(2014年の年末から2015年の年始にかけて行ったチュニジア旅行記は、しばし中断しておりましたが、すっかり忘却の彼方になってしまう前に備忘録として、残りを記事アップすることと致します。)

ハリグラ Hergla
ポート・エル・カンタウイと言うリゾート地にあるホテルに泊まったのだが、まずはそこからすぐ北にある港町、ハリグラ Hergla に行った。
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ハリグラには、ベルベル人が住む。普通ベルベル人は山の穴居住宅など住むのだが(その様子は こちら)、ここのベルベル人はアンダルシア地方からやって来た人達で、かつては船を盗む海賊で、漁業と農業で生計を立てている。現在は、マグロの養殖もしているのだとか。

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ここのベルベル人は白い顔で、シディ・ブ・サイドと同じ民族。(シディ・ブ・サイドの様子は こちら)白い壁に青い扉や窓などは、シディ・ブ・サイドと似ている。
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モスクも白と青

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男性は全く普通なのだが、ハリグラの女性は独特な格好をしている。

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買い物する時もこんな感じ。
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ポート・エル・カンタウイ Port El Kantaoui
ハリグラからすぐ南のリゾート地。サウジアラビア人が巨万の富を投じてリゾート化した。
リゾート地と言うこともあって、オフシーズンの半年間は空いている貸マンションが多いとのこと。
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ヨットハーバーや、27ホールものゴルフ場まである。

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我々もこのリゾート地の海沿いのホテルに泊まったのだが、すぐお隣の5つ★ホテルのリウ・インペリアル・マルハバ Riu Imperial Marhaba では、先月銃を持ったテロリストが28人もの外国人を殺害した。

ハーバーにスーパーマーケットがあったので、寄ってみた。
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外国人観光客が多いせいか、普通にビールが売っている。1ディナール=約70円

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もとはベルベル人の食べ物だったクスクス。すっかりチュニジア料理として定番となった。

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リゾート地だけあってか、輸入物のお菓子も売っていた。

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チュニジアはかつてフランス領だったので、フランスパンは常食。

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海沿いのレストラン Lido Sousse で昼食を。新鮮そうなお魚が並ぶショーケースもある。

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定番辛いハリッサとフランスパンとオリーブの塩漬け。缶詰のツナも乗ったチュニジアサラダ。

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ここのブリックは、中が卵で、半熟で良い感じだった。

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Kamounia Octopus 柔らかく煮たタコがふんだんに。美味しい。

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地元のチュニジア人にも人気のお店のようだったが、熟年カップルがワインを注文して女性も飲むなど、他の町ではあまり見かけない光景に、やはり都会なんだなぁと。


この後、スースと言う街へ。その様子は追って。