ミッドランドミアンダー Midland Meander は、結構気に入っているのですでに2度行っているのだが、未だ行ききれていない所がある。
紅葉がギリギリ見られるかも、ということで、第3弾として、行ききれなかった所を網羅しに行くことにした。
のどかな牧場などの風景が続き、牛さんや馬さんが時折お出ましになる。





ヘビクイワシ Secretarbird Sagittarius serpentarius
なんとなんと、野生のヘビクイワシを発見!! 結構スタスタ早く歩くので、草の影になって撮り辛かった。
ヘビクイワシは、確かに南アに多く生息しているのだが、未だ出会ったことはなく、掛川花鳥園で日本でもここだけというヘビクイワシのショーを観たぐらい(その様子は こちら)。
この日は野生のヘビクイワシが見られただけでも来た甲斐があったというもの。
ミッドランドミアンダーでも、一番北側のエリア、この山の向こうは、隣国レソトという所まで足を伸ばした。
Hlatikulu Crane Centre
Entabeni Education Centre の中にある、ツルの保護施設を見学。
世界中にツルは15種類いるが、そのうちの3種類が南アに生息している。ツルは湿地などに生息している為、農地開発やダムの建設、宅地開発等により、世界中でその数が減っており、絶滅が危惧されている種も。
この施設では、その3種類の傷ついたツルのリハビリテーションセンター。

ハゴロモヅル Blue Crane
Anthropoides paradiseus
南アフリカの国鳥。
ハゴロモヅルもかつての1割しか現在生息していない。4~5歳でつがいになり、繁殖期でない時は群れをなす。2~3個の卵を産み、1~2羽が孵化するが、両親は雛どおしが戦わないように分けて育てる。ここでは親に育ててもらえなかった残った1羽を人間が育てているのだそう。

我々が雛を観るべく檻のそばに近寄ろうとするだけで、親鳥達はかわるがわる雛と我々の間に割って入ろうとするぐらい、雛を大事に守っていた。
尚、毎日餌をあげる飼育係の人ですら、嫌がってつっついて来るので、餌を檻の中に入れたら、速攻、檻の外に出ていると言っておられた。ハゴロモヅルは、一度、Tala Game Reserve で観て以来。その様子は こちら

ホオカザリヅル Wattld Crane Bugeranus carunculatus

飼育係のおじさんが、前で両手を広げてみせて誘い、我々にホオカザリヅルが羽を広げた所を見せてくれた。
ホオカザリヅルは非常にその個体数が激減しており、現在、野生では245羽しか南アにはいない。
1個の卵を産んで、2~3日後に2つ目を生む。
通常鳥は、同時に複数個の卵を産んで、一斉に親鳥が温めるのだが、ホオカザリヅルは1個目に孵化した雛と共にその場を去ってしまうので、未だ生まれる前の2個目の卵の雛は死んでしまうのだそう。

このホオカザリヅルは未だ若いので、色が薄い。
前回、4月にミッドランドミアンダーに来た時に、Karkloof Conservation Centre の上空を飛んでいる2羽のホオカザリヅルを観たが(その様子は こちら)、そんなに貴重な245羽のうちの2羽を観ていたとは。

ホオジロカンムリヅル Grey Crowned Crane Balearica regulorum

農地、公園、庭、ゴルフ場などにも現れる。4個の卵を産み、1年で1~3羽の雛をかえす。ホオジロカンムリヅルの脅威は、ペットとして捕まえられたり汚染されたりすることなのだそう。
この子は脚が悪くて保護された。
放し飼い状態だが、人間に助けてもらってからというもの、ずっとこのリハビリテーションセンターにおり、飼育係の人がこの近くの自宅に帰ると、そこまで飛んで付いて来て、夜はそこで寝るのだそう。



未だ若い2羽は、頭部などが茶色。ほんとに可愛い雛だが親がいない。ついばみ方を学ばせる為に、餌は同じなので、ほぼ同じ大きさの鶏と一緒に飼っているのだそう。

このハヤブサも傷ついているところを助けられて、ここでリハビリをしている。

なんとなんと、リハビリテーションセンターの外にある池に、野生のホオジロカンムリヅルがやって来ていた!

Silver Hill Lodge
お腹も空いたので昼食を。予約も何もしていなかったのだが、軽食しか出来ないが、、、と言って快く受けてくれ、丁度いらしたご主人が、ご飯が出来るまでの間にロッジの部屋も案内して下さった。

ロッジからの眺め。左のピークは、Mt. Cleopatra 右のなだらかな山は Mt. Lebanon。

クレオパトラ山の頂きからは、パラグライダーをしていた。




南アフリカのこの地でも、標高が高い為、冬は雪が降ったりする。ただし、日本のように一日の気温の寒暖の差が激しくない為、なかなか綺麗な紅葉は望めないのだが、ここには少しだけだが、綺麗なモミジやカエデがあった。思いがけなく、ヘビクイワシやツルも観られた上、紅葉にも出会えた秋晴れの一日となった。
紅葉がギリギリ見られるかも、ということで、第3弾として、行ききれなかった所を網羅しに行くことにした。

