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サントンに泊まって2日目、日曜の朝。
郊外へ出かけようとしたら、朝からマラソン大会をやっていた。
やはり白人が多いが、老若男女と言ったところか。






スタークフォンテン洞窟 Sterkfontein Cave
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世界遺産に指定されている 「人類のゆりかご」 と称される洞窟に併設されている展示室をまず見学。
1896年に金の探鉱者によって発見された洞窟だが、1947年に類猿人アウストラロピテクス・アフリカヌスの頭蓋骨が発見された。



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約200万年前の女性のもので、「ミセス・プレス Mrs. Ples」 と
名付けられている。ここにあるのはレプリカ。



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洞窟は深い所で約40メートルとのことだったが、あいにくヨハネスブルグ界隈はずっと続いた長雨のせいで、洞窟内も水に浸かり、未だこの時は足元が非常にぬかるんで滑りやすく危険ということで洞窟内に入ることは出来なかったが、担当の人が色々と解説をしてくれた。


ミセス・プレスは、この洞窟で生活をしていたわけではなく、偶然、岩の割れ目から洞窟に落っこちて息絶えてしまっただけなので、生活の痕跡はこの洞窟にはない。
他にも洞窟はこの辺りに200あるとも言われているが、農場の所有地内に多いことから、13か所しか調査されていない。他の洞窟には、火を使った痕跡があったりもするとのこと。


マロペン・ビジターセンター Maropeng Visitor Centre
スタークフォンテンが入れなかったからとこちらを勧めてもらったのだが、、、

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「ビジターセンターは古墳、すなわち埋葬塚の形をしており、地下深くに眠る人類の祖先の秘密を象徴しており、その展示品は過去からの発見を現在に導く旅として体系的に展示されている、地下の船旅や特に子供たちに配慮したインタラクティブな展示など、画期的な手法・・・」
とあったのだが、


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まるで子供だまし的なアトラクションのボートに乗る意味があるのだろうか。。。
展示物は、スタークフォンテンにあったミニ博物館を広く豪華にしただけで重複するもの多々。。。んーー。

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それよりも、ここからの眺めの解説の方が興味があった。
この辺りは、日本で言うところの関ヶ原古戦場跡。
1899年~1902年のボーア戦争の激戦地となったあちこちの場所が見渡せる。



ライオンパーク
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完全に普通の動物園。ただ、そこでライオンに触れられるというのがここのウリ。

この子達で生後3カ月。生後6か月まではこうやって触らせてもらえるそうだが、生後6か月ともなると、相当大きそう。
しぐさや表情など、まるで猫のようでとっても可愛い。





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お腹をこちょこちょすると、
後ろ足で、かゆいかゆいと
動かすしぐさも可愛い。







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肉球も柔らかくてぷにゅぷにゅ。
しかし、生後3カ月でこの手の大きさ!
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イメージ 13可愛い寝顔や瞳。
このまま大きくならずにいたら、連れて帰りたいぐらいだが(笑)

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キリンにも餌やりが出来る。人間が高い台の上に乗り、そこでキリンに餌をやる。柔らかい唇と舌で食べるので、全く手は痛くもなく、とっても表情も可愛い。
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大きな身体や頭に比べると、案外、首が細いことにもビックリした。



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白いライオンの子供も。

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カッショクハイエナ Brown hyaena 
Hyaena brunnea

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これまたダチョウにも触れる。結構ゴワゴワな
毛だったので、シャンプーしてあげたいぐらい。









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ピクニックエリアの横には、キリン、ブレスボック、インパラなど草食系動物が色々といる。





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そこから隔てられた、200ヘクタール(493エーカー)に大人のライオン達がグループごとに飼われていて、そこを自分達の車で走ることが出来る。

区別がつかないぐらいソックリな顔??!!


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食事をしているもの以外は、
もうダレダレ。


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窓は開けないよういと
言われているが、
ついつい開けたくなる。








隣接して隔てられた場所には、リカオンとチーターが居た。
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リカオン Wild dog  
Lycaon pictus





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チーター Cheetah  
Acinonyx jubatus









ライオンパークから戻る時、郊外から街を眺めてみる。
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左側の高層ビルがあるのがサントン、右奥の丘の高いタワー(ヒルブロウタワー)があるのがヨハネスブルグで、タワーの少し左にあるのが、ポンテシティアパート。

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少しだけヨハネスブルグに寄ってみたが、何だかラリッてる?人が挙動不審なことをしていたりしたので、早々退散。
後で知ったのだが、、、(我々は危険な所に行ってから後でその事実を知ること多々なので、決して良い子はマネはしないで下さい)
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(以下、wikipediaより抜粋)
このヒルブロウ地区は、アパルトヘイト時代において、ヨハネスブルグの中心地として繁栄していた。1970年代までは白人居住地区であり、有色人種の居住は認められていなかった。アパルトヘイト廃止以降、無職のアフリカ系住民やギャングの本拠地となり治安が極度に悪化しており、ヨハネスブルグ市都市圏内の危険地帯のひとつと言われる。
ヒルブロウタワーは、1971年にテルコムSAの通信事業ために建設された。1981年以降、観光客の入場は認められていない。
ポンテシティアパートは、173m、54階建で、住居用ビルとしてはアフリカ最高の高さを誇る。またアフリカで最初の円柱形の高層ビルで、かつては白人富裕層の象徴とまで言われたが、アパルトヘイト終了後の1990年代にギャングが侵入し治安が荒廃してかつての住民はほとんどが退去してしまい、ヒルブロウ地区の犯罪の象徴となってしまった。2007年5月、所有者が変更されて、467の居住・商業エリアに改修するとともに周辺地域の開発もあわせて行う再開発計画が公表された。しかし世界金融危機の影響で資金提供が得られなくなり、再開発計画は中止となった。


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夜のサントンのネルソン・マンデラ・スクウェアは、ライトアップされていて綺麗。
ここだけなら夜でも出歩ける貴重な所かと。










翌日は、リボニア通りにあるレリーズリーフというアパルトヘイト時代のマンデラさん達の秘密基地?へ。その様子は追って。