
小さな一軒の離れになっていて、メインの建物に朝食を食べに。


ポーチドエッグやオムレツを。


セントルシアの船着き場から、湖を行くボートツアーがあるので行ってみた。

ボートは2階建て。
あまりに陽射しが強いので
私は1階に陣取っていたが
さすが西洋系の人達は
日焼けが大好き。

船着き場のある辺りには葦が多く生えていて
ハタオリドリの巣がたくさんあった。
コガネハタオリ
Yellow weaver
Ploceus subaureus
ハタオリドリの巣がたくさんあった。
コガネハタオリ
Yellow weaver
Ploceus subaureus

出港してまず出会ったのが
大きな泳ぐワニ。
ここ一帯に約1500匹が生息し、大きなものは7メートルにも及ぶ。
ワニは2月頃まで、セントルシアの河港付近から15キロほど北の上流へ移動するので、この辺りではあまりこの時期には見られないとのこと。巣作りの為と考えられ、3年前から調査が始まっている。

オオヤマセミ メス
Giant Kingfisher
Megaceryle maximus
なるほど、その名の通り、
他のカワセミより
ずっと大きかった。
Giant Kingfisher
Megaceryle maximus
なるほど、その名の通り、
他のカワセミより
ずっと大きかった。

カバは泳げないので、川底を爪先立ちして歩いている。
メスが群れを支配しているのだが、
船の周りをぐるぐる回っているこのカバはオス。
一緒にいた2頭は、ボート嫌いで、この一頭だけが
ボートに寄ってくるのだそう。


目や鼻のピンクの部分は油分を含んだ粘膜が覆っていて、太陽光線をブロックし、抗生物質を含んでいる。
水に入る時は耳も眼も鼻も閉じることが出来、水中では鼻に着いたヒゲで振動を感じ取っている。
大きなものは4メートルもの巨体。
水の中だと時速20キロ、地上だと時速40キロで走れる。

メスは赤ちゃんを他のオスが殺す可能性があることから(ライオンなどと同様)、生後3~4週間は群れを離れて赤ちゃんと共に過ごす。
この群れは1歳の男の子以外は全員メス。

こんな感じで間近で
カバなどを観察できる。
カバなどを観察できる。

マングローブは2種類。
白っぽく背の高いものと、低い緑のものと。

アフリカトキコウ
Yellow-billed Stork
Mycteria ibis
Yellow-billed Stork
Mycteria ibis

エンビコウ
Woolly-necked Stork
Ciconia episcopus

サンショクウミワシ
African Fish-Eagle
Haliaeetus vocifer
メスの方がオスよりも小さい。
つがいの片方が死んでしまうと、生き残ったもう片方も
全く食べなくなって死んでしまうとのこと。
African Fish-Eagle
Haliaeetus vocifer
メスの方がオスよりも小さい。
つがいの片方が死んでしまうと、生き残ったもう片方も
全く食べなくなって死んでしまうとのこと。
また、大きなカバの群れに出会った。


子供は生後まだ1週間で、母親が非常に神経質になっていることから遠巻きに。赤ちゃんカバは息継ぎの為にふわっと上がって来てはすぐに水中に入る為、うまく写真には撮れず。
ワニがカバの子供を狙うことも多い為、お母さんカバはずっと警戒中。
カバは実は非常に危険な動物で、親子の間に入ってしまうと、(勿論食べられることはないが)人間が殺されることも。

牙の隣には500ミリリットルのペットボトルなので
その大きさがわかるかと。
中は空洞になっているが、それでも重たかった。
牙は戦う為にあり、噛む力は6トンにも及ぶ。
セントルシア湖は海抜1メートル程度だが、2003年に一度海よりも低くなったことがある。地図にはセントルシア湖が海へとつながっているように描かれているものが多いが、実際には2007年から、湖と海はつながらなくなっている。
カバは、なわばりを非常に大切にし、水辺で自分の糞を尻尾を使ってまき散らしてそのなわばりを示す。その糞を小魚が食べ、小魚を水鳥が食べ、、、というように豊かな自然が育まれているのだそう。
午後はクロコダイルセンターに行き、夜8時からのナイトゲームドライブに参加した。その様子は<4>で。
コメント