(2014年の年末から2015年の年始にかけて行ったチュニジア旅行記は、しばし中断しておりましたが、すっかり忘却の彼方になってしまう前に備忘録として、残りを記事アップすることと致します。)

エル・ジェムにあるユネスコの世界遺産にも登録されている円形闘技場へ。

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本国のローマのコロッセオよりも保存状態が良く、地中海世界でも3番目の規模の円形闘技場。

1世紀頃のエル・ジェムは、人口約4万人の豊かな都市で、オリーブオイルを扱う交易都市。
2世紀までは繁栄したが、3世紀にはオリーブオイル交易への重税により衰退してしまった。



何万人もを収容できるのだが、混乱を避ける為に扉がいくつもあり、3000人ごとに割り当てられたドアから入って出るようになっていた。

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縦149メートル、横124メートル、高さ36メートル、アリーナの直径65メートル。

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7世紀には、中東からチュニジアに攻め込んで来たイスラムアラブ軍とベルベル人との決戦が行われた場所でもある。
また、近世では、ドイツ軍が中に逃げて来たこともある。



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地下に降りて行く。

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ライオンなども地下に飼われていて、ロバが餌になっていた。












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剣闘士達が戦いの場へと
歩いて行く通路。








ホテルに戻って、大晦日の年越しカウントダウンディナーパーティ。
イメージ 8お料理は、ユーロアジアンミックスなるプレート、とのこと。


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ツナとアボカドのお寿司まで出て来たのには驚いた。
海老の春巻き?
海老のムースとイカ

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フォアグラのブリュレのクリームスープと 
言うが、フォアグラはほんのほんの少し?


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午後8時ぐらい(だったかな?)から始まったディナー。
とてもゆっくりコースが進んで行き、途中に余興のバンドや、
このような曲芸の人まで席をまわって楽しませ、12時までの
時間を持て余さないようにスケジュールされている。


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鮭の中華風




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口直しのレモンのシャーベット
後ろの銀色のものは、風車?を模したチョコレート。
何故に風車?




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牛肉のフィレ、醤油ソース
ほうれん草、松の実、ライスコロッケ
梨の形をしたポテト添え




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キャラメルとハーブの上に乗った
白鳥の卵、という設定のデザート
アイスクリームだった。
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食事も終わる頃には、▲の帽子、仮面?、笛?、紙テープなどが配られ、音楽に合わせて、皆が席を立って、それぞれの肩や腰に手を回して順次進んで大騒ぎ。





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今まで、チュニジアの田舎はもとより、首都チュニスであっても、髪をスカーフでまとめて露出を控えた女性が多かったのだが、ことパーティとなるとこの格好!!
動いているので、なかなかうまく写真が撮れなかったが、ピンクの帽子を被った女性のヒールは、レディ・ガガもビックリな凄いデザインのヒール。

そう言えば、エジプトのナイル川クルーズの船上パーティでは、中東から来たと思われる女性が、それまでのスカーフをはずし上着を脱いで踊り出したのだが、それはそれは派手な格好をしていたことを思い出した。




最後は皆が、ステージそばに来て、ダンスしながらカウントダウンを待つ。
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派手なお姉さんはもとより、おじさんどおしも一緒になって、踊っているのが可笑しかった。


そしてカウントダウン。10・9・8・・・と画面に合わせて、皆も盛り上がるのだが・・・ 何か違うぞ!

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新年を迎えて皆、ハグハグと大喜び。









何が違うか、動画でお気づきになっただろうか?
Merry Christmas! と言うのは、楽しいクリスマスを!と言う意味で、クリスマスとは、イエス・キリストの誕生日である12月25日を指すのではと思うのだが・・・????

通常チュニジア人は、キリスト教のクリスマスはもとより、西暦の新年は祝わないのが普通で、このホテルで騒いでいる人達は西洋風な(西洋かぶれな?)、お金持ちの層かと思われるのだが、しかし。
誰も異を唱えない、イスラム圏のチュニジアのオチ付のおかしな年越しとなった。