
アンタナナリボのホテルでの朝食。



早朝、東に位置するペリネ特別保護区へ向けて出発。

小高い山の上の左側は、かつては世界遺産だった女王宮。残念ながら1995年の火災で内部は全て燃えてしまった。その右側は、大統領のパレス。

朝霧が立ち込めていた。

休耕田では煉瓦を作っては焼いている。
3日間、煉瓦は乾し上げられる。

家屋には日干し煉瓦は使わず、赤土と牛の糞を混ぜて煉瓦を焼くが、焼く燃料はゴミを使っているのだそう。

首都アンタナナリボのゴミはこの左手の煙があがっている所で焼いているとか。
この辺りで出来たお米は食べたくないかも・・・
田舎へと風景が変わって行く。


伝統的なマダガスカルの家屋は3階建て。
1階はゲスト用、2階は台所、3階は寝室となっており、お手洗いは外の小屋。
朝餉の用意の煙が家からあがっていた。

徐々に車から牛車に変わって行き、徒歩移動の人達が多くなっていく。



袋に詰められているものは全部炭。上には草で蓋をしてある。
ひとつの袋で田舎だと5000アリアリ(=約250円)、首都アンタナナリボだと18000アリアリ(=約900円)

ここでいきなりトラックの事故に遭遇。見事に 「く」 の字に曲がっていて動けず、乗用車だけは何とか横をすり抜けていける状態で、大型車は登りも下りも大渋滞。


水力発電をする為のダム。

グレープフルーツなどが売っていた。

おやおや、こちらでも事故。


モラマンガ Moromanga という町に到着。モラ=静か、マンガ=綺麗・青い という意味なのだそう。
この町に来ると、輪タクがたくさん。プシプシと言うのだそうで、英語の PUSH から来ている。
1947年にフランスと独立戦争を行った際、この町の人達の約5000人が亡くなった。今でもお年寄り達はフランスのことを良く思っていない。
若者もしかりで、2010年のサッカーワールドカップで、フランスチームが早々に負けた時には、独立大通りでお祝いがあったぐらいなのだそう。

検問もちょこちょこある。
我々も旅行中に2度、検問にあったが、車の証明書や免許証を見せるだけでOKと簡単だった。
乗り合いバスや乗り合いタクシー(通称タクシーブルース)は結構厳しくチェックされるとのこと。南アと同じだなぁと。
首都アンタナナリボから3時間ほどのドライブで、ペリネ特別保護区に到着。その様子は<3>で。
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