今月は、餌になるイワシがたくさん海岸線にやって来たからか、とにかくイルカを良く見た。

6月1日の様子 15~20頭ぐらいが朝に南下
6月8日の様子 数頭が朝に北上
6月15日の様子 初めて見たイルカのサーフィン
6月20日の様子 20頭以上ものイルカ達が、一斉にサーフィン
6月22日の様子 30頭ぐらいが南下しては捕食

そして 6月23日は:
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20~30頭以上が、とても海岸の近くを南下し、また北上、そして南下したのだそう。いっぱい居るよと連絡をもらったのだが、あいにく出かける所で、しっかり見られず、これは家のバルコニーから撮ったもの。

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6月25日は:
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これまた家の窓から見た様子。この時はそれほどおらず、少し遠い所を泳いでいた。

6月28日は:
プロムナードを歩いていると、イルカの2つの群れに遭遇。ひとつの群れはサーフィンをしていた。
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サーフィンを楽しんだスポットからやや南下しては、再度サーフィンを。手前のイルカ君は潜らずに上手に波に乗っていた。

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次の群れはとても穏やかに南下していたので、スタンドアップパドルの人も、そばまで漕いで観に行っていた。

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彼はイルカの釣り人ではありません!(笑)

6月29日は:
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一つ目の群れはゆっくりと南下を。

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カヤックの人達も並走。

ところが、2つ目の群れは猛スピードで南下!
こんなに水しぶきをあげながら、縦2列になって泳いで行くのは初めてみた。
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遊んで高くジャンプするのとは全く違って、全速力で身体を半分程度水面に出したり潜ったりしながら泳いで行く。どうやら魚の群れを発見し、フルスピードで追っていたもよう。

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かと思うと、魚の群れの所までたどり着いたようで、いきなり止まって向きを変えて捕食を始めた。
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高いジャンプではないが、しっかり様子を見られて良かった。

この日は、後もう1つの群れが、のんびり遊びながら泳いでいると友人から連絡をもらったのだが、あいにくその時には出かけなければならず、そのイルカ達は見られず。
ミナミハンドウ(バンドウ)イルカ  Indian Ocean Bottlenose Dolphin  Tursiops aduncus
水族館などで芸を披露するのもこの種類が多い。
体長約2.6メートル、体重230キロ。通常のハンドウイルカよりもインド洋のミナミハンドウイルカの方がやや小さく、通常のハンドウイルカが片側に21~24本の歯があるのに対し、ミナミハンドウイルカは方側に23~29本の歯がある。
南アでは、メスが9~11歳、オスが11~15歳の時に繁殖活動をする。
1分間に2~3回の呼吸をし、1秒間に1000回ものクリック音を出してその音の跳ね返りによって、水中の物体の場所や大きさや形を認識することが出来る。
眠る時は、片目だけを閉じる。約10時間眠るのだが、片方の脳が休んでいる時でも、もう片側の脳は作動していて浮上し呼吸をする。
時速30キロほどスピードを出すことが出来る。

通常は、約900頭ぐらいが1年を通して、クワズルナタール州の海岸線界隈に生息しているのだが、イワシがやって来るサーディンラン(その様子は こちら)の時には、何千頭にも増えるのだそう。

7月ぐらいまでイワシが海岸線にやって来るそうなので、来月も活発なイルカ君達に出会えることを期待したい。