あいちトリエンナーレの愛知芸術文化センターの その1からの続き。(一部写真撮影不可のものはネットワーク2010のHPより)

愛知芸術文化センターの建物が、東京電力福島第1原発の建屋がすっぽり収まる大きさとのことで、床や壁などにテープを張って原寸大の原子炉などを示し、巨大さを実感させるインスタレーションが館内に施され(その様子は こちら)、8階の会場には、壊れた建屋をイメージしたものが。

「福島第一原発神社」
その中央には、原発建屋の上に和風の屋根を乗せた原発神社のミニチュアがある。


ソ・ミンジョン
「ある時点の総体III」 名古屋市市政資料館の地下にある留置所跡をモチーフとしている。

発泡スチロールを原寸大に再現した模型を一旦壊して、建物が崩壊する瞬間がとどまっているかのように表現している。
↓は、現在の市政資料館の留置所跡。



ミッチ・エプスタイン


フィリップ・ラメット 「合理的ではない瞑想」「人工装具(上昇)」
周りの風景に対し、90度ずれて、まるで立っていたり、座っているように見える。実際には壁に取り付けられた人工装具で身体を固定して撮っている。



彦坂尚嘉「復活の塔」
復活と書かれた裏側には画像右の3面の板にそれぞれメッセージがある。原発事故のみならず、尖閣問題を取り上げた「進撃のチャイナ」もあるのには驚かされた。長者町でも尖閣諸島の海のビデオ作品があったが、今回のトリエンナーレはメッセージ性が高いなと。



リアス・アーク美術館
東日本大震災直後から撮影した写真などを常設展示しているミュージアムから。
オノ・ヨーコさんの一貫したメッセージは、「七幸八宝」。彼女が通っていた幼稚園に、「七難八苦を与え給え」と願う武将の山中鹿之助の言葉が書いてある教科書があり、夫であるジョン・レノンを亡くした時に、あえて「七幸八宝を与え給え」と願ったら、願いは叶い続けているとのこと。


「マイ・マミー・イズ・ビューティフル」
来場者自身の母親の写真を持参して、キャンパスに母親との思い出や写真を貼る参加型の作品。





フロリアン・スロタワ「Museums-Sprint」
作家本人が、美術館の展示室内を走り抜けてタイムを計測するという映像作品。


和田礼治郎 「ISOLA イゾラ」
真鍮で縁取った複層ガラスを水面に浮かべ、水面そのものの存在を視覚化した作品。

中央広小路ビルにも前回と同様2カ所展示がある。

國府理「暗い庭」


藤村龍至 「あいちプロジェクト」
愛知県庁舎と名古屋市庁舎は博物館に変え、道路の反対側の敷地に道州制と中京都構想を見据えた新庁舎想定するもの。デザインをチームH案とM案の2つ提示し、来場者にどちらが良いかを投票してもらうもの。

今回のトリエンナーレのテーマは 「揺れる大地」 ということもあるが、とても東日本大震災の色がはっきり出た作品が多かった。

宮本佳明
「福島第一さかえ原発」
愛知芸術文化センターの建物が、東京電力福島第1原発の建屋がすっぽり収まる大きさとのことで、床や壁などにテープを張って原寸大の原子炉などを示し、巨大さを実感させるインスタレーションが館内に施され(その様子は こちら)、8階の会場には、壊れた建屋をイメージしたものが。

「福島第一原発神社」
その中央には、原発建屋の上に和風の屋根を乗せた原発神社のミニチュアがある。

トーマス・ヒルシュホルン
「涙の回復室」
つるつるとした青いプラスチックシートの水平な広がりに大規模自然災害後の惨状での 「あたりまえのこと」 をそしてアルミフォイルを「涙」としているのだそう。私には、解剖台の上の内臓に見えてしまった。。。
つるつるとした青いプラスチックシートの水平な広がりに大規模自然災害後の惨状での 「あたりまえのこと」 をそしてアルミフォイルを「涙」としているのだそう。私には、解剖台の上の内臓に見えてしまった。。。

