立山は室堂の 雪の大谷 (その様子は こちら)、そして 雷鳥 (その様子は こちら)などを見て楽しんだ後、この日の宿である みくりが池温泉 へ。
 
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宿の後ろ側には剱岳や立山の主峰、目の前には大日岳や奥大日岳が広がる。
通年営業していて日本一標高の高い温泉は標高1800メートルの 濁河温泉 だが(その様子はこちら)、ここは標高2430メートルに位置して冬季は休業となるが、日本一標高の高い温泉。
 
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宿のテラスからの風景。右側の高い山は奥大日岳(2606メートル)、中央の低い山は大日岳(2501メートル)で、眼下に雲がたなびいている。右側の灰色の地面は地獄谷で、温泉源となっており、水蒸気が絶えず上がり、硫黄の匂いが漂って来る。泊まった部屋の窓からもほぼ同じ風景が広がる。

宿でお昼を。
 
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みくり丼 980円 げんげの唐揚げと白海老のかき揚げが乗っている。
げんげ(幻魚)とは、日本海沿岸の水深200~1500メートルに生息する深海魚で、最大40センチほどの魚。
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白海老のかき揚げ蕎麦 700円

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ブルーベリーのソフトクリームを。
 
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温泉は本当に気持ち良い。眼下の雲を眺めながらお風呂に入る体験は初めて。 
 
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この日は朝が早かったので、しばしお部屋でお昼寝タイム。
山の夕食は早くて、5時半から。
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岩魚の骨酒
 
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こごみの胡麻和え
 
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カンパチと赤貝
  
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トマトと水菜のサラダ
 
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牛肉のたたき
 
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海老焼売のせいろ蒸し
 
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つぼ煮
地元の芦峅寺に伝わる立山信仰にゆかりのある郷土料理で、名前の由来は使う器が壺に似ていたことから。天日干ししたコゴミを戻し、里芋、人参、厚揚げ、こんにゃく、筍などを加えて、醤油味で仕上げたもの。今でもお祝いの席には欠かせない料理なのだそう。 
 
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追加でお願いした山菜の天麩羅
行者にんにく、ふきのとう、こごみ、こしあぶら
 
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夕陽を浴びた立山の主峰はオレンジ色からピンクへと変わって行き、とても綺麗だった。
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大日岳の向こう側に夕日が沈む頃には、雲海が広がっていた。
 
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夜のとばりが降りてくると、星がまたたき始める。
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この日はお天気にも恵まれ、雷鳥達にも出会え、本当に充実した一日となった。翌日は再度、雷鳥を見てから、扇沢まで戻り、そこから北上、小谷(おたり)村に行く。その様子は追って。