。

各種ウイスキーなどが有料や無料で試飲できる。

中央にあるシングルカスク21年(限定1425本)は、スペイン産シェリーの空き樽を使用したもの。200ミリリットルで3990円はお高いが、1本買って帰ることに。未だ飲んでいないが、楽しみだ。
モルトウイスキーは製造工程の違いにより、シングルカスク、シングルモルト、ヴァッテッドモルト(ブレンデッドモルト)に分類される。シングルカスクは1つの樽から作られたモルトウイスキーのみを瓶詰めしたもの、シングルモルトは1つの蒸留所で作られたモルトウイスキーを瓶詰めしたもの、ヴァッテッドモルトは複数の蒸留所で作られたモルトウイスキーを混合して瓶詰めしたものである。(wikipediaより抜粋)
養命酒 の工場もあったので、そちらも見学することに。(こちらは内部の撮影は不可。)

約36万平米の敷地があり、そのうち70%は森林という工場。

斜面の傾斜を利用して、「養命酒」と「ハーブの恵」というお酒を造っており、手前から原酒庫、調整庫と低い位置に設置されている。

工場見学の後、14種類の生薬を使った養命酒や、13種類の生薬を使ったお酒の試飲をさせてもらった。
因みに、養命酒の14種類の材料は、桂皮(けいひ)、.紅花(こうか)、.地黄(じおう)、芍薬(しゃくやく)、丁子(ちょうじ)、杜仲(とちゅう)、人参(にんじん)、防風(ぼうふう)、鬱金(うこん)、益母草(やくもそう)、淫羊藿(いんようかく)、烏樟(うしょう)、肉蓯蓉(にくしょうよう)、反鼻(はんぴ) とのこと。




蝉退(センタイ) クマゼミなどの抜け殻
海馬(カイバ) オオウミウマなどのタツノオトシゴ
安膠(アキュウ) ロバの皮を煮詰めたニカワ

桑螵蛸(ソウヒョウショウ) ハラビロカマキリの卵のう
白殭蚕(ビャッキョウサン)
白疆菌に感染して死んだ蚕の幼虫
この後は、せっかく駒ヶ根に居るのだからと、またもやソースかつ丼のお店でお昼を。
そして、そうこうしているうちにお天気が好転してきたことから、初志貫徹と諏訪湖に御神渡りを観に行くことにした。その様子は追って。
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