ソ・ミンジョン
「ある時点の総体III」 名古屋市市政資料館の地下にある留置所跡をモチーフとしている。

発泡スチロールを原寸大に再現した模型を一旦壊して、建物が崩壊する瞬間がとどまっているかのように表現している。
↓は、現在の市政資料館の留置所跡。


ミカ・ターニラ「フィンランドで最も電化した町」
チェルノブイリ原発事故後、ヨーロッパで最初に作られた原子力発電所オルキルオト3(2015年完成予定)の組み立ての様子を3画面で表現。人口6千人の小さな町に巨大な原子炉が建設されていく。

ミッチ・エプスタイン
「アモス火力発電所、レイモンド・シティー、ウェスト・ヴァージアニア」

ペーター・ヴェルツ+ウィリアム・フォーサイス 「whenever on on on nohow on airdrawing」
フォーサイスが踊る様を5台のカメラで捉えて、5チャンネルビデオで同時に上映するもの。

フィリップ・ラメット 「合理的ではない瞑想」「人工装具(上昇)」
周りの風景に対し、90度ずれて、まるで立っていたり、座っているように見える。実際には壁に取り付けられた人工装具で身体を固定して撮っている。

ジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラー 「40声部のモテット」
16世紀の音楽家トマス・タリスが作曲した40の声部からなる声楽曲「我、汝の他に望みなし」を、40人の声で別々に録音し、それを会場の40個のスピーカーで再構成しているもので、なかなか面白かった。
16世紀の音楽家トマス・タリスが作曲した40の声部からなる声楽曲「我、汝の他に望みなし」を、40人の声で別々に録音し、それを会場の40個のスピーカーで再構成しているもので、なかなか面白かった。


彦坂尚嘉「復活の塔」
復活と書かれた裏側には画像右の3面の板にそれぞれメッセージがある。原発事故のみならず、尖閣問題を取り上げた「進撃のチャイナ」もあるのには驚かされた。長者町でも尖閣諸島の海のビデオ作品があったが、今回のトリエンナーレはメッセージ性が高いなと。


「復活の塔」
被災者が詠んだ和歌をヒノキ材に刻んだもので造られた塔。

リアス・アーク美術館
東日本大震災直後から撮影した写真などを常設展示しているミュージアムから。
オノ・ヨーコさんの一貫したメッセージは、「七幸八宝」。彼女が通っていた幼稚園に、「七難八苦を与え給え」と願う武将の山中鹿之助の言葉が書いてある教科書があり、夫であるジョン・レノンを亡くした時に、あえて「七幸八宝を与え給え」と願ったら、願いは叶い続けているとのこと。

オノ・ヨーコ「光の家の部分」

「マイ・マミー・イズ・ビューティフル」
来場者自身の母親の写真を持参して、キャンパスに母親との思い出や写真を貼る参加型の作品。


「生きる喜び」 テレビ塔につけられたもの。昼間はわかりにくいが、夜になると、浮かび上がる。

「ウイッシュ・ツリー」
来場者がそれぞれの思いをたんざくに書いたものが吊り下げられている。

ステファン・クチュリエ「メルティング・ポイント ハバナno.2」
実際の建築物を撮影した複数のイメージを重ね合わせて制作されたもの。東京の国立新美術館でアンドレアス・グルスキー展を観たが (その様子はこちら)、それとどう手法が違うのか素人目には良くわからなかった。。。
フロリアン・スロタワ「Museums-Sprint」
作家本人が、美術館の展示室内を走り抜けてタイムを計測するという映像作品。


和田礼治郎 「ISOLA イゾラ」
真鍮で縁取った複層ガラスを水面に浮かべ、水面そのものの存在を視覚化した作品。

丹羽良徳
モスクワ市内の各家庭を巡回して、家庭に残されているウラジーミル・レーニンに関するあらゆる物を探し、発表された時のもの。
中央広小路ビルにも前回と同様2カ所展示がある。

國府理「暗い庭」

「虹の高地」
「焦熱の大地」
ひっくり返った車体の中に草木が生い茂っていて、文明が滅びた後の楽園をも意味しているのだとか。

藤村龍至 「あいちプロジェクト」
愛知県庁舎と名古屋市庁舎は博物館に変え、道路の反対側の敷地に道州制と中京都構想を見据えた新庁舎想定するもの。デザインをチームH案とM案の2つ提示し、来場者にどちらが良いかを投票してもらうもの。

まるで投票所と同じようになっている。
今回のトリエンナーレのテーマは 「揺れる大地」 ということもあるが、とても東日本大震災の色がはっきり出た作品が多かった。
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