南アのレストラントップ5に入っている、Jackie Cameron と言う女性シェフによるレストラン。
ベスト10のほとんどは、ケープタウン郊外のワイナリーのあるエリアか、ケープタウンやサントンと、我が家からでは気軽に行ける距離ではなく、このお店だけが唯一の射程圏内。

イメージ 1



ランチを。
スパークリングワインと 
キールロワイヤルを。



イメージ 2









突き出しのこのナッツがいっぱいのパンが
非常に美味しく、チーズスティックもしっかり
チーズのお味がしていた。
無塩バター、有塩バター、黒オリーブの
タップナード、タマネギを甘く煮たものがつく。


イメージ 3
ア・ラ・カルトで自分でコース仕立てに出来るようになっている。
前菜、メイン、デザートとあるが、ポーションが少ないので、増やして注文してくれて良いとのこと。
そこで、ふたりで前菜3種類、メイン3種類、デザート2種類をとることに。






イメージ 4







イメージ 5


"Saldanha Bay" farmed Green-lipped Mussels  
with Caviar and chunky Butter roasted home-made Bread  R94
クリーム仕立ての中のムール貝は程良く火が入っている程度で美味しい。細かく刻んだ人参とセロリは、非常に挑戦的なぐらいに生っぽく、食感を楽しませようとしているのかと思うが、その必要があるかどうか。

自家製パンがつくが、これは揚げてあるパンに
粗塩がふってあるもので、脂っこ過ぎた。


イメージ 6

Fresh "Wayfarer" Trout,
with "esposito" Ham Espuma, Exotic Mushrooms, caviar, "Karma" Orange and Fennel Marmalade Beurre Blanc  R108
マスが良い具合に焼けていて美味しい。
右側の白いものは、クリームチーズのような風味のオレンジとフェンネルを和えたバター。美味しいが、この右側の盛り付けのアイデアはいかに?



イメージ 7
"Lowland's" Biltong and Butternut Risotto  
with "Cremalat" Gorgonzola and Crispy Sage Leaves  R99
南ア名物の乾し肉であるビルトンを使ったお料理というので注文してみた。
バターナッツスクアッシュ(カボチャの一種)のリゾットに、ゴルゴンゾーラ、揚げたセージの葉、そして乾し肉のビルトンが乗る。
ビルトンはビルトンなのだが、無理して乗せなくても・・・と言った印象かも。


イメージ 8Green-listed farmed Kob
with your Greens, Pea Puree and Creamy Risotto  R115
Kobは大きな白身魚で、少し酸味のある白いソースを自分で好きなようにかけられるように別につく。柔らかくて美味しい。
アスパラもいける。
透明の容器の中には、グリーンピースをクリームと和えたリゾット。思った以上にあっさりしていて、グリーンピースの味が良くわかり、いける。

イメージ 9


Pan Seared Crispy "Dargle Valley" Duck Breast  
with Potato Spaghetti, Butternut Puree, hot roasted Hazelnuts and Cinnamon infused Red Wine Sauce  R135
鴨肉を未だこの国のスーパーやお肉屋さんで見たことがなかったので、思わず注文。
日本の合鴨とは全く違った、正真正銘の鴨。結構しっかりしたお味。
ヘーゼルナッツと赤ワインソースが合う。
横には、バターナッツのピューレで、その上にはポテトの千切りを揚げた物。
バターナッツのピューレも美味しいのだが、いかんせん量が多かった。



イメージ 10
Roasted "Lowland's" Beef Fillet
with Exotic Mushrooms, baby Yorkshire
Puddings and English Mustard Sauce  R130
ソースは別に来て、好みでかけるようにと。
お肉はミディアムレアを依頼。美味しい。
ペイビーヨークシャープディングは、ちょっと
多過ぎた感が。
赤玉ねぎを砂糖やバルサミコと煮た物がある
一方、まるで中華の火入れのようなしゃきしゃきの白い玉ねぎなど、アクセントを考えておられる。



イメージ 11
Tart Marshmallows 
with Lemon Curd, homemade Citrus Sherbet 
and Silver balls   R46 
画像ではわかりにくい一番奥に、ふわふわ 
もっちりしたマシュマロがあるが、
とっても甘くて、私でも閉口。
手前にあるシトラスのシャーベットが 
きりっとさせてくれ美味しい。


イメージ 12





Beer "Float"
Peanut Butter Semi Freddo, Caramelised Bananas and
Beer Ice Cream with Maple candied "Dargle" streaky Bacon 
R48
中央の2つの三角は、ピーナッツバターのセミ・フレードで、
周囲にころんころんとあるのが、ビールのアイスクリーム。
このアイスクリーム、いける。

イメージ 13

確かにポーションは小さ目だが、あれやこれやと 
食べつつ飲んでいたら、お腹がいっぱいに。






イメージ 14










イメージ 15


イメージ 16






ホテルのダイニングでもあるので、とても立派な内装。









イメージ 17
お庭には、椿を始め(行ったのが6月なので冬の始め)、
色々な花が咲いていた。
イメージ 18













イメージ 19



イメージ 20

















イメージ 21

イメージ 22















イメージ 23





何頭もの馬達がいた。








アムシュランガのレストランよりも、このレストランはずっとずっと美味しいと思うのだが、9月にケープタウンのワイナリーのレストランを何軒か行ってみて、いかにそちらのレベルが高いかが良くわかったので、ここがベスト5に入っているのは、ケープタウン以外からもということで、場所柄、選ばれたのかなぁと、やや微妙な気がした。


Mooi River, Kwazulu-Natal
033-263-2713
www.hartford.co.za