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カルタゴやバルドー博物館を見学し、ようやくチュニスに戻って来た。



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中心部に入るところにあった門。
アラブの壁の門だけが現在残っている。

ホテルにチェックイン。ウエルカムドリンクは、
ライムとレモンのノンアルコールカクテルだった。


ホテルからの眺めは抜群。

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ちょうど夕陽を眺めながら。広い通りは、ハビブ・ブルギバ通りで、そのずっと先はフランス通りと名前を変え、メディナの入口のフランス門で終わる。

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チュニス中心部の東にはチュニス湖が広がり、その先に地中海へと続くチュニス湾がある。

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夕食まで時間があったので、周りを散策してみることに。フランス植民地時代の雰囲気が色濃く残っている。

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市民劇場


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大聖堂



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フランス大使館前は、(雑誌社襲撃よりも前だが)
戦車なども備えて有刺鉄線で囲うなど、ものものしい警戒ぶり。



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メトロが、このエリアでは 
地上を走っている。
20年ぐらい前から 
地下鉄はあるとのこと。







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フランス門
バーブ・ブハル
旧市街であるメディナへのメインゲートとなっている。

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時間が遅かったので、メディナの中は 
さわりだけ覗いただけ。
後日、時間のある時に再度行くことに。




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アーケードが続く中に、ひときは綺麗なタイルの所が。
モスクだった。

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徐々に街に灯りがともって来て、ハビブ・ブルギバ通りは、多くの人達がそぞろ歩いていた。
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屋外に置かれたテーブル席のカフェも大人気で、
通りも賑わっていた。



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時計塔前は車が行き交っている。
その前は1月14日広場と言われる場所で、
すぐそばに内務省があることから、そこも 
警察が有刺鉄線などでブロックしていた。



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ホテルに戻り、夕飯の時間までバーで少し休憩。
奥はお馴染みセルティアビール、手前はサクランボのリキュール。
おつまみには、チーズとアーモンドがついて来た。

この日はクリスマスイブだったのだが、ホテルでは入口にクリスマスツリー等が飾ってあり、夕食もガラディナーとのこと。
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チュニジアはイスラム国なれど、ビールも造れば、ワインも造っている。

玉石混交とも聞くが、取り敢えず、白の一番お勧めのものを。
ホテルプライスで、1本2500円程度だったかな。


ナプキンがスワン型に!







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前菜

右側の海老の下には、
生野菜と共にラズベリーの入ったもの。
手前はカシューナッツのクリームが生野菜の上に
中央は、ブリオッシュの上に
フォアグラのテリーヌ風。

奥は、ラズベリー、ストロベリー、マンゴーのソース。
手前にはニンニクのソース。


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白アスパラガスのスープ 
薄いパンにチーズを乗せて 
焼いたものがつく。
このスープは小麦粉たっぷりと 
言った印象でいまひとつ。




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スズキ?のような
白身魚を蒸したものに
揚げたパセリ。
下には、ラズベリー、
ストロベリー、マンゴーの
ソースが敷かれている。

お魚だけで十分美味しいのに、前菜とまるまるかぶったソースはいらないなと。



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メインは鶏肉。
中に、アーモンド、ピスタチオなどの 
ナッツ類がスタッフされ、ソースには 
フィグ(イチジク)のソース。
これは美味しかった。
左上の付け合わせはカットされた 
ジャガイモと金時人参。


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レモンソルベ
とってもふんわりしていて美味しかった。



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フォンダンショコラとバニラアイスクリーム。
メレンゲ菓子とクラッシュしたピスタチオ添え。
フォンダンショコラはもう少し中から 
とろ~りと出て来てほしかった。


チュニジアの首都チュニスで、一番のホテルのフレンチ。やはり前菜とお魚に同じソースはちょっと残念だったが、チュニジアにしては凄く頑張っているというのがわかるので、良かったと言うべきかな。

夕食が終わって、しばし部屋から夜景を。
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この日教えてもらったことの備忘録:

チキンは街中では1キロあたり4~500円ほどするが、地方に行けば1キロあたり150円程度。
羊肉や山羊肉も食べるが、南部では山羊肉が多い。南部ではラクダ肉も。

ここ4年ほど干ばつが続き、小麦はアメリカから輸入している。

生産し輸出している代表的な物として、オレンジ・レモン・タンジェリンなどの柑橘類(25種類ある)、ブドウなど。

紀元前586年に現在のエルサレムにあったユダヤ教のシナゴーグが壊され、ジューイッシュの人達は北アフリカ方面に逃げて来て定住。世界で一番古いジューイッシュのコミュニティがある。

人口は、2012年現在で、約1078万人。
政府は、各家庭の子供2人までの教育費や医療費などの面倒をみるが、3人目からは全てその家庭が支払うようになっていて、人口の95%が子供は2人までしか持っていない。

憲法が出来てから、王族たりとも納税するようになった。

産油国でお金持ちのカタールやサウジアラビアなどがチュニジアに投資している。

同じイスラム国のアルジェリア、エジプト、モロッコの小学校ではアラビア語しか教えていないが、チュニジアでは、小学校からアラビア語とフランス語が必須で、義務教育中に英語も教わる。

ホームレスは違法行為として禁じられている。
政府やお金持ちや赤十字がそう言う人達をサポートして、施設などに入れている。

クリスマスである12月24日、25日は、チュニジアでは宗教的な行事に関しても寛容なので、イスラム教徒もジューイッシュなども祝う。

長い歴史の間に、多民族が混ざっていることから、苗字が一緒で同じ民族でも宗教が異なったり、苗字が一緒でも民族が異なるなど、複雑化している。

サハラ砂漠で天然ガスが採れ、北アフリカではナイジェリアに次いで二番目にクルードオイルがある。産油国であるアルジェリアやナイジェリアはガソリン代は安いが、チュニジアでも石油もあるがガソリン代には税金がかけられ、その税金で病院などの運営がまかなわれている。

ディーツは、225種類あるが、そのうち100種類ほどは食べられない。