立山のアルペンルートに行ってみることにした。
 
梅雨の晴れ間で、北アルプスが水田などに映って綺麗だった。
イメージ 1
 
イメージ 14

長野県側から立山に行くには、扇沢までしかマイカーで行けない。その先は、トロリーバス ⇒ ケーブルカー ⇒ ロープウェイ ⇒ トロリーバスと乗り継いで行くことになる。
 
イメージ 12

イメージ 13
まずはトロリーバス。難工事となった破砕帯と言われるエリアは青いランプが付いている。
 
黒部ダム に到着。ここの標高は1454メートル。黒部ダムは、今年で50周年を迎えた。
黒部ダムには、以前に2度来ているのだが、いずれも夏場で放水されていたが、今回は放水はされておらず。放水は6月下旬から10月中旬なのだとか。
イメージ 15
 
イメージ 16
 
ダムの展望台には、220段の階段を上っていくのは、昔と変わらず。新展望台なるものが出来ていたのには驚いたが、2003年に造られたのだそう。
 
イメージ 2
 
立山の中腹にある大観峰まで、ケーブルカーとロープウェイで上がって行く。1.7キロあるロープウェイで、大観峰まで上がるのだが途中に全く一本も支柱がない。
 
イメージ 3
標高1828メートルの地点まで最大31度の勾配を上がって行くケーブルカー。
 
標高2316メートルの 大観峰 に到着。
イメージ 4
 
イメージ 5
黒部湖がはるか彼方の眼下に広がる。
 
そこから再び、トロリーバスで標高2450メートルの 室堂 へ。
イメージ 6
 
雪の大谷ウォーク へ。
イメージ 7
4月16日~6月10日までだけ行ける雪の大谷。
 
イメージ 8
昔は、バス1台がぎりぎり通れる幅の壁だったそうだが、現在は片側をバス、もう片側を歩行者用とした2車線の幅となっている。以前の1車線の時の写真を見せてもらったのだが、やはりその時の方がそれぞれの壁が両側から迫っていて迫力があったかと。。。
イメージ 9
この日で最高地点は15メートル。気温は7度。今年は一番積もっていた時で18メートルの高さがあり、昭和50年代に23メートルを記録したことがある。ブルドーザーで約1億3千万円をかけて作られるのだが、両脇のポールやGPSを使って道を確認しながら掘られるのだそう。
 
雪には地層のような縞になっており、しまった雪、ざらめ雪、固い氷の層、寒暖の差が激しい時に起こるしもざらめ雪、黄砂の層に分かれている。 
イメージ 10
立山をバックに雪の迷路まで造られている。
 
イメージ 11
雪の大谷ほどの高さはなくとも、車も通らず、足元も雪の通路がある。こちらの方が風情があったかな。
 
この後、この日の宿である みくりが池温泉 へ。今回立山に行った目的はこの雪の大谷を観るということだったはずなのだが、みくりが池界隈では何羽もの雷鳥に出会え、満天の星空なども楽しむことが出来、そちらの方の印象がより強いものとなった。雷鳥などの様子は追って。