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ダーバンよりもコースト沿いを北上すると、ズールーランドという地方があり、そこには数多くの自然保護区があるので、クリスマス休暇を利用して行ってみることにした。

まずは世界遺産にも登録されている広大な湿地のイシマンガリソ iShimangaliso グレーター・セント・ルシア The Greater St. Lucia 湿地公園へ行くことにした。




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N2という国道の高速道路を北上していくのだが、傍らでは牛がのどかに草を食み、ちょこっと車道に下りて来てしまった牛さんを、牛飼いの少年が慌てて追いかけていたり。
この日は12月25日だったので、牛飼少年はサンタさん帽をかぶっていて可愛かった。




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セント・ルシアの目抜き通りには、パイナップル、バナナ、マンゴーなどがずらっと並べて売られている。パイナップルは、日本で食べるほどの大きさはなく、こぶりな物だが甘くて美味しい。




イシマンガリソ iShimangaliso グレーター・セント・ルシア The Greater St. Lucia 湿地公園
以前はグレーター・セント・ルシアと言われていたが、2007年にズールー語の 「驚異」 を表すイシマンガリソと変更された。
アフリカ最大の入江であるセント・ルシア湖を中心に、インド洋に沿って北はモザンビークの国境沿いまで南北約280キロ、面積は3280平方キロメートルと大規模で、南アフリカでは3番目に大きな自然保護区。
生態系も5つからなり、インド洋に面した海洋生態系、長さが180メートルにも及ぶ世界最大級の森林に覆われた砂丘のある東岸生態系湖群生態系湿原生態系、かつては海岸で森林となった西岸生態系とがある。
そして、そのさまざまな土地には、530種類もの鳥類、1200匹のナイルワニ、800頭のカバがおり、保護区内にはザトウクジラがやって来たり、2種類のウミガメが産卵したり、深海はシーラカンスの生息地ともなっている。

まずは、セント・ルシア湖の東側を自分達の車でゲームドライブすることに。
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早速、Amazibu Panと言われる池でカバに遭遇。






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バッファローがじっと何かを
睨んでいる?固まっている?と思いきや、目の前には大きなナイルワニ。






イメージ 6さすがはカバが南アでは一番多いというこの保護区。
間近にカバ達の自然な姿を見ることが出来る。


大きなカバが小さなカバを食べている?
いえいえ、カバは草食動物。
あんぐり大きな口を開けて威嚇する
遊び?トレーニング?の真っ最中。

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私だって、負けてないわよ~っと身を乗り出せば、



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何言ってるの? ほーら私の方が大きいでしょと。




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ちゃんと見てなさい、こうやって口は開けるものよ。


若者のしつけ、ちゃんとやってくれてるみたいですねぇ
と手前では何頭もの大人達がのんびりしている。



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アフリカクロトキ
African Sacred Ibis  
Threskiornis aethiopicus 
喉まで真っ黒ではないので未だ幼鳥かも?


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アフリカヘラサギ
African Spoonbill
Platalea alba





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アフリカレンカク 
African Jacana 
Actophilornis africanus

器用に、蓮の葉の上を
歩いていた。






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岩場となっている海岸線もあり、その辺りには可愛い花が咲いていた。






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グロリオーサが普通に野生で咲いている。
華道やフラワーアレンジメントではお馴染みでも
野生とは、なるほど、アフリカ原産なのだと実感。

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延々と続く砂浜
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世界遺産とは言え、皆の浜辺。
大勢の人達が、駐車場でブライ
(南ア版バーベキュー)を家族で
楽しむなど、パーティ真っ最中。




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少し小高い場所から、海と反対側に目を転じれば、湿地がずっとはるか彼方まで続き、サバンナも広がる。
この後、低地におりて、他の動物達にも会いに行くことに。