いつもブログでお世話になっている ゆかりんさん に、ここのみたらし団子を勧めて頂いたので、買いに行ってみた。江戸時代後期に創業。創業者の名前が玉屋吉兵衛だったことからこの屋号となり、現在9代目。

「みたらしだんご」と「やじろ」は、注文を受けてからその場で焼いて下さる。
 
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三重県産コシヒカリと国内産水稲もち米を併せたもので作った「たがね」。この地方独特のお餅なのだそう。
それを短冊状に切って焼いたものが 「やじろ」 (画像の左側2本)。本葛でとろみをつけた甘辛醤油だれがかかる。食感は結構しっかりしつつお米の粒が少し感じられる。1本74円。
 
上新粉で作ったものが 「みたらしだんご」 (画像の右側3本)。
やじろと同様の本葛でとろみをつけた甘辛醤油だれがかかる。真ん中をへこませた楕円形のお団子は、津の伝統なのだそう。1本74円。
 
 
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けいらん 130円
お団子の生地でこし餡を包み、赤と黄のもち米を散らして蒸し上げた津の伝統菓子。
お伊勢参りの旅人をもてなした茶店の味がルーツとのこと。
上の乗せた飾りのお米は、黄色もあった。
九代に渡って作り続けている「けいらん」は、上新粉を練る水はできるだけ控えて、しっかりと歯ごたえのあるお餅にし、中の漉し餡には少し塩がきかせてある。
想像以上にお餅の弾力がある。
名古屋などで食べられる「おこしもの」「おこしもん」には、餡がなく甘さは全くないが、何故だか思い出した。

 
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栗じょうよ 140円
 
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桜餅 
 
おなじくゆかりんさんに教えて頂いた松坂市の 源芳菓子店のみたらし団子 もとても気に入っていたのだが、こちらも美味しいので、どちらにすべきか悩ましいところ。いずれにせよ、三重県のみたらし団子はグレードが高いなと。
 
 
三重県津市大門17-18
059-228-2594
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