木曽路にある宿場を、北の 贄川宿 から 宮ノ越宿 まで南下し(その様子はその1)、木曽福島へ。
福島宿
四大関所のひとつがあった福島宿。
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上の段
袖卯建や千本格子やなまこ壁の土蔵が残っている。
  
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権現水
戦国時代に福島城があった城山の権現滝付近から水を引いてきた水場。
 
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崖家造り
川にせり出したように家が立ち並ぶ家並は、床を張り出すことで木曽谷のような狭い土地を有効に使おうという、先人達の暮らしの知恵から生まれた光景とのこと。
 
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興禅寺
永享6年(1434年)に木曽家が交配していた旧寺を再建した。
あいにく、銘木の時雨桜はもう散っていたが、他の枝垂れ桜や花桃がちょうど見頃だった。
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看雲庭(石庭)は、昭和38年に作庭されたもので、枯山水としては東洋一の広さ。
 
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万松庭(池泉水)は、江戸中期に作庭。
 
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宝物館には、木曽最古の古文書や木工や漆の品々などが展示されている。
 
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木曽義仲公のお墓
寿永3年(1184年)に、粟津ヶ原で源義経らの軍勢に敗れて31歳で亡くなった木曽義仲のお墓には、遺髪が収められているのだそう。
上松宿
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玉林院には、樹齢300年ほどの枝垂れ桜がある。それはもう見頃を過ぎていたが、境内には立派な松が。
 
須原宿
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清水が湧く宿場なので、軒先には、丸田をくり抜いた水舟が置かれ、野菜や果物を浮かべたりするのだそう。
 
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前に飲んで気に入ったどぶろくのような「杣酒」が気に入ったので、その酒蔵である西尾酒造に立ち寄った。
 
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色々と何種類も試飲させてくださり、3種類を購入。(杣酒は先に飲みかけてしまっているので、量が少ない・・・)
 
大桑村スポーツ公園
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八重桜が綺麗とのことで行ってみた。八重桜は未だ満開とはいかなかったが、提灯に火が入り、松明の用意もされていて、野点をされるお着物姿の女性達など、お祭りが夜に行われるようだった。
 
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野尻宿
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格子窓と低い軒並みの家はほんの少ししか残っていないが、外的を防ぐ為に曲がりくねった町並みの「七曲り」だけは道の様子でわかる。
三留野宿
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かつては妻籠と並んで栄えた宿場だったが、大火で焼失。わずかに出梁造(だしばりづくり)や卯建の家々が残っている。
 
等覚寺
仏師円空による円空仏が3体おさめられている。
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この先に、妻籠(つまご)宿 馬籠(まごめ)宿 があり、それで木曽路の11の宿場は終わるが、妻籠も馬籠も以前に行っているので、今回は割愛。妻籠の様子は こちら や こちら馬籠の様子も こちら
 
阿智村のハナモモ(その様子は こちら)、そして雪の濁河温泉で一泊し(その様子は こちら)、御嶽山や乗鞍岳などの景色を楽しんだ後(その様子は こちら)、この木曽路巡りをしたのだが、春と冬を行ったり来たりする2日間となった。