地獄谷温泉で朝風呂の後、朝食を。実にシンプル。
 
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この日の朝はマイナス6度ぐらいまでと結構冷え込んだのだが、あいにく宿の温泉にはお猿さん達は現れず。宿の人も普通ならお猿さんがやって来ても良い冷え込み具合だが、ここ数日は同じような気温なので、急に冷え込んだ方が現れるのかも?とも。
 
前日に引き続き(前日の様子は こちら)、この日も野猿公苑に遊びに行くことにした。野猿公苑にもお猿さん達はやって来ていなかったところ、係の人が笛で呼んで餌をまきつつ野猿公苑にお猿さん達を誘導していく。
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係の人のことは良くわかっているので、子猿も彼の足元で餌をじっと待つ。麦などが撒かれる。
 
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前日同様、このボス猿?は温泉には入らずにへりの所でじっと周囲に鋭い視線を向けている。
 
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温泉の中にも餌が撒かれる為、猿達は温泉につかったりしながら餌を食べることになる。この子猿は未だ温泉の中に入るのが、嫌なようで、もっぱら周りから頑張って手を伸ばしては取っていた。
 
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この小猿は、相当なやんちゃ坊主 or お転婆娘で、温泉に潜っては遊び、お母さんに一緒に遊んで~とじゃれつくも、お母さんは却下。
それでもしつこく遊んで~とお母さんを追いかけ、あげくの果てにはお母さんから怒られる始末。。。
諦めて今度は少し年齢の上の兄弟姉妹にじゃれついて遊ぼうよ~とお願いしに行く。その様子は動画で
 
 
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遊んで~

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お願~い!
 
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ねえ、僕と遊んで~
 
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結局、遊び相手がみつからず温泉から出ることに。
毛が濡れてしまっているのでひ弱な身体。
 
お猿さんは湯冷めはしないのだそう。
ヒトは、皮膚の汗腺から汗を出し、その気化熱で体温を調節しているため、湯上りに必要以上に熱を放出してしまうと、体温が急激に下がりすぎて湯冷めをするが、サルのように全身を毛に覆われた動物は汗腺が少なく、汗をあまりかかないために、急激な体温変化は起こりにくいとのこと。
 
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 犬のように、ブルブルッと身体を震わせ
水をとばすと、あれよあれよと毛がふわふわに。
 
本や映画にもなった、モズという障害を持ったメス猿は、ここで26歳まで生きて1976年に亡くなったのだそう。因みに、モズの子孫は、中国が野猿公苑を造る時にファミリーごと中国に行き、モズだけ地獄谷に残って余生を送ったのだそう。 
可愛い小猿達に後ろ髪を引かれる思いだったが、野猿公苑を後にして、小布施に向かう。その様子は追って。