午前中、シュシュウェ Hluhluwe にあるズールクロック Zulu Croc と言うワニ&ヘビ園に行くことにした。まずはロッジのある保護区の敷地を出るのに30分のドライブを。その間も、まるでゲームドライブ。

イメージ 17














イメージ 18





クドゥ?の雌、インパラのメスが
見送ってくれた。







イメージ 19





オグロヌーも。








イメージ 20



オナガホウオウジャク 
Long-tailed Paradise-Whydah
 
Vidua paradisaea

前日も観たが、この日は枝の先に
とまってくれたので、より綺麗な尾が
見易かった。
身体は12センチ程度だが、尾もいれると38センチにもなるとのこと。 





ズールークロック
Zulu Croc に到着。
クロック(ワニ)園と言っても、蛇も多数おり、まずはガイドさんが蛇について色々と教えてくださった。

イメージ 1




イメージ 2






イメージ 3





このコブラはとても獰猛で、
ガラス越しだろうが、こちらを威嚇して
我々を襲おうとしては、ガラスに
ぶち当たっていた。


日本で蛇やワニのガイドさんの説明は生体などが主だが、さすがここはアフリカ。噛まれた時の対処や症状など、事細かだったのには驚いた。

アフリカには回帰線の南からで蛇は151種類いる。
舌は匂いを嗅ぐもので、二股に分かれた先端にその機関があり、その舌を口の中に入れてから匂いを感じている。赤外線を感じ取ることも出来る。

大別すると4種類に。

イメージ 4① 締め付けるもの
ニシキヘビなど大きい個体で、締め付けて殺すもの。獲物はしめつけられた時に叫ぶなどしてしまう為、肺から息を出してしまうので、締め付けられると死んでしまう。その後20時間ほどかけて呑み込む。
南アでニシキヘビを殺すことは禁止されており、捕まると10年投獄される。
蛇の皮は濡れているように見えても実は乾いている。
寿命は45~50才。幼い時は成長が早く、年を重ねても徐々に大きくなっていく。年がいって歯が無くなると食べられずに死んでしまう。
身体をコイル状にして同じ温度に保って、22~60個の卵を抱卵する。他の蛇や鳥に殺されることもあるが、人間が一番の天敵で、2~3%しか生き残れない。

我々もこの小さ目のニシキヘビ君を持たせてもらい、いかに皮が乾いているかなど、体験できる。
一緒にいたイタリア人の親子の7~8歳の男の子も大喜び。

イメージ 5
② 神経毒(細胞毒)
フォレストコブラなど、牙に毒のあるもの。神経毒で、噛まれると脊髄や脳に毒が回る為に麻痺してしまう。
噛まれた後に解毒剤を注射しても、アレルギー症状を起こしてしまいより酷い状態に陥ることもあるので、自宅にある解毒剤を他の人には与えないようにと!(家に解毒剤があることに驚いてみたり・・・)
噛まれた部分をすぐに口で吸っても、口の中に小さな傷があるとそこから毒が回るので死んでしまう。
蛇は牙の中の毒を3メートル先まで飛ばすことが出来る。毒を撒く目的としては、相手を威嚇する意味と、相手の眼を見えないようにして食べる為と。
もし眼に毒がかかった場合、すぐに水で洗えば、4~5日で見えるようになるが、そのままだと12~15時間ほどで失明してしまう。
人間が口の唾を吐いてもすぐに唾が湧いてくるのと同様、蛇の毒はすぐに出てくる。


イメージ 6

③ 血液毒
噛まれても最初は痛くないが、麻痺して、血液が眼や耳から出てくる。

④ 部分毒
噛まれた部分が壊死して黒くなる。放置すると、時間をかけて酷く痛む中、死ぬことになる。
時間が経つと噛まれた手足などを切り落とすしかない。


ここで一番猛毒なヘビ。他に比べると、とても小さかった。


イメージ 7

アフリカにはワニは主に3つに分けられる。

① ナイルワニ 
歯は55回生え変わる。
口を開ける力は弱いので指で押さえることが出来るが、噛む力は非常に強い。
人間を20秒で食べることが出来る。
園内で一番大きいものは、49歳で5メートル。
卵の時に高温だとオスが、低温だとメスが生まれる。
ワニの脳味噌は身体の大きさの割に、わずか親指の先程度と非常に小さい。


② アフリカクチナガワニ
バッファローなどは食べず、魚や鳥などを食べる。
イメージ 8










イメージ 16


③ アフリカコビトワニ dwarf
西アフリカに生息し、大きくても
1.5メートル程度と大きくならない。







イメージ 9





鶏肉を投げ込んだとたん、
水に居たナイルワニが
一斉にやって来た!






イメージ 10

イメージ 11










ぞろぞろやって来る後姿も何とも言えず・・・




ガイドさんが鶏肉を与える時、
高くまでジャンプしてパクリ!







イメージ 12




園内にはズグロメンガタハタオリの大きなコミュニティがあった。
南の種は北と異なり頭黒でない。




ズグロメンガタハタオリ Village Weaver
  
Ploceus cucullatus











イメージ 13




オスは一生懸命、巣作り中。






イメージ 14






それを後目にのんびりさえずっているのはメス。







イメージ 15





メスは、オスの巣が気に入らなければ
巣を壊してしまうのだそう。































こんな感じでとても器用に編んで行く。






すぐそばにズールー族のクラフトセンターがあったので、立ち寄ってみた。
イメージ 22

イメージ 21











イメージ 23







これは何をするものでしょう?
答えは画像を拡大して下さい。


この後、ロッジに戻って、ライノリザーブのゲームドライブに参加。その様子は追って。