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岐阜の大垣市は、水路沿いに桜並木が
続き、そこを舟下り出来るとのことなので
行ってみることにした。
 
 
 
 
 
 
 
大垣城の外堀として利用されていた水門川の約1キロの部分を船頭さん2人の竿によって操られる小舟に乗って20分程度の舟下りをする。
ちょうどこの日から舟下りが始まったのだが、名古屋市内よりも気温が低い大垣市では、ソメイヨシノがこれから満開になると言った様相で、蕾の濃い色がより桜全体をピンク色に見せてくれていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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船頭さんが、こてこての岐阜弁?で
話して下さったり
歌って下さったり。
 
 
 
 
 
 
 
 
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私も舟下りの人達の写真を撮っていたので、
全く文句は言えないが、実際に乗船客となると、
あちこちからカメラを向けられ、動物園の檻の
中の動物の気分はこんな感じなのかなぁと
思ってみたり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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水門川沿いを散策。
 
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住吉燈台
江戸時代から明治にかけて大垣城下と伊勢を結ぶ運河の「水門川」の河港である船町港の燈台。
元禄年間(1688~1704年)前後に建てられたもので、高さは8メートル。
最上部には油紙障子がはめ込んであるのだそう。
 
 
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西総門(京口門)の橋 
明け六つに開かれ暮れ六つに閉じられた門と、
総掘に橋をかけることで、有事の際に外部との 
交通を遮断していた。
 
 
 
 
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はるかかなたの山には未だ少しだが雪が残っているようだった。
因みに、お客さんを下して乗船場に向かう時の船はモーターで。
 
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美登鯉橋の桜並木の中には、モクレンが一本混ざっていて、保護色な上、同じような枝振りですっかりカメレオン状態のモクレンだった。
 
 
 
 
 
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「水都 大垣」 と言われるだけあって、本当に水が綺麗。
透き通る水の中で水草が揺れ、桜も水面に綺麗に映り込んでいた。
 
 
湧水があちこちにある。
 
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栗屋公園の自噴水。
地下150メートルから湧き出ていて、定期的に 
水質検査をしているが、飲料用として 
全く問題がないのだそう。
 
 
 
大垣城 の桜も綺麗だった。
天文4年(1535年)に、宮川安定が築城。(明応9年に竹腰尚綱の創建という説も)
水門川の流れを外堀に利用して築城され、天守は4層4階建て総塗りごめ様式。慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いでは、西軍を率いた石田光成の本拠地となり、その後、戸田十万石の居城となって明治維新までつづいた。昭和11年に国宝に指定されたが、昭和20年の戦火で焼失。現在のものは昭和34年に再建されたもの。

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おあむの松
関ヶ原合戦の時に 「おあむ」 と言う人は、西軍の石田三成勢と共に大垣城にこもっていたが、おあむの父である山田玄暦がかつて徳川家康のお手習師匠だったことから逃すと徳川勢から矢文が届き、おあむと両親は西掘端の松から、掘のたらい舟に乗って逃れたと言う。
 
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明治29年(1896年)7月と9月の風水害の跡
7月に降水量378ミリの大雨があり、揖斐川や水門川で破堤し、大水害となった。
復旧途中の9月に今度は台風がやってきて、大垣町の約80%の家々が屋根まで
達する軒上浸水となり、この石垣に刻まれている場所まで浸水したのだそう。
 
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姿は見えなかったが、鶯の鳴き声があちこちでしており、
メジロも花の蜜を吸うべく、あちこち飛び回っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
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フードポーターズというイベントがこの日からの
2週間ちょっと広場で行われていて、色々な
ワゴン車を改造した屋台が日替わりで出店。
ピザ用の石釜を積んだワゴン車まで
ありとても本格的。
カフェの移動車があったので、
ひといき入れさせてもらった。
エスプレッソと、ホットチョコレートミルク。
いずれもとても美味しかった。
 
 
この後は、霞間ヶ渓公園 に足を延ばしてみることに。その様子は追って。