友人夫婦を案内がてら、浅草にやって来たところ、物凄い人・人・人・・・
聞けば 「東京時代祭」 なのだとか。おまけにこの日は浅草寺の酉の市とも重なった3連休のなかび。そう言えば、9月に東京に来た時には、偶然にも 赤坂の氷川祭 を見かけたが (その様子は こちら)、どうもお祭りに遭遇することが多い。

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平成元年より始められた行事で、平安時代から現代までの歴史を再現する行列。馬道通りから雷門通りを練り歩くのだそう。
三社大権現祭礼
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一本歯のゲタを上手に天狗さんは履いておられた。

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神輿一の権現

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神輿二の権現

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神輿三の権現

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田楽踊りの名残を留めるびんざさら舞の人達(花笠の後ろの)など。
びんざさら舞に使われるびんざさらとは、編木、拍板などと書く。竹、あるいは木の薄片数枚から百枚前後の上部を紐で束ねた楽器で、民俗芸能の中でも田楽系統の踊りに用いられ、神事びんざさら舞で使うびんざさらは、長さ15センチ、厚さ0.6センチの檜の板を百八枚重ねた木製のもので、左右両端を両手で持ち、アコーディオンのように開いたり閉じたりすると、板と板がふれ合って音を出す。見た所、五箇山のこきりこともそっくり。(五箇山のこきりこの様子はこちら

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江戸開祖の太田道灌などを次々と後進していくが、「御石曳」なる一行も。

慶長8年(1603)に、征夷大将軍となった徳川家康は、江戸の大拡張工事の為、諸大名に命を下し、相模や伊豆海岸など、城に適した岩や石を有しなおかつ、江戸に近いという条件を満たした地域から石を曳かせて来たその様子だった。

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徳川家康などの行列が次々とやってくるが、友人夫婦には日本の歴史は難し過ぎたので、この辺りでパレード鑑賞は終え、浅草寺へ。

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浅草寺名物の大提灯が?!
10年に1度の雷門の修復工事の真っ最中で、大提灯が絵に変わっていてビックリ。この絵になっている期間は8月19日~11月までとのことなので、ある意味、珍しいものを観られたかな。

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酉の市も重なって、仲見世はとにかく凄い人だった。友人夫婦は、週末の大阪道頓堀で、こんなに大勢の人を観たことがないと言っていたが、ここでは文字通りグーの根も出ないというのか、声も出せず。ショッピングが大好きな彼らだが、この時ばかりは我々を見失うまいと、他のお店にはわき目もふらず。
この後は、東京観光でジョインしてくれた日本人の友人と別れ、六本木に夜景を観に。その様子は追って。