(2014年の年末から2015年の年始にかけて行ったチュニジア旅行記は、しばし中断しておりましたが、すっかり忘却の彼方になってしまう前に備忘録として、残りを記事アップすることと致します。)
クサールギレンを後にし、タメズレット村へ行く途中のドライブイン?で、アーモンドティを。



マトマタ界隈のアーモンドには、マグネシウムが多いことから、子供達の骨を強くするのだそう。マトマタ産のアーモンドは、他よりも高価。
隣では、おじいさんが水タバコを楽しんでいた。
タメズレット村


敵から身を守る為に高所に村が造られたベルベル人の村。パン作りがとても上手で有名。
500人ほどが暮らしているが、4つの部族で構成され、基本的に同族婚とのこと。
その為、耳の聞こえない人が多いのだとか。
片側は砦、片側は住居となっている所も。
他の場所のベルベル人は、穴居住宅に住んでいる。
そのうちの一軒を訪問させてもらった。

斜めの岩山をくり抜いたような所が玄関。


中庭に面して、いくつもの扉があり、そのうちのいくつかのお部屋を見せてもらった。


お母さんがお茶を入れてくれ、息子ちゃんが石臼で小麦を挽く実演をしてくれた。

歓迎にと、焼いたパンとオリーブを食べさせてくれたが、このパンがとっても美味しい。
これはセモリナ粉を使ったパンで、男性が焼いたもの。女性は、5種類もの粉を併せてパンを作るのだそう。

可愛い猫が何匹も居た。
子猫に見えたのだが、これで大人サイズで、
サソリを食べてくれるので飼われている。


ドリアと言う花が咲いていた。
何処までもこういった荒涼とした土地が続く。地面の上の細かい緑の点は、野生のローズマリー。
トゥジェンという村。この村の住人は、青い目に金髪の人が多く、ドイツ人やオーストリア人の末裔が住んでいるのだそう。
マトマタ (旧マトマタ)

一軒の穴居住宅を1976年と2000年の 「スターウオーズ」 の撮影に使ったことから、村起こしになり、今はその住居はホテル&レストランとなっているシディ・ドリスでお昼ご飯を。


クレープ生地に卵などをはさんだブリック
ベルベル人の食事であるクスクスには、ソースを
たっぷりかけて。



バーでは、スターウオーズの撮影シーンの写真が飾られ、スターウオーズのビデオが上演されている。
ホテルでもあるので、空いているお部屋を見学。

お部屋入口

内部


中庭
建物の外側から中庭を覗いてみると・・・

大きなくぼみがあるだけに見えるが

中庭の周りに部屋が配置されている。
こう言った中庭がいくつも掘ってあり
その中庭と中庭をつなぐトンネルで
移動するようになっている。
こう言ったベルベル人の伝統的な穴居住宅はこの一帯には、いくつもある。


一見、住居には見えないが、、、

中央部分に入口が。
この後、エル・ジェムの円形闘技場などを見に行く。その様子は追って。
クサールギレンを後にし、タメズレット村へ行く途中のドライブイン?で、アーモンドティを。



マトマタ界隈のアーモンドには、マグネシウムが多いことから、子供達の骨を強くするのだそう。マトマタ産のアーモンドは、他よりも高価。
隣では、おじいさんが水タバコを楽しんでいた。
タメズレット村


敵から身を守る為に高所に村が造られたベルベル人の村。パン作りがとても上手で有名。
500人ほどが暮らしているが、4つの部族で構成され、基本的に同族婚とのこと。
その為、耳の聞こえない人が多いのだとか。
片側は砦、片側は住居となっている所も。
他の場所のベルベル人は、穴居住宅に住んでいる。

何もない岩山かと思いきや、小さな入口があり、その岩山の奥が住居。
そのうちの一軒を訪問させてもらった。

斜めの岩山をくり抜いたような所が玄関。

玄関の暗い通路を抜けると、広い中庭に出る。

中庭に面して、いくつもの扉があり、そのうちのいくつかのお部屋を見せてもらった。


お母さんがお茶を入れてくれ、息子ちゃんが石臼で小麦を挽く実演をしてくれた。

歓迎にと、焼いたパンとオリーブを食べさせてくれたが、このパンがとっても美味しい。
これはセモリナ粉を使ったパンで、男性が焼いたもの。女性は、5種類もの粉を併せてパンを作るのだそう。

