大好きなフレンチレストラン。
何度か来たいとお電話しても、なかなかとれずにすっかりご無沙汰してしまった。3500円のランチコースを。
 
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グラスシャンパン1800円と共に。
トリュフの香りをつけたポップコーン。
これだけでも十分に嬉しい一品。


バックにかかっているのは、奥様がお正月に3日間で描かれたというお野菜達の素敵な絵。



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<はじまりは海>
ボタン海老と緑竹のタルタル
鱒の卵が散らしてある。




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貝柱のスープをドゥミカップで、そしてベニエ ルージュ・ノワール
貝柱のスープは干し貝柱のエキスが凝縮されていて美味。中華のスープをも連想させられる。
ベニエのルージュは、オリーブにオマール海老のパウダーをまぶしたもの、ノワールはイカ墨のパウダーをまぶしたもの。(本来ベニエは、フルーツを詰めた生地を油で揚げたパスティの総称。)
下には、八角や山椒があるが、香りづけのもの。

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パンはバゲット、クルミ入りのパンが出され、
それ以降は他にもある数種類を見せてくださり
選ぶことが出来る。




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<清流> 岩場の苔に潜む鮎
キュウリのソースの上に鮎のコンフィ。フェンネルや多肉植物の葉などのハーブが乗る。
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イメージ 17<芳香> ウフ・モレ 71度
71度で作られた半熟玉子の上にクルトンやサマートリュフが乗る。
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横には、ご夫婦で一枚、一枚に番号をつけて焼いたバターサンドクッキーがつく。
サンドされたクリームには、マスカルポーネも入っていて、クッキー生地のチーズ風味と共に美味しい。
これだけでも十分な突出しや小菓子になりうる。
このバターサンドクッキーは6月から作り始められたそうで、それから番号をふっているのだそう。ということで友人は453番。5ケタまで頑張るとおっしゃっていた。
 
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シャノンブランのグラスワイン1000円を。


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<海ふたたび、大地と・・・>
ルージェ(ヒメジ)のポワレ サラダ・ド・リ
ややルージェは硬く感じてしまったが、下のお米のサラダが美味。
セップ茸と牛肉でとったお出汁で煮てあるお米に、生野菜が混ぜられ、食感も面白い。散らしてあるのは赤アマランサスの葉。



シャルドネとピノノワールのブレンド1400円




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<クラシカル>
仔牛のラグーとコンキリオーニ 玉ねぎのパウダーとトリュフ
左は仔牛のラグーで濃厚。上には、アピオスという花が散らしてある。右はミンチが入ったコンキリオーニに、サマートリュフが鱗のようにつけてあり、美味。

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<食後の楽しみ> 奥様のご実家からのマンゴーをはさんだパンケーキ風にバニラアイス添え

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コーヒーは、この日の私の服の色で
イメージされたのか、シェフが選んで
くださったコシノヒロコのカップだった。






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プチフール
柔らかいチョコレートケーキ、クッキー、パート・ド・フリュイ、ヌガー風のホワイトチョコレート。







ランチなのに、これだけの品数、そして一品一品の丁寧なご準備で、3500円というのは申し訳ないくらい。
以前と比べ、消費税5%とサービス料5%がかかるようになったが、そんなことでも追いつかないぐらいの美味しく満足のいくランチタイムを過ごさせてもらった。
 
 
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