
志摩観光協会がやっていて、囲炉裏の炭火で海女さんが海の幸を焼いてくれるお店へ。
あわびコース ひとり5500円を。海女さんがついて下さるので、それとは別に3000円プラスとなる。


備長炭で、目の前で
次々に焼いてくださるのを
いただく。

バタ貝
あっぱ貝とも言う。
肝も美味しい。

サザエも美味しい。
ひとつはうまく最後まで
肝が取れたのだが、
もうひとつは途中で
切れてしまった。
実に残念!
ひとつはうまく最後まで
肝が取れたのだが、
もうひとつは途中で
切れてしまった。
実に残念!

黒あわび
網に乗せると、殻も動くぐらい
とても良く動いていた。

今回、志摩まで来た目的物。
とっても大きな黒あわび。
15センチぐらいはあったかと。
秀逸。
贅沢なことに、あるのはお箸だけなので、まるごと
ガブリとかぶりつく。
これまた肝も美味。
とっても大きな黒あわび。
15センチぐらいはあったかと。
秀逸。
贅沢なことに、あるのはお箸だけなので、まるごと
ガブリとかぶりつく。
これまた肝も美味。

アオリイカ
一旦胴体の外側などを食べさせてもらい、ゴロ(内臓)などは再度焼いてもらう。

鯵の干物と
鰹の漬け
鰹の漬け
もうこの辺りで
お腹がいっぱい。
お腹がいっぱい。

伊勢名物
手ごね寿司
鰹の漬け、紫蘇、生姜などが
寿司めしに混ぜられていて
美味しかった。
担当して下さった海女さんにお聞きした話。
もう引退されておられるそうだが、今は海女の高齢化が問題となっている。
昔はウエットスーツなどがなかったので、女性の方が向いていたが、現在は男性もウエットスーツを着て海女同様に潜って漁をしている。
アワビは、昔に比べると乱獲をしたせいもあるが、海の状況が変わり、数が減ってしまった。
志摩半島の太平洋側で、アワビやウニが良く獲れる。
海は本当に怖いので、見た目はそれほどの波がなくても、赤い旗を合図にそれが挙がると、すぐに海女は漁を止めなければならない。
アワビは岩に貼り付いているので、上手にノミで取らないと、アワビ自身や殻を傷つけてしまい、商品価値が下がる。
大島辺りはとても良い漁場。
潜水時間は長くて1分。 (一番長く潜れる海女さんを紹介して下さったが、とても小さく華奢な方だった。)
NHKの朝ドラのお蔭で、観光客が少し増えたとのこと。
資料館の備忘録 :
<海女>
海女の漁獲物のうち、一番お金になるものはアワビ。キロ当たり5千円前後の値段がするので、ひと夏で15~16日潜って100万円以上稼ぐ海女さんもたくさんいる。
現在、志摩半島の海女は約1千人と推定され、アワビの漁獲量は約50~70トン。
上記海女さんがお話くださったことと同様で、獲り過ぎと海の汚染の影響を受け、この漁獲量でも最盛期の10分の1程度。
近年、ナマコ(アカナマコ)の値段が高くなったので、海女は10~12月にも潜っている。
海女の獲物としては、貝類は、アワビ、トコブシ、サザエ、イタボガキ、海藻類はワカメ、アラメ、テングサ、ヒジキ、他にはナマコ、アカウニ、イセエビ、タコもある。
<アワビ>
鳥羽・志摩地方では、クロアワビ、メガイアワビ、マダカアワビ、トコブシが生息している。
クロアワビ :
大きい物は殻長が20センチ程。クロ、アオなどと呼ばれる。アワビの中では最も高価。水深7~8メートルよりも浅い海底に生息。
メガイアワビ:
大きい物は殻長が17センチ程。アカ、シロと呼ばれる。クロに比べて値段は少し安く、水深7~8メートル以上、20メートルぐらいまでに多く生息。
マダカアワビ:
殻長が24センチを超えることもあり、アワビ類では最も大きい。メガイアワビと同様、アカ、シロと呼ばれる。
クロに比べて値段は少し安く、水深10メートル以上、30メートルぐらいまでに生息。
トコブシ:
殻長が7センチ程。ナガレコ、フクダメとも呼ばれる。数メートルまでの浅い海の岩の下に生息。

海女さんが我々に話して下さる言葉は、関西弁っぽくて全く問題なくわかるのだが、海女さん同士が話されていると全然違ってわからないのにビックリ。
海女さんは、声が大きいのも特徴とのこと。
海女さんに色々とお話しをしていただき、美味しい上に楽しい食事となった。
志摩市志摩町越賀2279 志摩市観光協会 志摩支部
0599-85-1212
www.ama-koya.net/info.html
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