のどかな牧場などの風景が続き、牛さんや馬さんが時折お出ましになる。





ノビタキ African Stonechat Saxicola torquatus

ヘビクイワシ Secretarbird Sagittarius serpentarius
なんとなんと、野生のヘビクイワシを発見!! 結構スタスタ早く歩くので、草の影になって撮り辛かった。
ヘビクイワシは、確かに南アに多く生息しているのだが、未だ出会ったことはなく、掛川花鳥園で日本でもここだけというヘビクイワシのショーを観たぐらい(その様子は こちら)。
この日は野生のヘビクイワシが見られただけでも来た甲斐があったというもの。

ミッドランドミアンダーでも、一番北側のエリア、この山の向こうは、隣国レソトという所まで足を伸ばした。
Hlatikulu Crane Centre
Entabeni Education Centre の中にある、ツルの保護施設を見学。
世界中にツルは15種類いるが、そのうちの3種類が南アに生息している。ツルは湿地などに生息している為、農地開発やダムの建設、宅地開発等により、世界中でその数が減っており、絶滅が危惧されている種も。
この施設では、その3種類の傷ついたツルのリハビリテーションセンター。

ハゴロモヅル Blue Crane
Anthropoides paradiseus
南アフリカの国鳥。
ハゴロモヅルもかつての1割しか現在生息していない。4~5歳でつがいになり、繁殖期でない時は群れをなす。2~3個の卵を産み、1~2羽が孵化するが、両親は雛どおしが戦わないように分けて育てる。ここでは親に育ててもらえなかった残った1羽を人間が育てているのだそう。

雛も居た。生後6か月程度。
我々が雛を観るべく檻のそばに近寄ろうとするだけで、親鳥達はかわるがわる雛と我々の間に割って入ろうとするぐらい、雛を大事に守っていた。
尚、毎日餌をあげる飼育係の人ですら、嫌がってつっついて来るので、餌を檻の中に入れたら、速攻、檻の外に出ていると言っておられた。ハゴロモヅルは、一度、Tala Game Reserve で観て以来。その様子は こちら

ホオカザリヅル Wattld Crane Bugeranus carunculatus

飼育係のおじさんが、前で両手を広げてみせて誘い、我々にホオカザリヅルが羽を広げた所を見せてくれた。
ホオカザリヅルは非常にその個体数が激減しており、現在、野生では245羽しか南アにはいない。
1個の卵を産んで、2~3日後に2つ目を生む。
通常鳥は、同時に複数個の卵を産んで、一斉に親鳥が温めるのだが、ホオカザリヅルは1個目に孵化した雛と共にその場を去ってしまうので、未だ生まれる前の2個目の卵の雛は死んでしまうのだそう。

このホオカザリヅルは未だ若いので、色が薄い。
前回、4月にミッドランドミアンダーに来た時に、Karkloof Conservation Centre の上空を飛んでいる2羽のホオカザリヅルを観たが(その様子は こちら)、そんなに貴重な245羽のうちの2羽を観ていたとは。

ホオジロカンムリヅル Grey Crowned Crane Balearica regulorum

農地、公園、庭、ゴルフ場などにも現れる。4個の卵を産み、1年で1~3羽の雛をかえす。ホオジロカンムリヅルの脅威は、ペットとして捕まえられたり汚染されたりすることなのだそう。
この子は脚が悪くて保護された。
放し飼い状態だが、人間に助けてもらってからというもの、ずっとこのリハビリテーションセンターにおり、飼育係の人がこの近くの自宅に帰ると、そこまで飛んで付いて来て、夜はそこで寝るのだそう。

人間に慣れているので、アップも撮らせてもらった。


未だ若い2羽は、頭部などが茶色。ほんとに可愛い雛だが親がいない。ついばみ方を学ばせる為に、餌は同じなので、ほぼ同じ大きさの鶏と一緒に飼っているのだそう。

このハヤブサも傷ついているところを助けられて、ここでリハビリをしている。

なんとなんと、リハビリテーションセンターの外にある池に、野生のホオジロカンムリヅルがやって来ていた!

Silver Hill Lodge
お腹も空いたので昼食を。予約も何もしていなかったのだが、軽食しか出来ないが、、、と言って快く受けてくれ、丁度いらしたご主人が、ご飯が出来るまでの間にロッジの部屋も案内して下さった。

ロッジからの眺め。左のピークは、Mt. Cleopatra 右のなだらかな山は Mt. Lebanon。

クレオパトラ山の頂きからは、パラグライダーをしていた。

敷地を散策させてもらった。




南アフリカのこの地でも、標高が高い為、冬は雪が降ったりする。ただし、日本のように一日の気温の寒暖の差が激しくない為、なかなか綺麗な紅葉は望めないのだが、ここには少しだけだが、綺麗なモミジやカエデがあった。思いがけなく、ヘビクイワシやツルも観られた上、紅葉にも出会えた秋晴れの一日となった。
コメント