岐阜は郡上市和良町に流れる和良川の鮎がとても美味しいとのことで、それを食べに行ったのだが、その前に近くを少し観光することに。
大滝鍾乳洞

古生代の石灰岩中に生じた断層が地下水によって溶解、拡大されて出来たもので、東西270メートル、南北40メートル、高度差110メートルの範囲に8層にわたって生成している。


洞はほぼ東に向かって直線的に幾段もの滝によって高くなっており、水流が多いことも特徴のひとつ。

普通に歩ける所もあるが、腰をかがめなければ通れないような狭い通路の横には多量の水が流れていたりする。




石灰岩には、古生代ベルム紀のフズリナ化石等が多く含まれ、2億数千万年前、この地域が海底であったこともわかるのだそう。
また、この付近一帯には洞窟が数十あり、そこからナウマンゾウ、ヘラジカ、犬角鹿など現在絶滅した動物の化石が大量に発見され、数万年前、現在よりも寒冷な高原であったと考えられているのだとか。
大滝

地底の滝では、日本一の規模を誇っており、高さ約30メートル。地表よりも60メートル下に位置する。水源は未だ探索されていないが、約4キロ遡ると考えられている。広さがなく、滝が高いので、2枚の画像となってしまった。

縄文洞

標高404メートルから459メートルにわたり、7層の通路から東西100メートル、南北55メートルの範囲に1キロ以上の長さで迷路を形成している。縄文早期から弥生時代に至る先住民の住居跡が発見され、炉跡、炭の層があり、土器、獣骨、人骨が出土。住居跡は、出入口が不明で、そのような先例はないが、おそらく出入口が後に鍾乳石類で覆われたと予想されているのだそう。
内部は一切写真撮影禁止となっているのだが、ここも住居跡というよりは鍾乳洞巡り。住居跡とされる洞は現在はコウモリの住処となっていた。
そんなことよりも何よりも驚かされたのは、電気がついていないので受付で一人ひとつの懐中電灯を借りて、それを頼りに入っていくこと。
大滝鍾乳洞と共に、とても涼しくて気持ち良かったのだが、縄文洞は、暗さという意味でのアドベンチャー気分をも味わうこととなった。
この後、和良へ。その様子は こちら
大滝鍾乳洞

古生代の石灰岩中に生じた断層が地下水によって溶解、拡大されて出来たもので、東西270メートル、南北40メートル、高度差110メートルの範囲に8層にわたって生成している。


洞はほぼ東に向かって直線的に幾段もの滝によって高くなっており、水流が多いことも特徴のひとつ。

普通に歩ける所もあるが、腰をかがめなければ通れないような狭い通路の横には多量の水が流れていたりする。


蜂の巣天井と言われている部分


石灰岩には、古生代ベルム紀のフズリナ化石等が多く含まれ、2億数千万年前、この地域が海底であったこともわかるのだそう。
また、この付近一帯には洞窟が数十あり、そこからナウマンゾウ、ヘラジカ、犬角鹿など現在絶滅した動物の化石が大量に発見され、数万年前、現在よりも寒冷な高原であったと考えられているのだとか。
大滝

地底の滝では、日本一の規模を誇っており、高さ約30メートル。地表よりも60メートル下に位置する。水源は未だ探索されていないが、約4キロ遡ると考えられている。広さがなく、滝が高いので、2枚の画像となってしまった。

横には、台湾の彫刻家が5か月かかって刻んだ大滝洞窟不動尊像。
縄文洞

標高404メートルから459メートルにわたり、7層の通路から東西100メートル、南北55メートルの範囲に1キロ以上の長さで迷路を形成している。縄文早期から弥生時代に至る先住民の住居跡が発見され、炉跡、炭の層があり、土器、獣骨、人骨が出土。住居跡は、出入口が不明で、そのような先例はないが、おそらく出入口が後に鍾乳石類で覆われたと予想されているのだそう。
内部は一切写真撮影禁止となっているのだが、ここも住居跡というよりは鍾乳洞巡り。住居跡とされる洞は現在はコウモリの住処となっていた。
そんなことよりも何よりも驚かされたのは、電気がついていないので受付で一人ひとつの懐中電灯を借りて、それを頼りに入っていくこと。
大滝鍾乳洞と共に、とても涼しくて気持ち良かったのだが、縄文洞は、暗さという意味でのアドベンチャー気分をも味わうこととなった。
この後、和良へ。その様子は こちら
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