可愛い猫が何匹も居た。
子猫に見えたのだが、これで大人サイズで、
サソリを食べてくれるので飼われている。

結構この日は寒かった上、ここは標高が1100メートルと
高いこともあっていきなり雪が降って来た。白いものが雪。
この家は、石を焼いて造るのだそうで、生計は、
パン作りや、他の町で新聞を売ったりしているとのこと。
高いこともあっていきなり雪が降って来た。白いものが雪。
この家は、石を焼いて造るのだそうで、生計は、
パン作りや、他の町で新聞を売ったりしているとのこと。

ドリアと言う花が咲いていた。

何処までもこういった荒涼とした土地が続く。地面の上の細かい緑の点は、野生のローズマリー。

マトマタ (旧マトマタ)

一軒の穴居住宅を1976年と2000年の 「スターウオーズ」 の撮影に使ったことから、村起こしになり、今はその住居はホテル&レストランとなっているシディ・ドリスでお昼ご飯を。


クレープ生地に卵などをはさんだブリック

たっぷりかけて。


デザートは、チュニジア定番
スイーツであるマクロード。
スイーツであるマクロード。

バーでは、スターウオーズの撮影シーンの写真が飾られ、スターウオーズのビデオが上演されている。
ホテルでもあるので、空いているお部屋を見学。

お部屋入口

内部

部屋には窓はないので、明りは電灯か、
入口を開けて中庭からの明かりを取ることになる。
入口を開けて中庭からの明かりを取ることになる。

中庭
建物の外側から中庭を覗いてみると・・・

大きなくぼみがあるだけに見えるが

中庭の周りに部屋が配置されている。
こう言った中庭がいくつも掘ってあり
その中庭と中庭をつなぐトンネルで
移動するようになっている。
こう言ったベルベル人の伝統的な穴居住宅はこの一帯には、いくつもある。


一見、住居には見えないが、、、

中央部分に入口が。
この後、エル・ジェムの円形闘技場などを見に行く。その様子は追って。
この日教えてもらったことの備忘録
ベルベル人の言葉には、文字がない。学校では、フランス語とアラビア語を学んでいる。
チュニジア政府は子供は一家に2人までを推奨しているが、ベルベル人は子供が多く、最低でも4人は居り、他の部族などとの結婚はない。
ベルベル人は1100万人ほどいるが、そのうちの15%がこのエリアに住んでいる。
マトマタの男性は、非常にプライドが高い。マトマタ出身とは言わず、首長の名前がついた村の名前をそれぞれ出身として言うぐらい。
マトマタは、旧マトマタと、新マトマタとがある。旧マトマタの穴居住宅は、掘ったトンネルなどが壊れて死亡者が出るなどした為、政府が新マトマタを造った。政府が井戸を掘り、穴居住宅の住人を新しい家に移住させたもので、新マトマタに転居した人々は20年かかって政府にローンを支払うシステムとなった。
マトマタの女性は工芸品などを作って売ることで、男性よりも稼ぎが良い。
ローマ帝国時代、馬が一日に移動できる距離である64キロごとに街が造られたが、この辺りは山間部なので、40キロごとに街が造られた。
チュニジア南部には、スーダンからやって来た人も多い。オスマントルコ時代に、奴隷としてスーダンから連れて来られた人達が、奴隷解放後もそのまま住み着いたもので、スーダンに行ったことがないスーダン人も多いが、スーダンのダンスをしたりと伝統を守っている。
マトマタ近くのガベスという街は、ムハンマドの理髪師が葬られている所として聖地となっている。ガベスは石油の積出港ともなっている。
紀元前146年から、フェニキア人はジブラルタル海峡を越えて中国などにまで遠征しており、レバノンにもフェニキア人が居た。
リビアから、200万人の難民が来ている。かつて、お金持ちのリビアは、チュニジア人に良くしてくれたと言う経緯がある。リビアはアラブ諸国の中で唯一のイタリアの植民地だった。
2010~2011年にチュニジアから起こったジャスミン革命後、物価はそれほど変わらず、少し給与が上がった。ただし、ストライキが頻繁に起こるようになり、長く続くと何か月にも及ぶ。
山羊の皮もフランスやドイツで撥水性があるジャケットとして使用される。羊毛や山羊の毛の市は夏にだけ開かれる。
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