(記事アップが遅れており、これは11月末~12月初頭に日本に一時帰国した時のものです。)

お気に入りの鯖のなれ寿司や、はや寿司を久しぶりに。

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馴寿司 1350円

4年前とお値段がほとんど変わっていない。

あらかじめ、しっかり熟成したものが好きだとお願いしていたのだが、昔にいただいたものよりもやや漬かりというか馴れ具合が浅いような気がする。





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はじっこの部分のご飯はまるでチーズのように発酵していたのだが、昔はその部分がもっと多かったような・・・
琵琶湖の鮒寿司に通じるものがあって美味。







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早寿司 1050円

これは、鯖寿司として、他の鯖寿司の追随を許さない美味しいさ。








馴(なれ)寿司とは (お店のパンフレットより抜粋)

もともと飯を発酵させて魚を保存することから始まり、その魚だけを食したのが寿司の起源だが、室町時代には飯も一緒に食べるようになり、それがそのまま現在まで受け継がれて来たのが紀州のなれ寿司。
有田・日高地方では鯖、串本から新宮にかけてはサンマや鮎とその地方で大漁に獲れる魚を使い、正月や祭に各家庭で漬け込まれた。

弥助のなれ寿司は、1ヶ月以上塩漬けにして一昼夜塩抜きにした鯖を塩飯の上に乗せ、あせの葉で巻きつけて桶に詰め、重石を乗せて10日ほど漬け込んでいる。酢、砂糖、その他調味料を使わず発酵のより酸味や風味を得ている。

早寿司は、近年長い間待たず、酢を用いて一夜で食べるもの。


和歌山市本町4-31
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