金沢に泊まった朝、近江町市場で朝食をとったあと、金沢城に行ってみることに。
 
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天文15年(1546年)に城造りの寺院である尾山御坊が建立され、加賀一向一揆で支配権を得た本願寺の拠点となった。天正8年(1580年)、佐久間盛政が尾山御坊を攻め落とし、金沢城と改称。
明治14年(1881年)、石川門、三十間長屋と鶴丸倉庫を残して焼失。第二次世界大戦が終わるまで陸軍司令部が置かれ、戦後は平成7年まで金沢大学として使われた。
 
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石川門一の門  天明8年(1788年)に再建。
 
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明治から昭和の間、旧陸軍の施設が設けられ弾薬庫が建設された明治~大正期に掘られた煉瓦造りのトンネルも残っている。
 
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三十間長屋
安政5年(1858年)再建。本来は食器類の倉庫だったが、江戸後期には武器・弾薬庫として使われていた。内部も見学できる。
 
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極楽橋 
 
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金沢城では、色々な石垣の石積み方法が見られる。野面積み、打ち込みハギ積み、切込みハギ積みなど。これは、切込みハギの一種で、表面の縁取りだけを綺麗にして、内側を粗いままにしておく金場取り残し積みとのこと。
 
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昔、初めて金沢に来た時は、ここにはあまり建物がなく門などがある城址だったような記憶があったのだが、平成11年(1999年)から復元整備事業が始まっていて、現在も第2期工事が行われているのだそう。 
 
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金沢市内の目抜き通りのビルの壁面には松井選手の国民栄誉賞受賞を祝う大弾幕が。そう言えば、石川県出身だったなぁと。

 
金沢市を後にし、白峰温泉のある白山市へ。
 
白峰温泉の八鵬にチェックイン
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まずは名物のとち餅を。しっかり栃の実が含まれた生地は独特の風味。 
 
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大浴場からは、手取川が望める。 
 
宿で夕食を。 
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きき酒セット。左から手取川、愛、天狗舞。天狗舞が一番好きだったかな。
 
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岩魚の骨酒 つぎ酒もしっかりお願いした。 
 
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先付 山うどの旨煮 スーパーなどに売っている独活とは異なりとても強い山の味がした。
 
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虹鱒のあらい
 
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白峰固豆腐 味比べ3種類
小さな白峰温泉には3軒もお豆腐屋さんがあるので、それぞれの固豆腐の食べ比べ。固豆腐には、通常の豆腐の8倍もの大豆が使われており、中央のものが、1丁(半スミと言う)が1050円もするとか!!
 
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岩魚の塩焼き
 
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煮物  固豆腐、こごみ、生麩、筍、椎茸
 
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蕨の山かけ 
 
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山菜の天麩羅
右の紫のものは加賀野菜の金時草、あざみ、こごみ、よもぎ、タラの芽、筍、コシアブラの7種類
 
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猪鍋 画像には写っていないが下にたくさん猪肉が入っていた。 
 
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虹鱒のお吸い物
 
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今年は何処も雪が多く寒い冬だったのかと思いきや、この白峰界隈では雪が少なく、例年なら空き地に山積みされている除雪された雪で景色が見えないぐらいだが、今年は全くそんな雪もなく、屋根からの雪下ろしも1度で済んだが、珍しく4月に入ってから雪が3回も降ったのだそう。
これから山菜がもっと色々と出てくるとのことだったが、それでも、色々と地の物を食べられて良かった。
 
翌日は、大嵐山に登ったり、ミズバショウを観に行ったり。その様子は追って。