あいちトリエンナーレでは、さまざまな催しが同時進行しているが、そのうちのひとつにパフォーミングアーツがある。愛知芸術文化センターの小ホールで行われているお芝居、ままごと「日本の大人」を。
主宰の柴幸男が、初めて子どもに見せることを意識して作るという新作は、30才を過ぎても小学校に通う 「小学26年生」 の大人と、彼とクラスメイトになった現役小学生の交流を描く物語。
作・演出 : 柴幸男
出演 : 大石将弘、秋葉由麻、高田博臣、高野由紀子
(これら画像はHPから)
どんどん成長?大人化?していく子供達に対し、いつもテストの答えをあえて正反対に書いてマイナス100点をもらって小学校を卒業したくない小学26年生の大人とのやりとりが面白い。
お芝居が終わった後、原作者で演出家である柴幸男氏の15分のトークショーがあった。今回はあいちトリエンナーレの方から、子供と大人が一緒に観られるお芝居を作ってほしいとの依頼があって、書いた脚本で、今回のお芝居の一部を事前に小学校で上演したりもされたのだそう。観客が子供達がいるか、大人だけかによっても、観客からの反応が変わるので、「借景芝居」として役者が自然に観客の反応も利用しているとのこと。今後も子供も一緒に楽しめるお芝居を書かれるか?と観客からの質問には、難しいとおっしゃっていた。また、他には、舞台に置かれたスライド式の大道具についてや、ライティングについてもの質問などにも答えておられた。
面白かったのは、観客全員に西小学校の缶バッジがもらえ、観劇し終えて退出する際に「通知表」がもらえること。中のページには出演者の詳細が書かれているが、裏側には 「たいへんよくできました」 の桜マークのハンコも押されている。
会場の柱に、ポスターと同じ絵の塗り絵が貼られていて、大人もクレヨンで塗り絵を楽しめるようになっており、皆さん童心に返って楽しんでおられた。
3年前のあいちトリエンナーレの映像を扱う納屋橋会場に、「踊る大捜査線」 シリーズなどを手がけられた本広克行監督が女優さんを連れて来られていたが、今回もこのお芝居に、女優さんらと見に来られていた。
主宰の柴幸男が、初めて子どもに見せることを意識して作るという新作は、30才を過ぎても小学校に通う 「小学26年生」 の大人と、彼とクラスメイトになった現役小学生の交流を描く物語。
作・演出 : 柴幸男
出演 : 大石将弘、秋葉由麻、高田博臣、高野由紀子
(これら画像はHPから)
どんどん成長?大人化?していく子供達に対し、いつもテストの答えをあえて正反対に書いてマイナス100点をもらって小学校を卒業したくない小学26年生の大人とのやりとりが面白い。
お芝居が終わった後、原作者で演出家である柴幸男氏の15分のトークショーがあった。今回はあいちトリエンナーレの方から、子供と大人が一緒に観られるお芝居を作ってほしいとの依頼があって、書いた脚本で、今回のお芝居の一部を事前に小学校で上演したりもされたのだそう。観客が子供達がいるか、大人だけかによっても、観客からの反応が変わるので、「借景芝居」として役者が自然に観客の反応も利用しているとのこと。今後も子供も一緒に楽しめるお芝居を書かれるか?と観客からの質問には、難しいとおっしゃっていた。また、他には、舞台に置かれたスライド式の大道具についてや、ライティングについてもの質問などにも答えておられた。
面白かったのは、観客全員に西小学校の缶バッジがもらえ、観劇し終えて退出する際に「通知表」がもらえること。中のページには出演者の詳細が書かれているが、裏側には 「たいへんよくできました」 の桜マークのハンコも押されている。
会場の柱に、ポスターと同じ絵の塗り絵が貼られていて、大人もクレヨンで塗り絵を楽しめるようになっており、皆さん童心に返って楽しんでおられた。
さすが、大人の塗り絵。ズボンの柄が綺麗に塗られているだけでなく、良く良くみると、「ままごと」と白い文字が浮き出るように描かれていた。美術系?絵心のある?観客も来ておられるんだなぁと。
3年前のあいちトリエンナーレの映像を扱う納屋橋会場に、「踊る大捜査線」 シリーズなどを手がけられた本広克行監督が女優さんを連れて来られていたが、今回もこのお芝居に、女優さんらと見に来られていた。
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