今夜は中秋の名月。

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水平線からあがる満月を撮りたいとは思ったものの、水平線には雲がかかっていて諦めていたら、ぽっかり出て来た。

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中秋の名月が、必ずしも満月とは限らない。昨年までの3年間は中秋の名月が満月だったのだが、少しずつずれていき、今年は明日が満月。

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ともあれ、中秋の名月は愛でるだけでは飽き足らない。

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NYに居た時には、中秋の名月の前に、台湾人の友人から月餅をもらうなど、月餅好きとしては嬉しいシーズンでもあった(その様子は こちらこちら)。 
日本だと横浜中華街でシーズンの月餅を買って楽しんでいたものの、名古屋では見当たらず、しばらく美味しい月餅にご無沙汰していたところ、なんとなんと、南アで香港の月餅 (美心) が輸入されていたので、思わず嬉しくなって買ってみた。
大2個、小4個で、375ランド(約3750円)

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雙黄白蓮蓉 塩漬けの黄身が2個入った白蓮餡。

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雙黄蓮蓉 塩漬けの黄身が2個入った蓮餡。やはり、白蓮餡よりも色が黒い。

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伍仁 ナッツがぎっしり。

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蛋黄豆沙 
塩漬けの黄身が1個で、周りは小豆餡。この小豆餡はあまり濃厚でない。黒糖を使った小豆餡と塩漬け黄身が合うのでそれを期待したのだが。

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減糖松子仁白蓮蓉 松の実の入った白蓮餡。お砂糖控えめバージョン。

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減糖蛋黄白蓮蓉 
塩漬け黄身が1個入った白蓮餡。お砂糖控えめバージョン。

面白いなと思ったのは、6年前の香港製の月餅には減糖の月餅など、お砂糖控えめバージョンはなかったのだが、確かに月餅は非常にカロリーが高いので、時代の流れで伝統菓子も変わるのだなと。
月餅 とは wikipedia より抜粋

古代の月餅はお供え物として中秋節に食べられていた。しかし時の移り変わりとともに、月餅は中秋節の贈り物に用いられる食品へと変わっていった。中秋節に月餅を食べる習俗は唐代に出現した。

最も有名な物は「広式」と呼ばれる広東省のスタイルで、柔らかめの餡や皮を用い、茹でた鹹蛋(xiándàn; シェンタン。アヒルの卵を塩水に漬けたもの)の黄身を入れたものに人気がある。小豆餡の他、ハスの実の餡やナツメ餡なども一般的である。一方、北京など北方の物は一般的に水分が少なめの餡を使い、クルミや松の実などのナッツを入れたものが多い。